下関・白石正一郎旧宅etc.
高杉晋作終焉の地から、さらに歩きまして。
こちら。
白石正一郎旧宅跡。
白石正一郎さんは、回船問屋小倉屋のご主人さん。
尊王攘夷論の熱心な信奉者だったそうで、多くの維新の志士を支援していました。
説明板によりますと、彼の残した日記は明治維新研究にとって第一級の貴重な資料とされているとか。
確かに幕末の志士(特に長州藩士)の手紙には、よく名前が出てきたりしてますね
この碑がある辺りに白石家の浜門があって、海へ通じていて志士はそこから出入りしたんだそうです。
高杉晋作との関係も深く。
文久3年(1863年)にこちらで奇兵隊が結成されました。
なので、奇兵隊結成の地ともされています。
白石さん自身も奇兵隊に入隊していました。
豪商でしたが、あまりにも支援しすぎて潰れかけたんだそうで
高杉さんのだったかと思うのですが、藩に白石さんの支援をしてほしいとお願いした手紙が長府博物館に展示されていましたよ。
そうそう。
2014年12月に“高杉晋作終焉の地”の環境整備したのは、白石家の子孫の方の寄付が原資だと終焉の地の説明板にありました。
今でも繋がっていることが垣間見えて、なんかグッときます
白石正一郎旧宅はこちら
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