白い猫のハートの足跡

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さだ まさし, 東 菜奈
おばあちゃんのおにぎり (くもんの児童文学)

さだまさしさんの実際にあった出来事を、子供が関心を持つようなストーリー展開で引きつけます。

さだまさしさんが敬愛するのはおばあちゃん。
若い頃の冒険談を含めて書かれたおばあちゃん像は、とても賢く、頼りになる、機転の利く素敵な女性です。

おばあちゃんが、「ぼく」の7歳の誕生日に「一番好きなものをあげる」と言われ楽しみにしていたのです。
ところがそのプレゼントとは、誕生会では誰も手をつけなかった、「おにぎり」だったと知ってショックを受けてしまうのです。


読み終わった後、ジンと胸が熱くなりました。

さだまさしさんが人望があるのは、きっと大事なものを忘れず、謙虚だからですね。
その謙虚さは、おばあちゃんから伝わった宝物なのだとこの本を読んで感じました。

あとがきも合わせて読むと、その誕生会の事実が分かり、納得が出来ます。

さだまさしさんの書く小説のファンの私ですが、詩や文など、天性の感性があるのでしょうね。素敵です。
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エレナ エスティス, Eleanor Estes, Louis Slobodkin, 石井 桃子, ルイス スロボドキン
百まいのドレス

50年ぶりに訳を新しくして再販された本書を読むと、子供のいじめ、差別はずっとずっと昔からあったことなのだと感じます。

あらすじです。

いつもすり切れた青いドレスを着ている、ポーランド移民のワンダ。
クラスのリーダー、ペギーがそれをからかうと、「私は百まいのドレスを持っているのよ」と言い張るワンダに、ますます意地悪したくなるのです。
おとなしく優しい、マデラインは、意地悪をやめたいと思いつつ、きっかけがないのです。
そして、最後にワンダの百枚のドレスの意味が分かるのです。
心が熱くなりました。


この本で分かるのは、意地悪している子供たちは、決して悪い子ではなく、人からは面倒見が良く優しいと言われていることなのです。
なぜ、一方には良くできて、一方には意地悪してしまうのでしょう…。
それが、人間の本質なのかもしれません。

今の時代の子供たちにも読んでもらい、どうして、人を選んで、優しくなったり意地悪になったりしてしまうのか。意地悪をやめる勇気はどうしたら持てるのか、など、話し合ってもらいたいと思う作品でした。

本当に名作ですし、こんなことを書くのは申し訳ないのですが、訳が難しかったように思います。
石井桃子さんという、高名な文学者の方が訳されているのですが、本当は今の時代の子供たちにあった訳と言葉使い、後、改行をもう少し多くしてもらえれば、子供たちが手に取りやすいのではと惜しくてなりません。

字が小さくて、改行がなくダラダラと長い文が続くと、今の子供たちは敬遠傾向になってしまうのです。残念です。
(訳自体はとても高尚で素敵なのですが、時代的に受け入れられるのは難しいかもしれないと思います)
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竹田 まゆみ, かみや しん
大きらいな あの子

子供の心をまっすぐ捉えた、中学年向きの一作です。

人気者のクラスメイトが出来て、自分が平凡に見えてしまう気持ち。
ボーイフレンドもとられてしまう気持ち。
お母さんがその子を誉めると淋しくなる気持ち。

分かるな、この気持ち!
そんな子供の素直な心を、そのまま表現した本です。


ラストもこじつけではなく、素直に自然に終ります。作り物ではない本物の子供の世界が広がります。

是非、お子さんと一緒に読んでみて欲しい本です。
書店では手に入れにくい本ですが、ネットや図書館では探すことが出来ると思います。
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アレクサンドラ モス, 阪田 由美子
ロイヤルバレエスクール・ダイアリー (3)パーフェクトな女の子

待望の3巻です。

パリから来た転校生、イザベルは、パリオペラ座最高! という憎らしい優等生。
言うだけあって、本当に完璧。スタイルもバレエも抜きん出ています。

でも、豪に入れば豪に従えということわざがあるのに、イザベルはロイヤルバレエをバカにして、みんなと馴染もうとしません。

嫌な子! と思いながらも、優しいエリーは、イザベルの心を開こうと一生懸命努力するのです。
そして、頑なイザベルの淋しさを知ったエリーは、その頑な気持ちを溶かして行くのです。

私が好きなシーンは、イザベルがエリーにバレエを教えるシーンです。
温かで適切なアドバイスを受けて、エリーは格段に上達します。友達同士っていいな、同じ夢を持っている同士って素敵だなと感じました。

さて、発売が伸びていた4巻ですが、11月22日に発売されたようです!
今日あたりアマゾンから届くでしょうか。
楽しみです。
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アレクサンドラ・モス, 阪田 由美子
ロイヤルバレエスクール・ダイアリー (2) 信じて跳んで

引き込まれて読んだ1巻に続いて、早速2巻の感想です。

無事、エリーはロイヤルバレエスクールに入学。
でも、入学試験でぶつかってしまったララと再会。ララに逆恨みされていることを知るのです。
1巻でも、転校先の学校のクラスメイトと色々とあるのですが、エリーの性格の良さで乗り切ります。
2巻でもララと上手く仲直りできるのでしょうか?
エリーの素直さ、優しさ、器の広さを感じる展開でした。

さて、本題の寄宿舎生活ですが、バレエ大好きっ子の集まりの中で、みんな生き生きと生活しています。
バレエだけじゃなくて、勉強も遊びも、1日2回のお菓子の時間も楽しそう。
バレエっていうとダイエットのイメージがあるけれど、出てくる食事は何とも美味しそう!
栄養満点で、無理なダイエットはしていないようです。

そして、バレエ学校の寄宿舎生活からイメージするような、厳しくバレエだけを鬼のように踊らされる…というのでは全然なく、もっと自然に楽しんで生活している様子に嬉しくなりました。

「信じて跳んで」の言葉。
バレエとは関係なく、私自身が励まされました! 
そう、まずは自分を信じなくっちゃ! 出来るってことをね!

3巻も楽しみですね!
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アレクサンドラ・モス, 阪田 由美子
ロイヤルバレエスクール・ダイアリー (1) エリーの挑戦

バレエ好きな私が、アマゾンで目にして早速購入しました。
ほぼ毎月1冊出版。全8巻の1巻目です。

ストーリーの前に、まず表紙が綺麗!
中のイラストもかわいらしくて素敵です。女の子が大事にしたくなるような、デザインも素材も凝っていてキラキラしていて本そのものが素敵です。

ストーリーですが、1巻目はエリーがママの仕事の関係でイギリスに引っ越してくるところからです。
アメリカ英語のため、イギリスの学校ではからかわれて嫌な思いをします。
でも、持ち前の元気と優しさと思いやりで、最後はみんなとの友情を築けます。
そして、ロイヤルバレエスクールを受験するのです。

この本はバレエだけでなく、友情、家族愛、恋が盛り込まれていて、それが決して消化不良にはなりません。
どれもがバランスよく噛みあって、どれがなくても人が成りたたない、現実に添って書かれていると感じました。


文章も読みやすく、小学校中学年くらいからなら読めるでしょう。
また、バレエを習っていれば自身に重ねられるでしょうし、習っていなくても可愛いイラストで解説してあるので困ることはありません。

大人の私が先が楽しみで、待ち遠しい状態です。

1巻と2巻に可愛いシールつき。
また、全巻購入得点でダイアリーがもらえるようです。ワクワク。
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ロアルド・ダール, クェンティン・ブレイク, 柳瀬 尚紀
アッホ夫婦 ロアルド・ダールコレクション 9

「チョコレート工場の秘密」で大ブレイク中の、ロアルド・ダールの新訳シリーズからの1冊。


どうしても比べてしまうのが訳者の違いです。

新版のこちらより、旧版の方が好みかな。

旧版では、「いじわる夫婦が消えちゃった」というタイトルで出ています。


ロアルド・ダールの中ではこの話はちょっと下のランクかもしれません。


変な大人が出てきて、それを面白いくらい懲らしめるのがダールの作品の醍醐味なのですが、この本は子供が出てこないこともあって、今ひとつ嫌な大人に面白みが湧きません。


いいところが一つもなく、夫婦でいがみ合い、動物や鳥に意地悪をする意地悪夫婦の話です。


短くてすぐに読めるので、中学年のお子さんにもお勧めです。


なんて、ちょっと辛口なコメントを書いてしまった後でお勧めというのもなんですが…。

私は個人的にダールが好きなので、全作読破を目指しています。

大人の本も面白いのでそれも少しずつ紹介していきますね。


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村山 早紀, ふりや かよこ
魔女の友だちになりませんか?

魔女のルルーは魔女であることを隠して暮らしています。

というのは、人間の中で「魔女」というのは異質だから。

人と違う自分を、人に認めてもらえるかどうか不安だし、自分も、人と違うことに自信が持てないのです。


人間の友だちとの触れ合いと別れを経て、自分のことを認め受け入れられたルルーは、魔女である自分を誇りに思い、堂々と生きていけるようになるのです。


この本の主人公、ルルーは魔女ですが、読むのは、普通の人間の子供たちです。

その子供たちに作家さんが言いたいことは、「人には言えない本当の私」を自分で認められるようになることです。


こんなこと考えるのは私だけかな? 私って変わっているかな?


そんな風に不安に思ったり、心配したり、自信がなかったりするけれど、案外みんな同じように思いながら、それを隠して笑って過ごしているだけかもしれませんね。


この本には小さな気づきが沢山あります。

その中で心に残った言葉を一つだけ紹介させてくださいね。


「むかしのかなしいことを考えたって、それはおわったことでしょう?

 今のかなしいことなら、あしたにはきょうよりももっといいことがぜったいにあるだろうし、

未来におきるかなしいことを考えてなやむのは一番の時間の無駄だよ。

だから、しあわせなことを考えようよ。同じ時間をつかうなら、そのほうがいいと思うよ」


そう、私も同じように思うのです。


未来に起こるかどうか分からないことをずっと心配していたら、その時間がもったいないと思うのです。

その日がおきたときに考えればいいことで、ずっと悩んでいるのは、悩みの元がないのに悩みを作るようなものだと思うのです。


だから、同じ考えるなら幸せなことを考えたいですよね!


子供だけでなく大人にも読んでもらいたい一冊です。

教えてくださった方に感謝☆



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J.K. ローリング, J.K. Rowling, 松岡 佑子
ハリー・ポッターと賢者の石 (1)

出版されて早5年も経つ、大ベストセラーをようやく読み始めた私です。

映画は子供と毎作見ているのですが、本はようやく、騒ぎが静まってきたので、読む気になりました。


本を読んで驚いたのは、映画が本に実に忠実に映像化されているという点です。

映画だけの想像はあまりなくて、本に書いてあることを余すことなく、実に素敵に映像化しているんだなと思いました。


本の話に戻りますね。


この本は、ハリーが人間に育てられていたある誕生日の日、魔法学校から入学証が届くのです。

みんなに虐げられていたハリーが、実は偉大なる魔法使いの子供だった!

胸がすくような思いです。


その後、ハリーは神童としての能力を発揮して、友人に恵まれ、問題を解決していくのです。


この後の作品は、ハリーの煩悩や苦しみになっていくようですが、その成長も楽しみです。


文句なく、面白い作品だと思いました。


絵もない長い小説だけど、想像力のある子供たちなら、目の前に自由に映像が浮かぶだろうと思います。

うちの息子は本が苦手なので手をつけませんが、こんな世界を好きになってもらえたら楽しいなと、本音では思う私なのです。

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宮下 嶺夫, ロアルド・ダール, Roald Dahl, クェンティン・ブレイク, Quentin Blake
マチルダはちいさな大天才

ロアルド・ダールに興味を持ち、今更ですが読み始めました。

最高に面白いです。

こんなに面白い本があったの~と悲鳴をあげたくなるほど!!

ロアルド・ダールは大人向けの本を一冊読んだことがあるのですが(「あなたに似た人」)、この本を読んだ時より、児童書を読んだ時の衝撃の方が大きいです。


この本のあらすじを少しだけ。


マチルダは5歳。

でも、実は大天才で、4歳で図書館にある大人向けの本を読破してしまい、3桁の掛け算を空で言えるほどの天才ぶり。

でも、両親はペテン師で頭が空っぽ。

勉強が好きなマチルダを怪我のかさぶた程度にしか関心はなく、愛してもいないのです。


マチルダが小学校に入学すると、周囲の子との差に、担任のハニー先生が気がつきます。

ところが校長のミス・トランチブルは、凶暴で怪獣のような恐ろしい女校長。

子供をいじめるのが大好きで、子供の三つ編みをつかんで砲丸投げしてしまうほどの恐ろしい女性なのです。


そんなミス・トランチブルがマチルダに目をつけない訳がありません。

でも、持ち前の賢さで、乗り切っていくマチルダ。


一番、心温まるのが、ミス・トランチブルに罰を与えられた少年が、その罰を乗り越えるシーン。

そして、優しいミス・ハニーと、マチルダの真の友情が芽生えたシーンでしょうか。


これ以上のあらすじは、本編を読む楽しみが減るのでいえませんが、最後は本当にスッキリしますよ!

嫌な大人たちを、頭と能力を使ってこらしめるマチルダは、神の救世主!

でも、ごくごく普通の少女のような愛らしさを持っていて、笑って楽しめる小説なのです。


大人の私が目を輝かせ、読んでしまうほどの魅力を持っている本でした。


お勧めです☆

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