○ あらすじ
ついに闇の皇帝が地上へと降臨するその時がやってきた。
シュバルツ将軍がネロ男爵の命により闇の皇帝を迎えに行ったことを知り、出し抜かれたと怒りに燃えるノア夫人。
トッキュウジャーの妨害によりことごとく失敗に終わったかに見えていたネロ男爵の作戦だったが、その真の狙いは、闇を集めて皇帝専用の路線を敷くことだったのだ。
「闇の皇帝がお出ましになれば世界は変わる。」
勝ち誇って宣言するネロ男爵。
「闇に満ちあふれた、シャドーラインの世界へ!」
クローズを整列させ、皇帝専用クライナーをうやうやしく出迎えるネロ男爵。
ところが、クライナーの客車から降り立ったのは闇の皇帝ではなく、護衛役のランプシャドーだけだった。
長旅で退屈した闇の皇帝は、クライナーを途中下車してしまったのだと。
慌てて皇帝の捜索に赴くネロ男爵を冷ややかに見やり、ノア夫人も皇帝を出迎えるためグリッターを伴って人間界へ向かうのだった。
今回の烈車の停車駅は、イマジネーション溢れる場所である遊園地。
5人は、次の発車までの時間を利用して、アトラクションを楽しんでいた。
そんな中、ライトは一人の青年に出会う。
これまでずっと真っ暗な場所で過ごしてきたというその青年は、何もかもが初めてだと、周囲のものすべてに目を輝かせる。
乗り物券の買い方すら知らない世間知らずな青年を放っておけず、行動を共にするライト。
「時代は闇じゃなくて光だよな」
キラキラしたものが大好きだという青年は明るい笑顔で屈託なく笑う。
だが、なぜかライトは一瞬、そんな青年に底知れない闇を感じて戸惑うのだった。
青年と共に他の4人と合流するライトだが、そこに突然2台のクライナーが出現。
そこから降り立ったシャドーラインの幹部たちは、ライトたちには目もくれず、まっしぐらに青年の元へ駆け付けて恭しくかしずく。
青年の正体は、シャドーラインの闇の皇帝、ゼットだったのだ。
シャドーラインの皇帝が人間の姿をしていることに驚きながら、変身して戦うライトたちだが、シャドーラインの幹部たちの強さは圧倒的で、変身を解除されて追い詰められてしまう。
「ちょっと待て」
とどめの攻撃を阻止したのは、意外にもゼットだった。
どれほど窮地に立ってもあきらめようとしないライトたちの輝きに魅せられたゼットは、「闇なんて古くさい。これからは輝きの時代だ」と、闇の皇帝とは思えない言葉を吐いてライトを覗き込む。
「あれ?」
その表情に浮かぶ怪訝げな色。
「お前ら、一回闇に飲まれたことがあるだろう?」
思いがけない言葉に愕然とするライトたち。
「何のことだよ?」
「今言ったとおりだよ」
笑顔で言葉を続けようとして、ゼットは突然立ちくらみを起こしたようにその場にがくりと膝を突く。
闇の皇帝であるゼットにとっては、この世界に溢れる光は毒なのだ。
駆け付けたランプシャドーがゼットを専用クライナーで連れ去り、慌てた幹部たちもその後を追って立ち去ってしまう。
烈車で皇帝の後を追う5人は、行く手を遮る3体のクライナーロボに対しトッキュウオーとディーゼルオーで応戦。
専用クライナーの中で意識を取り戻したゼットは、戦いの様子を観察しながら楽しげに呟く。
「この野郎、ロボまでキラキラしてんのか」
「あれって絶対消えないのかな?」
何かを思いついたように、戻ってトッキュウジャーと「遊ぶ」ようランプシャドーに命ずるゼット。
いつものようにイマジネーションを駆使してクライナーロボを撃破するトッキュウジャーだが、戦いの間に闇の皇帝を乗せたクライナーは遠くへ走り去ってしまった。
闇の皇帝なのに輝きを欲しがるなんて、、、
謎めいた存在であるゼットのことを気にしつつ、烈車が停車している駅へと戻るライトたち。
5人が烈車に乗り込もうとしたその時。ランプシャドーが放った闇の光が一瞬だけ街を包み込む。
同時に。
「?」
不思議そうな表情できょろきょろし始めるライト以外の4人。
「烈車が消えた、、、」
「何言ってんだよ、ここにあるだろ?」
4人が冗談を言っているものと思い込み、笑って告げるライトだが、事態はその想像を超えて深刻だった。
ライト以外の4人の目には、本当に烈車が見えなくなっていたのだ。
そればかりか、、、
「烈車なんて、あったっけ?」
ヒカリの言葉に愕然とするライト。
その様子を、ほくそ笑みながら観察するゼットだった。
そしてその頃。
シャドーラインの影響下にない駅に、一人たたずむグリッターの姿があった。
初めて目の当たりにした闇の皇帝ゼットに言いしれぬ恐怖を感じたグリッターは、どうしてもその后になりたくなかった。
「お母様、ごめんなさい。」
悲しげにつぶやくグリッターは、、、
○ ピックアップ
・「闇の皇帝がお出ましになれば世界は変わる」byネロ男爵
・別に変わらなかったようですが
・ヒカリの高所恐怖症は設定だけ
・本物の高所恐怖症なら、そもそもそんな遊具には乗れません
・「貴様、陛下が途中で降りられたのに気づかなかったのか!」by激おこネロ男爵
・「いっこうに」byシュバルツ将軍@絶対確信犯
・初対面の人間のためにアトラクションの券を差し出すライトはとてもいい子(^_^)
・「こちらは威張りんぼ野郎でパワハラ上司のネロ男爵」byシュバルツ将軍
・「こちらが溺愛モンスター母のノア夫人」byシュバルツ将軍
・「あれが闇の皇帝、、、怖い」byグリッター嬢
・誰がどう見ても、アンタの方がよっぽど見た目が怖いよ
・日傘で華麗に戦うノア夫人
・あの衣装でアクションこなすとはさすがです。蜂須賀姐さん(男性だけど)
・ネロ男爵の帽子は手品の道具
・私室で黒いハトとか出す練習をしていたりして
・ゼットが倒れてうろたえまくるネロ&ノアとは対照的に、冷静にトッキュウジャーを牽制するシュバルツ
・見事な武人ぶりだけに、第6駅での盗聴と人質作戦の卑怯さは興ざめだった(-_-;)
・「2対3じゃ、分が悪いよ」byトカッチ
・いつも5対1でようやく互角だもんな
・湘南の駅にたたずむグリッター嬢の図はかなりシュールだ
・日傘に顔が入りきらない、、、
ついに闇の皇帝が地上へと降臨するその時がやってきた。
シュバルツ将軍がネロ男爵の命により闇の皇帝を迎えに行ったことを知り、出し抜かれたと怒りに燃えるノア夫人。
トッキュウジャーの妨害によりことごとく失敗に終わったかに見えていたネロ男爵の作戦だったが、その真の狙いは、闇を集めて皇帝専用の路線を敷くことだったのだ。
「闇の皇帝がお出ましになれば世界は変わる。」
勝ち誇って宣言するネロ男爵。
「闇に満ちあふれた、シャドーラインの世界へ!」
クローズを整列させ、皇帝専用クライナーをうやうやしく出迎えるネロ男爵。
ところが、クライナーの客車から降り立ったのは闇の皇帝ではなく、護衛役のランプシャドーだけだった。
長旅で退屈した闇の皇帝は、クライナーを途中下車してしまったのだと。
慌てて皇帝の捜索に赴くネロ男爵を冷ややかに見やり、ノア夫人も皇帝を出迎えるためグリッターを伴って人間界へ向かうのだった。
今回の烈車の停車駅は、イマジネーション溢れる場所である遊園地。
5人は、次の発車までの時間を利用して、アトラクションを楽しんでいた。
そんな中、ライトは一人の青年に出会う。
これまでずっと真っ暗な場所で過ごしてきたというその青年は、何もかもが初めてだと、周囲のものすべてに目を輝かせる。
乗り物券の買い方すら知らない世間知らずな青年を放っておけず、行動を共にするライト。
「時代は闇じゃなくて光だよな」
キラキラしたものが大好きだという青年は明るい笑顔で屈託なく笑う。
だが、なぜかライトは一瞬、そんな青年に底知れない闇を感じて戸惑うのだった。
青年と共に他の4人と合流するライトだが、そこに突然2台のクライナーが出現。
そこから降り立ったシャドーラインの幹部たちは、ライトたちには目もくれず、まっしぐらに青年の元へ駆け付けて恭しくかしずく。
青年の正体は、シャドーラインの闇の皇帝、ゼットだったのだ。
シャドーラインの皇帝が人間の姿をしていることに驚きながら、変身して戦うライトたちだが、シャドーラインの幹部たちの強さは圧倒的で、変身を解除されて追い詰められてしまう。
「ちょっと待て」
とどめの攻撃を阻止したのは、意外にもゼットだった。
どれほど窮地に立ってもあきらめようとしないライトたちの輝きに魅せられたゼットは、「闇なんて古くさい。これからは輝きの時代だ」と、闇の皇帝とは思えない言葉を吐いてライトを覗き込む。
「あれ?」
その表情に浮かぶ怪訝げな色。
「お前ら、一回闇に飲まれたことがあるだろう?」
思いがけない言葉に愕然とするライトたち。
「何のことだよ?」
「今言ったとおりだよ」
笑顔で言葉を続けようとして、ゼットは突然立ちくらみを起こしたようにその場にがくりと膝を突く。
闇の皇帝であるゼットにとっては、この世界に溢れる光は毒なのだ。
駆け付けたランプシャドーがゼットを専用クライナーで連れ去り、慌てた幹部たちもその後を追って立ち去ってしまう。
烈車で皇帝の後を追う5人は、行く手を遮る3体のクライナーロボに対しトッキュウオーとディーゼルオーで応戦。
専用クライナーの中で意識を取り戻したゼットは、戦いの様子を観察しながら楽しげに呟く。
「この野郎、ロボまでキラキラしてんのか」
「あれって絶対消えないのかな?」
何かを思いついたように、戻ってトッキュウジャーと「遊ぶ」ようランプシャドーに命ずるゼット。
いつものようにイマジネーションを駆使してクライナーロボを撃破するトッキュウジャーだが、戦いの間に闇の皇帝を乗せたクライナーは遠くへ走り去ってしまった。
闇の皇帝なのに輝きを欲しがるなんて、、、
謎めいた存在であるゼットのことを気にしつつ、烈車が停車している駅へと戻るライトたち。
5人が烈車に乗り込もうとしたその時。ランプシャドーが放った闇の光が一瞬だけ街を包み込む。
同時に。
「?」
不思議そうな表情できょろきょろし始めるライト以外の4人。
「烈車が消えた、、、」
「何言ってんだよ、ここにあるだろ?」
4人が冗談を言っているものと思い込み、笑って告げるライトだが、事態はその想像を超えて深刻だった。
ライト以外の4人の目には、本当に烈車が見えなくなっていたのだ。
そればかりか、、、
「烈車なんて、あったっけ?」
ヒカリの言葉に愕然とするライト。
その様子を、ほくそ笑みながら観察するゼットだった。
そしてその頃。
シャドーラインの影響下にない駅に、一人たたずむグリッターの姿があった。
初めて目の当たりにした闇の皇帝ゼットに言いしれぬ恐怖を感じたグリッターは、どうしてもその后になりたくなかった。
「お母様、ごめんなさい。」
悲しげにつぶやくグリッターは、、、
○ ピックアップ
・「闇の皇帝がお出ましになれば世界は変わる」byネロ男爵
・別に変わらなかったようですが
・ヒカリの高所恐怖症は設定だけ
・本物の高所恐怖症なら、そもそもそんな遊具には乗れません
・「貴様、陛下が途中で降りられたのに気づかなかったのか!」by激おこネロ男爵
・「いっこうに」byシュバルツ将軍@絶対確信犯
・初対面の人間のためにアトラクションの券を差し出すライトはとてもいい子(^_^)
・「こちらは
・「こちらが
・「あれが闇の皇帝、、、怖い」byグリッター嬢
・誰がどう見ても、アンタの方がよっぽど見た目が怖いよ
・日傘で華麗に戦うノア夫人
・あの衣装でアクションこなすとはさすがです。蜂須賀姐さん(男性だけど)
・ネロ男爵の帽子は手品の道具
・私室で黒いハトとか出す練習をしていたりして
・ゼットが倒れてうろたえまくるネロ&ノアとは対照的に、冷静にトッキュウジャーを牽制するシュバルツ
・見事な武人ぶりだけに、第6駅での盗聴と人質作戦の卑怯さは興ざめだった(-_-;)
・「2対3じゃ、分が悪いよ」byトカッチ
・いつも5対1でようやく互角だもんな
・湘南の駅にたたずむグリッター嬢の図はかなりシュールだ
・日傘に顔が入りきらない、、、