白い猫のハートの足跡

ハートフルな本が好き



ハートフルな人が好き



ハートフルな生き方が好き


テーマ:
野口 嘉則
鏡の法則 人生のどんな問題も解決する魔法のルール

帯に「読んだ人の9割が涙した!」とあって、正直、本当かなとたかをくくっていました。

お涙頂戴の話では、泣かないぞ~という気持ちもあったのです。


でも、そんな斜めな視点は読み始めてすぐに消えてしまいました。


本は前半と後半に分かれています。

前半は本当にあったある女性の体験談が書かれていて、後半はそのことの解説と、実際にどのようにしたら運が開けるかが丁寧に指導してありました。


体験談を簡単に説明しますね。


小学生の息子さんが軽いいじめにあっていて、不憫に思う女性がいます。

息子の力になってあげたくても、息子はその気持ちを受け取ってくれません。

息子を見ていられない自分と、どうしたらいじめられなくなるかを心配する気持ちで一杯のその女性は、あるつてから、経営マネジメントの方に相談することになります。


その方が教えてくれた方法は、その起こっている出来事を解決するのではなく、自分がしていることの中で修正できることを探し出し、反省し、感謝して修正していくのだということでした。

その女性はそんなことと息子のいじめと何の関係があるのだろうと、半信半疑ながら、素直にしたがってみるのですが、思いもよらぬ結果が訪れるのです。


今までも色々な自己啓発本で同じことを学んできましたが、書き口が違っていて、この本はとても新鮮でした。


子供に起こっていることと、自分が人にしていることが繋がるというのも不思議ですが、納得できます。


後は本を読んでいただきたいのですが、この本が書いていることの究極は、人に感謝することの大切さだと思うのです。


この体験談の女性は、父との不仲を自分から折れて解決したことで、流れがよくなりました。

私にもその経験があるので分かるのです。


親と不仲の場合、親が悪いのだと子供は思うのです。

確かに親は先に生まれた先輩なのですから、子供より少し大人の対応をしていれば、避けられる争いもあるでしょう。

私も若い頃はそう思っていました。


でも、親も人間だし、正直、未熟な親もいると思うのです。(自分も含めてですが)

その親を許すことが出来た時、親がしてくれたことに感謝できた時、自分の人生は大きく変わると思うのです。


最初から親に分かりやすい形で愛され、感謝できた人は本当に幸せだと思うのです。

でも、そうでない場合でも、そこを感謝に変えることが出来れば、ものすごくプラスになると実感しています。


また、親だけでなく、起こった出来事、周囲の人に感謝の気持ちを持っていることは、生きていく上でプラスを生じると思います。

感謝の気持ちのエネルギーはすごいと思います。


プラスの波動最大級ですね!


薄くて短い本ですが、沢山の「なるほど」が詰まった本です。

良かったらあまり構えずに手にしてみてください。予想以上に得るものがあると思いますよ。

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名木田 恵子, いそ みゆき

おばあちゃんからのありがとう

こんなに温かくて優しい年老いていく人への思いやりを伝える児童文学は他にあったかな? と思うくらい、本当に素敵な児童文学です。


まず、簡単にあらすじから


かなのおばあちゃんが怪我をして入院しました。

お見舞いに行った病院の売店で、あるおばあさんに目を奪われました。

背中に名前と年を書いたゼッケンをつけたおばあさんは、まるで子供のように、大人に叱られていたのです。そして、かなにお金が欲しいとねだるのです。

かなは、ショックを受けるのですが…。

最後にかなは思いやりを沢山おばあさんにあげたことで、心と心が繋がるのです。


大きな字で幼稚園から小学校低学年の子が自分で読める本ですが、大人の私が読んでもその奥深さに毎回ジーンとなるのです


まず、うまいなあと思ったのが、年齢やお金の計算が所々で出てくることです。

数に親しみ始めた年齢の子供から算数への興味をうまく引き出し、それが決してわざとらしくなく自然なのです。つまり勉強くさくなく、遊びの延長で、数字ってこうして使うんだ、お金ってこんな風に数えるんだと自然に近しいものにしていると思うのです。


思えば、勉強は自分たちが沢山の喜びや楽しさを得るためにあるもので、昔は勉強したくてもできなかった時代があったと思うのです。

お金持ちの楽しみだった勉強が、今は、強引に子供に押し付けられて、本来の面白さ(勉強は知らないことを知ることができる喜びなのだ)ということを知らないで育っていく子が多いのだなと改めて思ったのです。


こんな風に、読みやすく数字が散りばめられていることは、とても貴重です。


次に、私も子供のころよく思ったのですが、自分の親は最初から親で大人なので、子供時代があったということ

かなのお母さんもそのお母さん(おばあちゃん)からみたら、いつまでも子供なのです。

そんなからくり!? を子供が不思議に思う部分も納得できました。


そして、この本の一番のテーマ。

お年寄りと子供のふれあいです。

お年寄りも子供も邪心がないため、素直に会話できるのだなと思いました。


私がジーンと来たのは、お金を持たせてもらえないおばあさんと、そのおばあさんにお金を貸してあげたいけれど、貸してあげられないかなの葛藤です。

そして、抜けた歯を枕の下にいれると、天使がお金を入れてくれるという話しを思い出して、おばあさんに一生懸命、そのことを説明するのです。


物分りの悪いおばあさんに、一生懸命、真剣に説明するかなの思いに私は胸が一杯になりました。


誰もが年をとって恍惚の人になることを望んではいないのに、そうなってしまうこともある。

子供以下の扱いを受けて、大人から叱られて、怒られて、一人の人間としての尊厳さえ大事にしてもらえないのです。それは本人も分からなくなっているし、しょうがないのかもしれないけれど。


でも、年をとった人は、沢山の経験をしてきた人生の先輩なのですから、邪険に扱っていいものではないと私は思います。きっと自分に返ってくると思うのです。


かなは純粋に丁寧に、一人の人として、おばあさんに接しました。

そして、おばあさんが最後に頭を下げて丁寧にお礼を言うシーンに再びうるうる。


私は、理論とか知識を越えて、人間の心同士が触れ合ったのだと嬉しくなりました。


かながいつまでもこの純粋な気持ちを忘れずに、大人になって欲しいと思いました。

そして、この本を読んだ子供たちが感じた思いを、成長していく中でも忘れずに、心のどこかにずっと持ち続けて欲しいなと願っています。


本屋さんで見つけることはできないと思うのですが、是非、図書館で借りて読んでみてください。


低学年のお子さんなら、夏の読書感想文にいかがですか? 

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キム・フォップス オーカソン, Kim Fupz Aakeson, Eva Eriksson, 菱木 晃子, エヴァ エリクソン
おじいちゃんがおばけになったわけ

突然死んでしまったおじいちゃんが、夜な夜な主人公の前に現れます。

「忘れ物をしてしまって、天国にいけない」とのこと。

主人公はおばけのおじいちゃんと一緒に、その忘れ物を探すのですが…。


小さい子供でも、死というものを感じることが出来て、それがやんわりとやさしく包まれています

きっと、読み終わったあと、沢山の愛情を感じるでしょう。

おじいちゃん、おばあちゃんがいる子供に読んであげたい素敵な1作です。


ちなみに、読んだ私は、涙がこぼれてしまいました。

おじいちゃんからの孫への愛は、無償の深い、深い愛なのですね。


お勧めです。

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このブログを読んでくださる数少ない方へメッセージです。


しばらく多忙で、本は読んでいても、その感想をブログに更新するだけの余裕がなかったのですが、ようやく、気力が湧いてきました。


長い空白期間に読んだ本や、観た映画など、また更新していけたらと思っています。


よろしくお願いします。

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林 真理子
ウーマンズ・アイランド

今、一番新しいトレンディな場所、お台場をメインに、そこで働き、暮らす人々の本音と、生活。

林さんらしい、女性の嫌な部分や本音が描かれていて面白かったです。


連作短編なのですが、どの短編にも登場する俳優(かなりのプレイボーイ)。

私的には、ラストの俳優の独白はいらなかったかな。

謎のままでいた方がリアルでした。

かわいそうな生まれや育ち、依存症の事実など、あまり興味なかったかな。

単に女好きでいいじゃないかと思うのですが。

多くの男性がそうなのだし、美貌とステイタスとお金があれば、それを利用するのもまた一つの生き方ですし、意味をつける必要も言い訳する必要もないかなと感じました。


どの短編も、お台場を絡めて、生き生きとしたたかに生きる女性が登場します。

でも、なんとなく怠惰さが伝わるのは、林さんの腕のよさでしょうか。


面白かったけれど、2度は読まないなと思いました。

林さんの小説でも、何度も読もうと思うのもあれば、読み流して終わってしまう小説もあります。

そう、俳優が一夜の遊びをするかのように、一度読んで終わりの小説もあるのでしょう。

そして、それがつまらないからではなく、そういう読み方をされる意味のある小説だと思うのです。


相変わらず、林さんは文才があってすごいなあと感動。

読み流しながらも、文のうまさに舌を巻きました。



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