白い猫のハートの足跡

ハートフルな本が好き



ハートフルな人が好き



ハートフルな生き方が好き


テーマ:
学校で好きだった場所 ブログネタ:学校で好きだった場所 参加中
本文はここから


私が学校で好きだった場所、と聞かれたら、
迷わずに「図書室」と答えます。

図書室の空気がまず大好きです。
紙の匂い、本に加工された匂い、その独特の匂いが落ちつきます。

そして、シンとした落ちついた雰囲気が好きです。
居心地がいいのです。

どこもかしこも本が埋め尽くされた図書室。
どの本を読んでも自由だし、読んでも、読んでも、なくならない量があるのがまた安心なのです。
次はどの本を読もうかと考えるだけで、胸が躍ります。

活字中毒の私は本が大好きですが、本のある場所も好きなのです。
本屋さんも普通に好きですが、読むスペースがあり、落ちついて静かな図書室は特に好きでした。

図書室のある場所は、ちょっと角の方だったのですが、それもまた良かった気がします。

本が大好きだっただろうこの作者の本もお勧めです。

図書館の神様/瀬尾 まいこ

¥1,260
Amazon.co.jp

瀬尾まいこさん自身が、主人公の教師と重なるような感じがします。
文芸部の顧問の教師と、明らかに文芸部とは異色の男子生徒との関わりの中で、主人公の教師もまた自ら内省して、向き合っていくのが素敵でした。

図書館(図書室)には神様がいる。

私もこの本のタイトルを見て、同感でした。活字はそこに魂を持っています。
その魂を沢山集めた図書室が、ただの無機質な空間である訳がないのです。

作者、そして、読者の思いを沢山集めた空間に、きっと神様はいると思います。


AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:


柴田 よしき
水底の森 上 (1) (集英社文庫 し 39-2)



柴田 よしき
水底の森 下 (3) (集英社文庫 し 39-3)

人を不幸にする女性というのが、本当にいるのでしょうか。
このミステリーの主人公、風子は、まさにそんな女性です。

すごく美人ではないけれど、なぜか心惹かれる風貌をしていて、男性はこの女性に恋し、そして、必ず不幸になっていく…。
その不幸に巻き込まれるの風子。

「もう森へなんか行かない」というシャンソンがエンドレスで鳴り響くアパートの一室で顔を潰された男の死体が発見され、部屋の借主である高見健児と風子の夫婦は行方不明。
翌々日、高見健児の絞殺死体が見つかるが、風子は依然姿を消したまま。
刑事・遠野要は、風子の過去を追ううちに、忘れ得ぬ出来事の相手が風子であると気づく。

時間軸を行き来しながら、沢山の人と運命が、複雑に絡み合い、風子の人生を紐解くのがとても面白く、一気に読ませます。

大長編ですが、私はこのくらいの長さが好きです。
読んでもなかなか終らない謎が沢山入っていると、長く楽しめますよね。

でも、寝不足になってしまいましたが。

不幸の連鎖の連続に、読んで悲しくなりますが、かといって読むのはやめられません。
何一つ悪いことをしていないのに、悪いことに巻き込まれて行く風子。
風子の一生を一冊に凝縮した内容です。深く、悲しいですが、面白かった。


是非、秋の夜長に読んでみてください。



AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
色々なことを経て、佐々木丸美さんの本が復刊されることになりました。
私の中での永遠の作家さんです。
ご冥福をお祈りすると共に、丸美さんの作品を改めて読むことが出来る喜びを感じています。

以下のページでご確認ください。

全作、復刊されるのが、復刊ドットコム
http://www.fukkan.com/fk/GroupList?gno=2

また、館シリーズの3冊を復刊するのが東京創元社
http://www.tsogen.co.jp/wadai/0611_02.html
AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:


瀬尾 まいこ
温室デイズ


瀬尾まいこさんは文が上手い!
だから引き込まれて読んでしまいます。
現役教師の瀬尾さんの描く学校崩壊は、リアルだけどなんだか悲しく、こういう問題に解決はないと分かっていても、読後、苦しい思いが残りました。

舞台は「温室」である中学校。
でも大人に守られるはずの中学は、温室ではなく、隔離され野放しにされた世界でした。
校内が荒れ、予兆があり、そして、誰かがターゲットになりいじめられる。
いじめる子への尊厳もなければ、いたわりもない、人として見ていない残酷なまでのピュアさ。
ここでいうピュアというのは、未熟というべき丸裸の心です。

いじめられても見てみぬふりの生徒、先生。
主人公はひどいいじめにあっても、芯の強さと目標があるので、表面はここまでという程ひどい目に合わされてtも、心の底まではやられません。でも、読み続けているうちに、もう、いいよ、逃げてもいいよ
(逃げるとは死ではありません)と言ってあげたくなる程残酷です。

瀬尾さんの文章はリアルではあっても、どこか優しさがあるので、残酷ないじめでも現実をやんわりさせる効果があります。逆にそうでなければ読み続けるこ とは困難かもしれません。

この本の書きたいと思う部分とはずれるかもしれませんが、主人公の友人がカウンセリングを受けた手法を、ぐれている男子に使うのですが、その過程がとてもよかったです。

まず、受け入れて、ただただ話を聞く。気持ちを肯定してあげる

やはりこれは大事かもしれません。

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
佐藤 多佳子
しゃべれども しゃべれども

単純な恋愛オンリー小説じゃないけれど、なんとも愛しい恋愛小説なのです。


意地っ張りで猫目の美女五月、学校でいじめられている小学生、強持ての元プロ野球選手、か弱くも優しい青年の良、みんなが一同に落語家の三つ葉の元へ集い、自分の悩みやコンプレックスを乗り越えようと必死になるのです。

そして、それぞれが、お互いに関わることで成長し、人との関わりに喜びを抱けるようになっていくのです。


アマゾンより紹介↓


しゃべりのプロだろ、教えてよ―あがり症が災いして仕事も覚束なくなった従弟の良や、気まぐれで口下手なために失恋ばかりしている美女の五月から頼られて、話し方教室を開くハメになった若い落語家の三つ葉。教室には苛めにあってる小学生や赤面症の野球解説者まで通ってきて…。嘘がつけない人たちの胸キュン恋愛小説。



一言では説明できない味わい深い小説ですが、私の中のベスト10に入る大好きな一冊です。


恋焦がれるとは言い難いけれど、毎日の生活での疲れが溜まった時、この本を読むことで何か突破口が得られるかもしれません。


そして、優しい気持ちになれる恋愛がしたいなと思うはず。


超お勧めの一冊です☆

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
平 安寿子
なんにもうまくいかないわ

最近、マイブームの平さんの短編集です。

主人公の志津子さんは、42歳のリッチなシングルウーマン。

親友の令子は冴えない専業主婦。


どちらにも悩みがあり、喜びがある。


40過ぎて落ち着いて達観するだろうというのは、若い頃何も知らないから。

きっと、人って、40になっても50になっても、60、70になっても、あがいて、成長したくって、好奇心があって、楽しみたくて、これで終りたくないって思うんだろうな、と感じる一冊でした。


表紙裏にあった文章より。


「そろそろ目を覚まして、あるがままの人生を受け入れなさいよ。40でジタバタして、どうするのよ。

わたしたち、50になるのよ。70になるのよ!」

「あんたはいいわよ。お帰りただいまって言い合う亭主がいる。

子供の成長を見守る仕事がある。わたしには、何もないのよ。

食べて寝て、生活費稼ぐためにまた起きて働いて、死んでいくだけなのよ。

それだけの人生で我慢しろっていうの?」


ドタバタ忙しい小説ですが、志津子さんのすごさは読んでいるうちに分かってきます!


元気がもらえる一冊です。

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
平 安寿子
グッドラックららばい

先日読んだ「くうねるところ すむところ」が面白かったので、第二段でこの本を読んでみました。

いや~、想像以上に面白くって驚きました。


まず、人物設定がいいです。


悪いことは何一つ出来ないような、小心者の節約家の父親。

好き勝手自由に生きるヒッピー風長女。

そんな家族を見てうんざりする、超合理的、現実派の妹。


そして理由なくふと家出してしまった母親。


でも、この話、暗いところは全くないのです。


崩壊しているにも関わらず、それぞれがとっても面白い。


「まあ、しょうがないか」と思い、とりあえず明日に向かって生きていくしかないのが現実。


ユーモアたっぷりに崩壊家庭を書いていて、読んでいる方も笑ってしまいます。


私が一番痛快だったのは、家出した母親のエピソードです。

家はいつでも帰れる、家族はきっと受け入れてくれる。帰ってしまったら「あがり」になってしまう。

それはもったいない。


そうして、普通の主婦では味わえないような人生を味わうのです。


その中でなるほどな~と思ったのは、旅館の住み込みで働く時に、頭を下げるのが快感になったこと。

なぜなら、頭をさげている瞬間「演技している自分に酔える」というのです。

こんな気持ちで仕事が出来れば、腹の立つこともなくなるかもしれません。


崩壊家庭にも家出主婦にも、そうこの本に出てくるどの人物にもなりたくはないけれど、それぞれが一瞬感じる考え方、エピソードにはハッとなるものが多かった、愉快な小説でした。


良かったら読んでみてくださいね!


ちなみに、アマゾンのあらすじより転記です ↓

バラバラだって大丈夫。家族は他人の始まりだから。
モラルと常識を笑い飛ばす、書下ろしネオ・ファミリー・ロマン

プチ家出から何年も戻ってこない母
ダメ男に貢ぐのが趣味の姉
まあ、いいじゃないかと様子見の父
立身出世に猛進する妹

人の迷惑顧みず、自分のことだけ考える、タフな一家がここにいる。

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
曽野 綾子
極北の光

曽野綾子さんの小説は必ず得るものがあり、読後、いつもしみじみとした気持ちになります。


この本の主人公光子は、片頬にあざがある女性です。

産みの母に捨てられ、拾って育ててくれた女性はとても知的な淡々とした女性です。

育ての親こそ、曽野綾子さんの分身ともいえる女性だと思います。


一晩に2人の男性と関係し、その男性二人の身元も分からず、どちらの子か分からないと身の上話をして母は子を捨てて去るのです。

宿命なのか、光子も流される人生を送るのです。


主人公はとても綺麗なのに、あざがあるために、必要以上にそのことに卑屈になり、正直、自分の体をあまり大事にしていない部分があります。


知的な曽野綾子さんが書いている小説にも関わらず、主人公は少し智恵のない、あまり賢くない女性にしてあります。そこに意図があるのです。


例えば、私の好きな「幸福という名の不幸」の主人公、黎子は、とても知的で冷静な女性なのですが、それ故に縁遠く、結婚しないまま物語は終ります。


この本の主人公光子は、逆に簡単に男性に体を許すために、しなくてもいい苦労をしたり、辛い思いをしたりするのです。

でも、それを悲劇として捉えるのではなく、それもしょうがないと諦めながら、流されて生きていくのです。


流される光子の半生を、読みながら一緒に生きているような気がして、少し苦しくなったり、切なくなったり、そして最後に光子の未来を応援したくなりました。


読みながら、山田宗樹作「嫌われ松子の一生」という小説を思い出しました。

嫌われ松子の一生

この作品も愚かな女性が転落の一生を送る小説なのですが、作者が違うので、書き味も料理の仕方も違います。


この本についてはまた後日。


曽野綾子さんのこの作品は、読んだ後、正直、スッキリはしませんでした。

私はこういう生き方はしないな…というのが正直な感想です。

でも、誰もが持っている面を見ることができるような気がしました。


皆さんはどんな感想を抱くのでしょうか?






いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
平 安寿子
くうねるところすむところ

面白いととあるサイトの書評で目にして、図書館で予約してようやく借りて読むことが出来ました。

待ったのが数ヶ月。

密かに? 人気の本のようです。


あらすじはコチラ

↓ (アマゾンより転記)

職場の上司との不倫に疲れ、仕事もうまくいかず、30歳にして人生どん詰まりの梨央。

一目惚れしたとび職を追いかけて飛び込んだ工務店では、亭主に逃げられた女社長がぶち切れ寸前。思いがけない事情から家を建てる仕事についた30と45の女達は何が何だかの大混乱――。
人間にとっての家とは、生まれ育ったところであり、初めて家賃を払う経験をさせてくれ、そして人生最後の時を過ごす場所。

あなたの人生と結ばれている家を思い出しながら、彼女達の冒険の物語におつきあいください。

率直に言って面白い!

ちょっと読者サービス満点というくらい、ツボを得ているけれど、やっぱりそれは面白かったということだと思います。


主人公の梨央のパワフルさと、一直線さ、時に涙する心細さに共感すること間違いなし。

全てに順風満帆ではないけれど、頑張ったら頑張っただけ、必ず得ることがあるんだなと思います。

それは結果として返って来ることもあれば、そうでないこともあるけれど、これだけはいえます。

一生懸命頑張ったことは、少なくとも「自分の中で頑張った」という、自分に対しての誇りや自信となりますよね。(時に上手くいかなくてめげてしまうこともあるけれど、少なくとも自分に対して後ろめたいことはないはず!)


そうして培った自信が心の強さになって、次へのステップとなるバネになるんだなと感じました。

バネって遊びの部分が大事ですよね。ギュウギュウになってしまったら、次に飛んでいけません。

人間も遊びが必要なんですよね。


この本は、頑張りながらも遊びの部分が垣間見えて、楽しくワクワクしながら、一緒に切なくなったり。頑張っているけれど、毎日に煮詰まっている女性に送りたい一冊です。


是非、読んでみてくださいね!

きっと元気をもらえると思います☆


いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
曽野 綾子
魂の自由人

私が好きで尊敬する曽野綾子さんのエッセイです。


魂の自由人とは、自分勝手に気の向くまま生きる人間のことではない。

自分を律し全行動に責任を持った、他人を頼らない生活こそが、本書で提唱される生き方である。

自分がいい人だと思われることをやめるだけでも、魂はかなり風通しがよくなるのである。

胸のすくような曽野綾子節全開! 悩みがあって不幸だと思っている人、悩みもないが自由でもないと思っている人はもちろん、自分は自由だと自覚している人にも、必読の書。


もし自分の努力が必ず実る、ということになったら、人生は恐ろしく薄っぺらなものになるだろう。


人に嫌われることを恐れてはいけない。著者が追求しつづける風通しのいい生き方(アマゾンより)


 真の自由とは、自分の心のしがらみからも解放されることだと思います。

自分の中の嫉妬、期待、不安などから、自分の力で解放すること。

そうでないと、人にどう思われるか、人にこうしてもらいたいなど、自分では解決できないような気持ちを抱えることになり、苦労すると思うのです。

 気楽に生きるためには、その前段階で自分自身が自立して生きるという大きなハードルを乗り越えなくてはいけないのかもしれません。

 それをクリアした時、本当の自由が訪れるのかもしれません。


 人に期待しない。

 公平というものを求めない。

 正論ほど薄っぺらなことはない。


 これだけ書くと誤解されるかもしれませんが、元々人生は不公平。DNAの段階から優劣はあり、生まれた家や両親など選べる訳でもなく(宗教的な意味で無意識に選んでいるという考え方はこの際置いておいて)、公平を求めるほど、苦しむのだと思います。

  

 最初から不公平であることを受け入れて、その先にどう楽しく生きるかを考える。

 そのためには、精神的にも経済的にも自立すること。

そして、人に期待せず、自分らしく生きることが続くのです。


 もし興味があったら是非、読んでみてくださいね。一つでも自分の力になるような言葉を発見してもらえたら私も嬉しいです。

いいね!した人  |  コメント(3)  |  リブログ(0)

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。