みなさん、こんばんは音譜

 

最近、モラルハラスメント(通称モラハラ)関係で受診される方が増えました。

それは別に悪いことではないのですが、

ちょっとネットでモラハラのことを調べて、過剰に反応し過ぎじゃないかはてなマーク

という人もいますね。

 

以前「モラルハラスメントとDV」(←リンクあり)という記事を書きましたが、

ネットで話題になると、その「功罪」が必ず出てきます。

「功」の方は、モラルハラスメントが社会に広く認知されることです。

そして「気づき」になるという意味ではいいのです。

 

一方「罪」の方は何かと言うと、ちょっとしたことでも、

我も我もと「モラハラを受けた!」と言い過ぎる傾向になることです。

いわゆる過剰反応です。これはちょっと困ったことです。

 

まきメンタルクリニック(←リンクあり)にも春先に

「自分のしていることがモラハラなのかはてなマーク

妻からはモラハラだと言われたので相談したい」と言う男性が

2人ほど続けざまに医療相談で来られました。

おひとりは明らかに、それをモラハラだというのはちょっと行き過ぎという感じで、

むしろ、「モラハラだ!医者に行け!」と言っている奥さんの方にこそ

問題がありそうな印象を受けました。

そもそも奥さんは一緒に来ていないので、夫側の話しか聞けないのです。

医療相談に来た夫の方も、どうしたらいいのか困惑しているようでした。

本当に困っているのであれば、ご夫婦で来てほしいものです汗

 

モラハラの被害者はけっして女性だけではありません。

まきメンタルクリニック(←リンクあり)では過去に数人

男性のモラハラ被害者を治療しています。

 

妻からモラルハラスメントやDV(家庭内暴力)を受けているわけですが、

男性の場合は女性と違って、受診する際にはたいてい既に家を出ています。

 

そして妻からのモラハラやDVはかなり強烈です。

内容は以下のような感じです。

 

①夫の容姿などについてあからさまに嫌味を言う。

②夫の学歴・職業・給料などをバカにして不満を言う。

③悪いのは常に夫で、自分は正しいと思っている・謝らない。

④物事がうまくいかないのは夫のせいで、自分を犠牲者だと思っている。

⑤夫のことを(経済・時間・交友関係など)こと細かく管理しようとする。

⑥自分がすべきこと(家事など)をしない。

⑦人前ではいい顔をする。

⑧何かというと「離婚」を口にするが実際には離婚に応じない。

 

などなど。

以上は精神的なダメージが大きいですが、暴力をふるうことも多々あります。

 

たとえば、休日に休んでいると掃除機で殴るとか、

直接的な腕力ではかなわないため、

何か道具を使って暴力をふるうことが多いようです。

また物を投げつけたり、夫やパートナーの大事にしているものを壊したり。

 

真冬に夫の入浴中に車の鍵や携帯を取り上げた上で、

裸同然で外に追い出して家に入れなかったというすごいケースも・・・。

 

一緒に飲み会に参加していて、他の女性からビールを勧められ、

「どうもどうも」と注いでもらって飲んだのが気に入らないという理由で、

その場では隣でニコニコしていたのに、

後からビール瓶で殴られたという人もいます。

 

こうなると何が逆鱗に触れるのかわかりません。

自分の対応がまずいから、妻が怒っているのだと思い、

夫は穏便に済ませようと努力したりするのですが、

妻からの人格否定的な発言の繰り返しに、次第に自信も気力もなくなり、、

自宅に戻るのが恐怖になって来て、帰宅恐怖症のようになって来ます。

 

妻のご機嫌次第で何を言われるかわからないので、常に緊張を強いられ、

不眠症になったり、抑うつ的になったり、強い不安に襲われたりします。

 

一方、モラハラ妻は、たいていは夫やパートナーに対してすでに愛情もなく、

普段から夫のことを便利なATMとしてしか扱っておらず、

その「ATM」が自分の気に入らない言動や行動をするとキレるのです。

 

夫が家を出たりすると、しばらくは放置の場合が多いのですが、

何しろATMなので、専業主婦の場合は経済的には依存しているわけで、

自分が困りそうだなと感じると、あの手この手で戻るように言い、

その時だけ優しかったり、泣いて反省してみせたりします。

もちろん離婚にもなかなか応じず、法外な要求を押し付けて来ます。

 

しかし覚悟を決めて家を出た夫が戻ることはまずありません。

この辺が女性のモラハラ被害者とは違うところです。

私はそういう男性を何人か見て来ました。

 

そこで待っているのは離婚に向けた離婚調停です。

ここで困るのは、男性がモラハラを受けた場合、

調停委員がなかなか信じてくれないということです。

 

妻が「夫からモラハラやDVを受けた」という話は比較的スムーズに信じてもらえ、

話が進みますが、逆だとそうはいきません。

「そんなはずない」という偏見を持っている人が多いのです。

 

そしてよくあるのは、モラハラ妻が自分が被害者だと訴えるパターンです。

真逆の主張をされるので、夫はびっくりしてしまいます。

そうなると話がややこしくなり、長引きます。

心療内科にかかっている場合は診断書が必要になることがほとんどです。

 

しかし、モラハラ妻はたいていの場合、無理難題じゃないかというような

過剰な要求をし始め、思うようにいかないとキレたりして、

その本性を現して、自ら墓穴を掘ることが多く、

モラハラ妻を担当している弁護士を困らせます。

 

本当は夫が妻から慰謝料をもらってもいいくらいなのですが、

ほとんどの場合、夫が手切れ金代わりにそこそこ支払って

ようやく離婚が成立するというパターンとなります。

夫からしたら、もう一刻も早く離婚したいという想いなのでしょう。

 

 

丁度、今ブログで話題になっている松居一代などは、

モラハラ妻の典型だと思われます。

以前から「この人はモラハラ妻だな」と思っていたのですが、

あのものすごい原動力はどこから来るのでしょう?

 

最初は夫である船越英一郎が好きすぎて、行き過ぎた行動になったのでしょうが、

夫のスケジュールを細かく管理し、ロケなどで自宅にいない時は、

一日何度もメールを要求し、時に確認のために写メも要求。

夫の携帯に女性からメールがあると、怒って携帯を壊す。

 

これを自分でもブログで公言しているのがすごいです。

 

沢尻エリカちゃんが原因で夫が家出?! (←リンクあり)

 

この記事だけ見ても、立派にモラハラ、DV妻ですが、自覚がないのでしょう。

過去に携帯を何度も壊したり、夫の洋服を投げ出したりしたようですね。

夫に本気でキックして追い詰めておいて、気が済んだら自分は楽しく掃除。

その翌日耐えかねた夫が家出をしたら、ブログで公表。

ブログでの公表に苦情を言った夫に対して

「こういう性格の私だと知って嫁にもらったんでしょう!!」と反撃。

自分は夫にラブシーンを演じられた被害者だと思っている節もあります。

 

おそらく彼女はこの時点でも事の重大さを認識していなかったと思います。

 

もともと松居一代という人は、かなりエネルギッシュな人ですよね。

常にかなりのハイテンションで、軽い躁状態じゃないかと思うほどです。

 

以前、彼女があるテレビ番組で、船越英一郎が病院で点滴をする時などは、

「点滴の成分を全部説明してもらいます」と話していたのを見て、

医師側からすると、率直に言うと「面倒な患者の典型だな」と思いました。

点滴の成分をいちいち全部説明したところで、その成分の効能や

それが入っている意味がわかるのか?ということもありますが、

そんな説明をして彼女が納得してから点滴するとなれば、

正直時間がかかって仕方ありません。

今必要な治療が遅れることにもなりかねません。

治療が後手後手に回ったら回ったで、そのことに苦情を言うのは目に見えてます。

 

私も、「薬は身体に入る異物だ」と思っているので、丁寧に説明する方です。

たとえば漢方の生薬についても、ざっくりとは説明しています。

しかし生薬ひとつひとつの効能をすべて説明しろと言われたら、

それが10種類以上の生薬からできている漢方なら、物理的に無理です。

治療が薬の説明だけに終始して、肝心の精神療法ができなくなります。

 

それと同じようなことを彼女は常に医療者に求めると公言し、

なおかつ自分は絶対に正しいと思い込んでいるところが困るのです。

 

夫の船越英一郎については、今は可愛さ余って憎さ100倍ってところなんでしょうか。

バイアグラ男だの糖尿病でヘモグロビンA1c(←過去1~2ヵ月の血糖値の平均値で、

6.5以上だと糖尿病の疑いが濃くなり、今回のように9.3だと合併症が心配な数値

となります)がいくつだの言いたい放題ですね。

 

相手は俳優、イメージも大切ですから、大人として配慮できないのでしょうか。

船越英一郎をテレビ画面で見るたびに、しばらくは「バイアグラ飲んでるのか」とか

「ゴチバトルとか出てたけど、糖尿病だったのね」とか思う人も多いでしょう。

 

じゃあ、お前も松居一代のことを書いてるじゃないかと言われるかもしれません。

しかし私は誰も知らない内容を暴露しているわけではなく、

彼女自身がSNSで公表している彼女の言動について述べているのです。

 

最初、メッセージを受け取っただの、1年5ヵ月も追いかけられてるだの

世間の人からみたら統合失調症と思われるような発言でしたが、

統合失調症は60歳を超えて発症することは稀であることや、

発言内容の推移などから、ちょっと首をひねりたくなります。

もちろん本人を診ていないのでわかりませんが。

 

おそらく週刊文春に「夫に裏切られて可哀そうな私」という内容の

記事を持ち込もうとしたものの、結果として文春が夫である

船越英一郎の擁護をするような形になったのでしょうかね。

(文春を見てないのでわからないのですが、たぶんそうでしょう)

 

自分の思惑と違う方向に物事が進み始めたため、激怒したのでしょうか。

文春に騙された!助けて!と意味深なブログを公開。

その後、ものすごいエネルギーで次々と自分の言いたいことを

SNSを駆使して発信したり、おそらく赤の他人と思われる人の家に居候したり、

躁状態に近い印象ですが、どうなんでしょうか。

しかし自分のGメールに細工されたような文章など見ると、

ちょっと被害的になりすぎている印象でもありますね。

 

彼女のこのエネルギーが、色々なグッズのプロデュースや

夫への内助の功?(夫の出る番組をいちいち宣伝するというもの)に

有効利用されているうちはよかったのかもしれませんが、

怒りや攻撃に転じた時は人並みはずれたものとなります。

 

彼女の人格的な問題に起因しているのか、治療を要する疾患なのかは別として

今の彼女は心に平穏のない状態であることは間違いなく、

暴走を止める人も、相談できる相手もいないのか、色々な意味で気の毒ですが、

現段階では、あれこれ言われている船越英一郎が離婚調停を申し立て、

静観している(SNSなどで相手に暴言を吐いたりしていない)ので、

とことんの泥沼化は避けられているように思います。

 

まぁ夫婦間のごゴタゴタというのは外からだけ見て判断できませんが、

一度は死ぬまで添い遂げようと誓った相手なのに、悲しいことです。

 

Written by  まきメンタルクリニック 院長 西崎真紀

 

では今日は私の大好きなStingEnglishman In Newyorkを贈ります音譜

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