白坂です、

 

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さて、

 

たとえば、スーパーに行ったら入口すぐにカゴが置いてあります。そして、カゴを手に取って買い物を始めるとどうなるでしょうか?


カゴの真空を無意識に埋めたくなる


カゴを持ったにも関わらずホンの少ししか買い物をせずにカゴがスカスカの状態だと、どこか居心地の悪さを感じます。レジの店員さんにカゴを出す時に、何か後ろめたいものを感じるかもしれません。それは、カゴを持たずに手で持てる範囲だけ買ったのであれば感じない感覚です。なぜでしょうか?


脳は真空を嫌うから


真空部分があると、それを埋めたくなる。それは脳の本能の1つです。だから買い物カゴを1つ持てば、そのカゴ一杯に買い物をしたくなります。もし2つ持ったならば、その2つのカゴ一杯に買い物をしたくなります。


カゴを持てば持つだけ買う物が増えます。それは無意識が真空を嫌い、空白を埋めようとするからです。この無意識の働きを逆に利用することが出来ます。すなわち、


わざと真空を創る


たとえば、200ページの本を書きたいとします。大作です。かなりの時間とエネルギーを投資する必要があります。だから、まとまった時間が確保できた時に本を書き始めようと考えがちですが、それだとなかなか最初の第1歩を踏み出し始めることが出来ません。だから、


真空を創る


もし15分間でもあれば、最初の1ページ目の表紙だけ創り始めてみるのです。2ページ目以降は、一切、空白です。極めて不完全な本ですが、しかし、これで後から埋めていくための器が出来ました。全く手付かずの状態と、表紙だけとは言え本の原稿があるのでは、その後の作業速度が全然違います。なぜなら、


脳は真空を嫌うから


表紙だけ2ページ目以降は真っ白の本の原稿というのは、脳からすると極めて居心地の悪い状態です。だから、無意識に2ページ目以降の空白を埋めていきたいという衝動が湧き上がってきます。

 

結果的に、本の原稿という器が出来たことで、時間さえあれば次々に余白を埋めるように続きを書いていくので、実際は予定よりもかなり速く原稿が完成します。


真空を創る


もう1例だけ挙げてみます。たとえば起業するという時に、個人事業主として始めるかそれとも最初から会社を設立して始めるか。多くの場合、個人事業主として始めて、もし事業が軌道に乗ったら会社を設立しようと考えます。

 

もちろん、そうやって最初は個人事業主で後に会社を設立するという事例もあるにはありますが、実際は、少数です。大抵は、最初から最後までずっと個人事業主であるという事例の方が多いです。もし将来は会社設立を考えているのであれば、最初から会社を創った方が圧倒的に速い。なぜなら、


真空が創れるから


会社を設立すると、会社という器ができます。その会社は設立されたばかりで中身が何もありません。中身のない会社というのは、言わば真空です。そうなると、


脳は真空を嫌う


せっかく創った会社をそれらしい状態にしようと脳が働き始めます。会社用の印鑑を準備したり、会社用の預金通帳を創ったり、会社名義の名刺を創ったり、、、と、次々に作業が進み始めます。何の中身もなかった会社が、あっと言う前にそれらしい実態が揃うのです。

 

会社がなかった時には思い付かなかったことが、いざ会社という器が出来たことで次々にやることを思い付けたからです。だから、


真空を創る


完全完璧な状態が整ってからやろうとするよりも、今ある時間で出来ることをたとえホンのちょっとでもやり始めた方が、完成までが圧倒的に速くなります。

 

脳が真空を嫌うというのを利用するわけです。たとえ不完全でも真空がある器さえ存在させることが出来たら、その真空が必要なものを次々に吸引し始めます。だから、


思い立ったが吉日


何かを思い立ったら、その思い立った瞬間で出来ることをすぐにやり始めてみます。たとえ、そのちょっとしたことがどれほど小さなことだとしても、器さえ出来れば、全く器がない状態よりも、ずっと・ずっと速く完成させることができます。すなわち、


何をやっても速く仕事が出来る人になれています



最後お読みくださり、感謝しています。
ありがとうございます。
それでは、また。

 

白坂慎太郎

 

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