逝去 | 主夫の、-Villa-

逝去

去る平成22年10月1日午前1:50に、享年13歳で、
我が家のお嬢「ビチ」さんは、天国に旅立った。

悪くなる一方』の記事を書いてから、
実に2日後のことである。

「土曜日に獣医さんのところに行こうかな」

そんな風に考えていたのだが、
それどころではなくなってしまったのだ。

昨日辺りから、お漏らしをするので、
オムツを着けたばっかりだったのだが、
オムツは3枚ほど使っただけだった。

昨日の段階で、医者に行くべきだったと、
思い返すのだが、女房はこう言ったのだ。

「たぶん、動物病院に行く途中で亡くなったと思うよ」
「病院に行くという行為がかなりの負担だから」

そうかもしれない。
でも、こういう事態になると、後悔しか出来ないのだ。

「あぁすべきだった、こうすべきだった」という、
“でもしか”の世界に陥ってしまう。

ビチさんの最期は、ホントに呆気なかった。

急に暴れだしたと思ったら倒れこんで、
それで事切れたように息を引き取った。

獣医さんを呼ぶような暇など無かった。

「動いていたものが急に動きを止めた」
そんな感じだった。

「ビチ」さんは、最期まで平常心で居たと思うし、
そして、最期まで我々に負担を掛けずに、
精一杯生きたと、満足して逝ったと、
家族みんなは思っている。

そんな想いを、夜中に家族4人が集まって、
「ビチ」さんを囲んで号泣きしたのであった。

安らかに眠っておくれ。
家族みんな、お前が居て幸せだったよ。
天国で元気でやってくれ。

最後に「ビチ」さんの遺影をご覧くだされ。

$主夫の、-Villa-

冥福を祈りつつ、合掌…。