FUJITA'S BAR
2007-03-08 20:25:20

英語で前座。

テーマ:俺日記

今朝、いつもより早めの9時に出勤しました。(え、遅い?)


自分の席につくやいなや、総務の女性が少し焦った感じで私の部署に駆け寄ってきました。



総 「I 部長は未だいらっしゃってませんか?」


シ 「いえ、まだですけど。9時半頃じゃないっすかね?」


総 「そうですか…。いや、9時半からのアポイントだったはずのスペインの弁護士事務所の方が2名、もう来ちゃったんです。」


シ 「あァ、そうですか。(冷)」



そういえば昨日の夕方、スペインの事務所から客が来るなんてことを部長が言っていた気がした。


部長は必ずといっていいほど9時半にやってくるから、かなり客を待たせることになる。


到着が早すぎた彼らが悪いのだから、待たせておけばいい。


しかし、そう割り切ることがなかなか出来ないのがビジネスであり人間関係というやつなのかもしれない。


まァ… 私のアポイントじゃないので、そんなもん知ったこっちゃ無いですけど。(悪)



シ 「ま、部長はアポイントあるの知ってるから、20分くらいで来るんじゃないっすか?待ってもらったらどうです?」


総 「そうなんですけど… シンタロウさん…」



なにか、嫌な予感がした。



総 「部長がくるまで、間をつないでもらえませんか?」


シ 「え…?」



なんですとッ!?



嫌な予感、的中。


その言葉の意図するところは、スペイン人2名を相手に英語で30分間の間をつなげということか。


午前9時、周りを見渡してみても英語を話すことが出来る人は他に誰も出勤していない。


一応、英語が喋れて、海外からの来客への対応経験があるるのは私のみ。


オンリー・ミー。


米国から帰国して約9年が経ち、私の英会話力はめっきり衰退しきってしまった。


最近では、英語で寝言を言ったりすることも無くなった。


ドイツの弁護士がたまにやってきてセミナーを行うことがあり、英語を日本語に通訳する機会は何度かあった。


海外の事務所からの売り込みに対応したことも何度かあった。


しかし、自分が長時間英語を話し続けるなんてことはほとんど無かった。


果たして、私は久々の英会話で応戦することができるのだろうか?


しかも、スペインの弁護士2人を相手に、知能レベルで劣る私が互角に戦うことができるのだろうか?


しかし、そんな事をゴチャゴチャと考えていても仕方が無い。


状況的に見て、ここは私が行くしかない。



シ 「わかりました、じゃァ、行ってきます。」


総 「コーヒーは後で持って行きますので、よろしくお願いします。」



どっちかというと、プライドをかなぐり捨ててコーヒー淹れ係の方がよかったが、自分の名刺を2枚持ってスペインの弁護士2人の待つ応接室に向かった。



コンコン… ガチャ…



そこには、ラテン系のおばちゃんとおっちゃんが座っていた。



ラテン男・女 「Good morning!」

シ 「ぶ、Buenos dias!」(こう見えてスペイン語学習歴3年)



軽く名刺交換をした後、トークは始まった。


(… 30分経過 …)



30分前までの心配はなんだったのか、なんの問題も無く普通に英語で会話し続けることができた。


むしろ、「米国から帰国して9年も経つのに、ちゃんと英語を喋れるなんてすごいね。」などという褒め言葉まで頂いた。


スペイン語のネイティブ・スピーカーに英語を褒められるのはちょっと微妙だけど、良い練習になったと思う。


彼らが持ってきたパソコンでプレゼンテーションがしたいらしかったので、プロジェクターを設置してあげて、トークは終了した。


部屋から出ると、ちょうど部長が出勤してきた。



シ 「部長、お早うございます。スペインの方が30分も早く到着されたので、間をつないでました。」


部長 「え、ほんまか!?ありがとう、すぐ行くわ。」




部長、場は温めておいてやったぜ…。


思う存分、暴れて来い。


さて、前座の役目はこれで終わったし、コーヒーでも飲んで仕事するか…。




財布を持って売店に行こうとした、その時だった。



部長 「あ、シンタロウ君。一人で2人も相手するのキツいから、一緒に出てくれ。」



な… 何ィーーーーーッ!!



そりゃないぜ、部長。


こっちは前座をやりきったばっかりだぜ?


もういいだろうよ、バトンタッチでいいだろうよ?


2人相手したんだよ、俺?


労をねぎらってよ?


結局、「部長、私はさっきまで一人で闘ってたんだから、一人で出てください。」なんて事をサラリーマンの私が部長に言えるわけもなく、前座で場を温めた男・シンタロウはそのまま本番にも突入してしまったのでありました。


スペインの弁護士2人は心なしか、「お前、前座じゃなかったのかよ。」みたいな目で僕を見てました。


お返しに、「お前らスペイン人かと思ったのに、実はメキシコ人とベネズエラ人かよ。」なんて、意味も威力もない事を思いながら視線を投げ返し、ほくそ笑んであげました。


彼らのプレゼンテーションは、その後1時間くらい続きました。


英語でのプレゼンテーションの後、スペイン語が公用語の国において圧倒的に強大なネットワークを持つ彼らの事務所の大きさ、そして活動領域の広さにかなりの感心をおぼえました。


なんだかんだ言っても、GWのグアム行き前にかなり効果的な英会話練習が出来たので、よかったと思います。

AD
いいね!した人  |  コメント(4)  |  リブログ(0)

シンタロウさんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

コメント

[コメントをする]

4 ■コメント返答byシンタロウ

>yuさん
スペインは、私も行って見たいです。
ちょっとしかスペイン語はできないですけど。

3 ■無題

がんばっていますね。 楽しそう。

昨日私もプロジェクターを準備しました。
図書館で第2金曜び映画会があるため前の日 の準備です。

スペインにも行ってみたい。

2 ■コメント返答byシンタロウ

>まいっちょ
じゃ、ジャパニーズ…!笑
グアムって、ハワイみたいに英語いらない感じなのかな?もちろん、通訳もちゃんとやるけども、個人的には浜辺で一日中寝転んでフルーツ・ジュースのみたい。w

1 ■無題

そうかいそうかい。頼もしいねぇ。
まいっちょもベラベラブック持って、ちょっとは喋るよう努力するよ。

一応英語勉強してたんやし。会社でもフィリピン人と喋ってるし(ちょっとだけ)


『maiサン、デンワイイデスカ??』


・・・あ。日本語。

コメント投稿

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。