白い猫のハートの足跡

ハートフルな本が好き



ハートフルな人が好き



ハートフルな生き方が好き


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東野 圭吾
赤い指

東野圭吾さんの待望の新作です。
親の歪んだ愛、痴ほう老人を抱えた家族、夫婦の関係、嫁姑の関係など、色々な問題を抱えた夫婦に起きた子供の事件です。
子供が想像を超えた大それたことをしでかした時、親であれば誰でも動揺し、なかったことにしたいと思うことでしょう。
でも、実際に起きてしまった後でどう始末をつけるか、その姿勢も大事なのかもしれません。

犯人一家の姿と、それを追う刑事の家庭の事情。
両面から描いた物語でした。

内容としてはこのページ数が間延びせずちょうどいいのでしょうけれど、最近、他作家さんの力作長編を読み続けているせいか、物足りなく感じました。

この本が一番言いたかったことは、親子の愛なのでしょうか。
溺愛でも無関心でもなく、きちんとした人間に育てること。
不変の悩みかもしれません。
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さて、私が当時めぐりあった本は、今でも強烈な印象を放っています。
大人になって読んだ本も、すごく心に残った本もあるのですが、中学、高校の時にめぐりあい、好きになった本こそ、今だに色あせずに私の心の基本的な部分になっていると思うのです。

好きなジャンルは日常を離れた世界観でした。

日本の作家さんから紹介します。

まず、筒井康隆さん。
「時をかける少女」、「ミラーマンの時間」、「緑魔の町」 など、ジュブナイル物を読んでから、そのまま、筒井ワールドに傾倒していきました。
時をかける少女、ミラーマンの時間は、今でもあらすじを言える程、何回も繰り返し読んだくらい面白かったです。今の時代の子供でも面白いと感じてくれるでしょうか?
設定は本当に面白いので、後は文章を受け付けるかどうかですね。

当時人気だった学園物SFの眉村卓さん。
「まぼろしのペンフレンド」を初め、数多くの学園SFを書かれました。
10冊くらい、私の本棚にあります。読み返すことはないのですが…。

ちょっと変わった趣味かもしれませんが、都筑道夫さん。
故人となられた都筑さんですが、本当にすごい才能の持ち主で、私を魅了しました。
「猫の舌に釘を打て」、「なめくじに聞いてみろ」などの奇想天外なスリラーも好きでしたし、 「銀河盗賊ビリイ・アレグロ 」のようなヒロイックファンタジーも好きでした。
都築さんも故人になられたものの、現在も根強いファンもいるかと思いますが、本当に多才な方で、もっともっと世の中で評価されるべき作家さんだと思うのです。

そしてショートショートの神様。
星新一さん。
どのストーリーも面白かった!!

その他、豊田有恒さん、光瀬龍さんなども記憶にあります。

松本清張さん、横溝正史さん、小松左京さんなど、日本のミステリーの重鎮たちの本も面白くて片っ端から読んだのを記憶しています。

そしてがらっとジャンルは変わりますが、現実の少女の気持ちを捉えた吉田としさんも大好きでした。
国土社から出ていたジュニアロマンシリーズが大好きで、何度も図書館で借りたことを記憶しています。
数年前、ネットのオークションでほとんどを集めました。
そのくらい私の心の中にずっと残る作家さんです。

他にも沢山日本の作家さんで好きな方はいらっしゃいますが、また後日思い出した時にでも…。
そう、私は当時、日本の文学と言われた方の本は敬遠していた嫌いがあります。
例えば、夏目漱石さんとか、川端康成さんとか、大人になって読むと味わい深さが分かるのですが、当時は敬遠していたなあ。

次回は海外編です。
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小学生の頃は本好きなクラスメイトも多かったのですが、中学生になって本が大好きという友人は、ずいぶん少なくなってきました。
多分、部活、受験勉強などで忙しくなってきたからでしょうか。

私は恥ずかしながら、成績が良かった小学生の頃とは違い、全く勉強しなくなった中学生時代は成績も急下降。勉強しなくても点が取れたのは国語、音楽などで、数学は読解力と基礎力があったのでまあまあ。
その他、英語は最悪。暗記ものの社会、理科も2と3をウロウロという恥ずかしい状況でした。

私が本にのめり込んだのは、本の世界の方が性に合っていたからに他なりません。
部活にも入らない私は、ある意味、変わり者でした。
今なら、それでもいいと言えるのですが、当時はみんなに揉まれて強く生きることにも抵抗があり、また、そういう自分がいいとも思えず、自信もありませんでした。
本が好きというだけでなく、本の世界に逃避行していたのです。

そんな経緯があるので、本が好き=全てOKとも言えない私がいます。
やっぱり社会での生活が一番優先されるべきなのだとも思いつつ、私みたいな子供も否定したくないなと思ったり。

当時の私の中学時代は、都会の学校ということもあり、偏差値競争の真っただ中で、心の教育より勉強という時代。
学校は優等生と勉強が全く出来ない不良の両方が混在し、どちらにも属さない生徒の中でも、クラブ活動で活発な子は活き活きとし、そうでない生徒は肩身が狭いという雰囲気でした。
いじめは横行し、校内暴力もありました。
勉強の出来ない生徒を救う先生もいなかったので、成績は二分化されていたと思います。
ちょうど真ん中で目立たない私などは、放っておかれた感じですが、それはそれで悪くなかったのに、当時はそういうのにも満足していなかったのを記憶しています。

あまり楽しい中学時代ではなかったので、本に逃げた私なのです。

さて、前置きが長くなりました。
長くなりすぎたので、私の中学生時代に好きだった本は次回にご紹介したいと思います。
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碓井 真史
ふつうの家庭から生まれる犯罪者

ネット検索をしていたところ、著者の心理学サイトに出会いました。
サイトの内容は盛りだくさんでまだ少ししか読んでいないのですが、そこで紹介されていた本書を、まず読んでみました。

http://www.n-seiryo.ac.jp/~usui/index.html

私も子の親として、子供が加害者にも被害者にもなる可能性があると考えています。
もちろん、どちらにもなって欲しくないし、また、幸せ感を感じて生きていって欲しいと願っています。

幸せというのは言葉にすると難しく、一般的に幸せと思われる定義もありますが、その定義の中に暮らす人たちが必ずしも幸せでないという現実もあります。
私が思う幸せとは、「自分が幸せと感じられるかどうか」に尽きるのかなと思うのです。

そして本書でもそれは同意見でした。
いわゆる全てが揃った家庭から起きる事件は、筆者の見解では、満たされない思い、受け入れられない思いがあったことが発端とあります。

後は、人間的な未熟さゆえともありました。
冷静に客観的に分析できれば、事件は起こらないかもしれません。でも、心が傷ついた状態では、「自分」オンリーの視点でしか、家族の愛も量れないのかもしれませんね。

本書の特徴として、読むと「ああ、あの事件」と思い出す大きな事件を沢山例にあげています。
ある意味、興味本位で読みたくなってしまう部分もあるのですが、興味を満たしてくれる程、事件の詳細を語っている訳ではなく、著者は結論として、家族の愛が伝わらないと事件となる、ということが言いたかったのだと思うのです。
また、立派な親の子供への要求が、その子供の度量を超えた時、親への憎しみに変わるのだともあり、それも納得できました。

私は著者の意見も正しいとは思いますが、先天的に犯罪を犯すような遺伝子が組み込まれた子供もいるのではないか…と想像しているので、その当たりはどうなんだろうかと感じました。

なお、著者は妻(お母さん)だけが一人で子育てをする弊害も書いてありました。
子供が事件を起こせば母親が責められるけれど、この時代、たった一人で母親が子供を育てることで、問題が起きない訳がないとおっしゃっています。

家族、地域の間が希薄になっている現代、子育ては容易ではないと、私も心から思います。
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突然ですが、私の本好きになった経緯を話したくなりました。
興味のある方は読んでくださいね!

私が小学校中学年になるまで、実家はパン屋さんを営んでいました。
パン屋さんと言っても、自分の家で焼くパン屋さんではなく、今でいうコンビニのようなものでした。
朝焼いたパンが届けられ、それが陳列棚に並べられます。
他には雑誌、お菓子、雑貨など、所狭しと並べられていたのです。
ちなみに、父は自営業で他の仕事をしていたので、母と母の妹が2人でお店をやっていました。

忙しい両親の元で育てられた一人娘の私は、1~2才くらいまでは、大きめの段ボール箱に本と一緒に入れられていたのだそうです。
これは全く記憶になし。
でも、母が言うのですから本当なのでしょう。

3才で字が読めるようになった私は、ずっと本と向き合っていたようです。
幼稚園に入ると同時に、図書館にも通いはじめました。まさに本が友達でした。

本は見知らぬ世界に冒険に連れ出してくれたり、喜びや悲しみなど、自分以外の世界を教えてくれます。
現実の世界より、空想の世界が好きだったので、ある意味、本好きも善し悪しかもしれません。
友達も多少いましたが、今の私が社交的と言われるのと正反対で、恥ずかしがりで臆病な少女だったことをはっきり自覚しています。

小学生の頃好きだった本といえば、記憶にあるのが、ドリトル先生のシリーズです。
他には海外の少年少女探偵シリーズ。
今でいうジュブナイルというジャンルなのでしょうか。アメリカナイズされた事件ものに、私はワクワクしたのを覚えています。
さとうさとるさんの小人ものや、安房直子さんの世界も大好きでした。
他にも沢山読んだのでしょうか、今思い返すとあまり記憶にありません。

多分、手当たり次第、図書館の棚の端から端まで読んで行ったという感じかもしれません。
自分の好みが分かってきたのが、中学生の頃からです。

TVより本が好きなのは今も同じです。
TVは想像力をかき立てられませんが、本は私だけの空想の世界に誘ってくれます。
それは知ったものにしか分からないすごい魅力があるのです。
(でも、私の息子は本よりTVが好き。私にも責任はあるのですが、本の世界の喜びを伝えられなかったことは残念だと今でも思っているのです)

中学生以降の話は、また後日書かせてくださいね!
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ハピネット・ピクチャーズ
リトル・イタリーの恋 スペシャル・エディション

レンタル屋さんで綺麗な女性の写真に惹かれて、手に取りました。
きみに読む物語の脚本家さんの初監督作品とのこと。
同じような、ゆったりとした映画かな? と想像して借りてみました。

以下、この映画のプロデュース文をコピーさせて頂きました。

『きみに読む物語』『シャイン』で世界中に感動を与えた、脚本家ジャン・サルディの初監督作品。
イタリアの海辺に暮らすロゼッタに届いた一通の手紙。
それはオーストラリアの町“リトル・イタリー”に住む、青年アンジェロからの結婚の申し込みだった。
同封されていた写真を一目見て、ロゼッタは恋に落ちてしまう。
彼との生活を夢見て、遠い異国の地・オーストラリアへとやってきた彼女を出迎えたのは、写真とは別の男性だった…。


そう、自分に自身がないアンジェロは、二枚目の弟、ジーノの写真を入れてしまうのです。
ジーノに恋をしたロゼッタと、迷惑だと言うジーノ。
ジーノには結婚を約束した女性もいます。
4人はどうなっていくのでしょう。

是非、映画を観て恋の行方を確認してみてください。

この作品もそうですが、本当に映像が綺麗で、時がとまったように恋の夢を描いています。
話の内容は冷静に考えれば夢物語ですが、でも、それでも映画なんだし、夢観たっていいじゃない! って思えます。

演出も映像もとても素敵です。
現実の世界を離れて、穏やかになれる映画でした。
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ワーナー・ホーム・ビデオ
旅するジーンズと16歳の夏 トラベリング・パンツ 特別版

私の大好きなティーンズ小説の映画化です。
本の紹介ページは、ここです。
http://ameblo.jp/shironeko-hondana/entry-10020022551.html

過去に2度観たことがあるのですが、今回、半年ぶりに観ました。
やっぱり何度観ても面白くって、感動します。

友情、家族愛が基盤になった上に、直面する出来事に心揺れながら、成長していく4人の姿。
原作にぴったりの配役で、それは奇跡だと思いました。

小説でも漫画でも、ドラマ化、映画化すると、なんかイメージが違う…と思ってしまうものですが、この映画に関しては、本当に4人が本人じゃないかと思う程、はまり役なのです。

映画を先に観た方は、是非、小説も読んで欲しいです。
セカンドサマー、ラストサマーで、4人の人生の続きを読むことが出来ます。

お勧めの映画です。
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吉田 太一
遺品整理屋は見た!

ベストセラーの本書を、図書館で予約待ちして読みました。
想像していたよりもずっとグロテスクでシビアな現実に、悪寒を感じた程です。
正直、ちょっと読み続けられない程の場面もありました。

遺品整理とは、親や子供、親戚が亡くなった後、身の回りのものを処分する仕事のことです。
家族だけでは賄えない部分を整理し、供養してくれる仕事です。

グロテスクな表現もとても強烈でしたが、それが現実なのでしょう。
私が出会ったことのない現実です。
今の日本の問題を感じさせる老人の孤独死。いえ、老人といえない50代の孤独死もありました。死後数ヶ月間気付かれないままの遺体。
イコール、故人を気遣う人が誰もいなかったことを知らされます。

出版社の紹介文もすごい迫力です。

著者が記した46の「現実にある出来事」。あまりの凄まじさに「覗き見」の興味本位で読み進めていっても、そこからは現代社会が抱えている痛みや狂気が汲み取れます。圧倒的な読後感!

私がこの本を読んで思ったのは、良く生きるために、周囲に迷惑をかけないために、自分の始末は生きているうちに自分でつけようということです。
私もものすごい量の私物があります。
大事な本だったり、洋服だったりするのですが、その他にも雑多なものの数々。
生きて行くのに必要なものは、本当に少しのものだけで十分なのでしょう。
私も少し先の話ですが、50代になったら、体力のあるうちに少しずつ整理していこうと心に誓いました。
それが残された家族への思いやりだと思うのです。

私の両親は物のない時代に育ったので、包装紙一枚捨てることが出来ないのです。
なので、親の家はまるで倉庫…。あれを私が片付けられるのか、考えただけでも恐ろしいのです。

そして、もう一つ思ったのは、この本には沢山の孤独死が載っていたのですが、私の周囲ではそういったことは起きていないのです。
おばあちゃんであれ、親戚であれ、家族に看取られて病院で亡くなっています。
それは本当に幸せなことなんだと痛感しました。
これが当たり前ではないのです。
誰からも心配されず、気にもとめられず、忘れられている死が毎日どのくらいの数あることでしょう。

そう考えれば、感謝の気持ちと共に、そういった方を少しでもなくしていこうと思う著者の気持ちもとても感じることが出来ました。

本を読んで、思わず、合掌したくなるような一冊でした。
色々な意味で、本当にすごい本でした。
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和田 秀樹
人は「感情」から老化する―前頭葉の若さを保つ習慣術

タイトルに興味があり、読んでみた一冊です。
医師である和田さんが、素人にも分かりやすく脳の話をされているので、とても読みやすく面白かったです。
 
歳をとった人がくどくなるのにも、怒りっぽくなるのにも理由があったんですね。
いつも寛容でいられるかはともかく、それはしょうがないんだと理解することで、受け入れられるようにも思えます。また、私もいつか年をとったらそうなっていくのかもしれませんし。

また、予想外だったのは、年齢を重ねたとしても、IQはそこまで落ちないとのこと。
では何が落ちているかというと、それが感情を司る前頭葉なのだそうです。
前頭葉を若く保つために心がけておく秘訣も書かれていて、まだ若い人には縁がない本かもしれませんが、知識として知っておいて損はないと思いました。

人間がおおらかで人に寛大でいられるのは、前頭葉が若いから。
そこが破綻してくると、イライラしたり怒りっぽくなったり、愚痴っぽくなったり。
鬱になったり、元気がなくなったり。
それは残念なことですよね。

年をとっても自分のためにも、周囲のためにも、理解力のある大人であり続けたいと思う私です。
この本はそういった人に対しての指針を与えてくれる一冊でもあります。
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荻原 浩
明日の記憶

正直、アッパーカットをくらったように、衝撃を受けた作品です
アルツハイマーになり、段々と記憶や認識能力をなくして行く主人公の切なさや、苦しみが本当にうまく表現できているにも関わらず、作者の筆タッチが素晴らしく、明るさとユーモアをなくさずに読めるのです。

いざ病気になった時こそ、夫婦愛を考えるのかもしれません。
先が気になり、一気に読めましたが、主人公や妻の気持ちになって、改めて再読したくなるような小説でした。奥さんがとても素敵なのです。
ラストシーンの笑顔が、目に浮かぶかのようでした。

これだけの重いテーマを、切々と書かれたら読むのも苦しいかもしれません。
ユーモアと構成の素晴らしさ!
作者の本当の力量を感じました。

今までも何作かこの作者の本を読んでいますが、底知れない実力の持ち主と思います。
これから先の作品も楽しみですね。

今年も最後になった12月、この作品と出会えて良かったです。
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