株式会社シンスター ブログ

株式会社シンスターの経営陣がビジネスに関して日々考えていることを発信。


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こんにちは。シンスターの永田です。

 

私は、自社の研修を導入していただくための営業活動を行う中で、初めて会うお客様に自社のサービスの良さ、導入のメリットを理解いただくために日々試行錯誤しています。特に予算の大きな企画の際には、自分の考え・想いを伝え理解してもらうだけではなく、相手に「それならやってみよう」と納得してもらわなければいけません。

そんな時、皆さんは、うまく自分の想いを伝え、相手に納得してもらえていますか?

ついつい自分の想いが強くなりすぎて、相手の気持ち・関心事への気配りを欠いてしまった、なんて経験はないでしょうか?

 

先日まさしくそんなシーンに遭遇しました。昨年、マンションを購入したのですが、ローン審査が終わって正式に銀行から借りる住宅ローンの利率が決まり、後は金利の種類を変動にするか固定にするか・・・という時のことです。銀行の担当者の人とその件で相談をしようとしていたら・・・

 

担当者:永田さん、金利は何か考えられていますか?

 

私:いや、まだ悩んでいます。変動と固定、どっちがいいのでしょうかね?

 

担:選択肢としては固定、変動、固定と変動のミックスの3パターンありますが、私は固定、もしくはミックスをお勧めしますね~。

(過去50年の変動金利の推移を見せながら)ご覧の通り、変動金利は今が底なんですよ。なので、今後上がるリスクがあります。

アベノミクスで物価を上げようとしていますよね?長期的にみると、物価が上がるとその後変動金利が上がることも多いんです。でも、その分、固定金利は安心ですよ。なので固定金利にした方が絶対いいですよ。

 

私:そうはいってもそんなすぐには金利は上がらないと思うんですけど・・。物価も上がってないようですし、それにその金利が上がってるのって、高度経済成長期の時の話ですよね・・・?

 

担:ですが、リスクを考えますと固定金利の方が絶対安心なんですよ。昔は金利、こんなに高かったんです。ということはこれからも、ここまではいかなくても金利が上がる可能性があります。金利が上がった時に変動金利から固定金利に変えることもできますが、今提示している金利よりは上がりますし、手数料もかかります。ですので、・・・

 

私:・・・

 

このような感じで、「いかに変動金利がリスキーか」の説明のみを熱心に語る担当者。正直、途中から全く会話が耳に入らなくなってきました。

 

私としては、

・変動金利のメリットはないのか?

・固定金利を選んだ場合、どんなデメリットがあるのか?

を教えて欲しいのに、ひたすら変動金利のリスクばかりを説明する担当者の態度に、「金利の高い固定金利で貸し付けて、儲けたいと思っているのではないか?」「銀行の方針として、固定を勧めるように言われているのか?」なんてことを勘ぐってしまったほどです。

 

もちろん、親切心で勧めてくれたのかもしれません。

ですが、その方の一方的で偏った説明をいくら聞いても、「固定金利が安心」という提案に、全く共感も納得もできず、不信感さえ生まれてしまい、結局は自分で色々調べて、変動金利にしました。もし勧めてくれた人の言う通り本当に「固定金利」がいいものだとしても、あの説明では、到底納得のできるものではありませんでした。

 

みなさんも、何か大きな買い物をしたり、大きな決断をする際に、「売る側」「勧める側」の人の話に、疑問を感じたり、歯がゆい思いをしたり、時には「本心で言ってるのかなぁ?」なんて疑ったりしたことはないでしょうか?

 

選択するのは私。リスクをとるのも私。だからこそ、自分が大事な決断をするために必要となる情報を分かりやすく教えてもらいたい、というのが私の一番のニーズでした。

 

商品として複数の選択肢があるということは、それぞれを選ぶお客さんがいるということです。

そして、お客さんがいるということは、何らかのメリットが必ずあるはず。

また、何かを選ぶということは他を捨てるということになるので、それによるデメリットも必ずあるはず。

 

こんなことを考えると、変動金利のメリット、固定金利のデメリットを説明することは、顧客に何かを勧める以前に、最低限やらなくてはいけないことなのではないでしょうか?

ですが、あとで冷静になってこの担当者との一連のやりとりを改めて振り返ると、他人事ではないなと思ってしまいました。

 

私自身も「いいものを売っている」という自信がある分、自分の会社の研修プログラムを導入してもらえれば絶対効果が出る!という想いが強くなり過ぎてしまうことがあります。ついつい、プログラムの良さや、導入のメリット等、自分が伝えたいことだけを強調してしまい、「はっ!」と気づくことが時々あります。

 

自分の思いを伝える前に、相手が何に関心を持っているか、何を聞きたいのか、を考える。相手が判断するために必要となる材料を正しく揃えることは、最低限しなくてはいけないことでしょう。その上で、自分の想いやお勧めを語らなければ、お客様は「売る側」の想いに共感しなければ、さらには納得して商品を買ってくれることは決してない。一方で、お客さんの関心・聞きたいことに応えた上で自分の想いを伝えることができれば、強い信頼関係を築くことが出来るのではないか、なんて人とのコミュニケーション上当たり前のことかもしれませんが、改めて考えさせられた休日でした。

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もう4月…会社によっては新入社員が入社し、ずいぶんと組織の雰囲気が変わる事と思います。今年の新入社員はどんな子たちなのか?先輩や上司として新入社員の育成にあたる皆さんとしても、彼らがどんなタイプなのか、気になる所ではないでしょうか?

 

ゆとり世代の後は「さとり世代」。一概には言えませんが、子供の頃にどの様な教育を受けてきたかは、多かれ少なかれ、社会に出てからの働き方に大きな影響を与えているようにも思えます。

 

では、あと10年後に新卒として入社してくる今の子供たちは、一体どんな勉強をしているのでしょうか?今年10歳になる我が家の息子が、ちょうど中学受験の勉強を始めたのですが、最近の受験事情が少し面白いぞ、と思いましたのでご紹介したいと思います。

 

まず塾選びをする際に、個人塾から大手の有名塾まで、いくつかの説明会に参加したのですが、最近の受験傾向としてどの塾でも①物事を論理的に考える力 ②考えたことを表現する力、この二つの力なくしては、越えられない、ということを言っていました。

 

我々の時代はまず「覚える」ことが第一だったと記憶をしていますが、最近は知識の豊富さは大前提ではあるものの、難関校になればなるほど、暗記やパターン学習だけでは太刀打ちできない問題が多くなってきていることと、特に算数は論理的な思考が必要な図形の問題が多く、答えに至るまでの「考え方」を見ている学校が多いのだそうです。


そして塾の方もそれに応じて、教え方のアプローチが年々変化してきているのが現状の様です。

 

例えば昔懐かし植木算。皆さん覚えていますか?「32mの道の端から端まで、4mおきに木を植えました。木は全部で何本必要ですか?」というアレです。


我が息子、毎回、毎回図を描いてから解き始めているのですが、「それって効率悪くない?」と言うと、塾の先生からしばらくは毎回図を描くようにと指導されているとのこと。

 

配布された保護者用のプリントを見る(先に見ておけ!という突っ込みはさておき)と、問題を解けるようになる前に、「植木算」という考え方を完璧に理解させることが目的なので、そのために面倒でも毎回図を描かせているとのこと。


単純に+1、-1といった「解き方」だけを学んだだけでは、解けないようなひねられた問題が多くなってきたそうで、そのためには「解き方」を学ばせるよりも「考え方」を徹底的に理解させることが大事とのことでした。



では、実際の受験問題はどうなのでしょうか?少し例をご紹介しましょう。まずはこれを見てください。







 

少し見にくくて申し訳ないのですが、これらは筑駒と開成、それぞれの算数の回答用紙です。


答えを書き込む欄と同じところに「計算」を書き込む大きな欄があり、受験生は全てその欄の中に計算式などを書かなくてはなりません。先ほども書きましたが、答えがあっているのはもちろんですが、それを導くためにその子がどんな考え方をしているのかという「思考のプロセス」を見て、それを評価の対象としているわけですね。

 

次に理科の問題を2つ。麻布中学です。

 

問題1:【毎朝7時頃に気持ち良く目覚めるには、どのような状態の部屋で寝るといいでしょうか?窓の有無や向き、窓のカーテンの状態について答えなさい。(一部省略)】

 

問題2:【立たずに座ったままブランコをこぐとき、ブランドの振れ幅を大きくしていくためにはどのようにこげばよいですか?こぎ方を答えなさい】

 

これらは体内時計の仕組みや振り子の法則等のなんてことはない知識を持っていれば答えられる問題なのですが、持っている知識や法則を自分の身近な日常に当てはめて考える力(知識としてではなく考え方を理解しているか?)、かつ選択式ではなく記述にさせることで、その子の知識の引き出しの多さ、発想力、文章力を見ているかな?なんて思っています。

 

昔は暗記科目といわれていた社会でも、武蔵中では、長文を読ませた後に【近年現れてきた交通網に関する問題と、これから求められる整備の在り方についてあなたの考えをまとめなさい。】といったかなり複雑でハードルの高い問題も出ています。

 

どうでしょうか?単なる知識があるだけでは到底解ける問題達ではありません。たったこれだけですが、受験経験のある方なら、確実に問題の質が変わってきているのが分かると思います。

 

例えば、先ほどの武蔵中の社会の問題を解くにあたって、子供たちがたどる思考のプロセスを考えてみると・・・・現状のマクロ環境のファクトを押さえて、それらの情報を統合して意味合いを引き出し、本質的な問題を突き止めて最適なソリューションを導き出し、実行のためにそれを分かりやすく伝える・・・・正しく皆さんが仕事でたどるプロセスと同じではないでしょうか?

 

今までは「豊富な知識量」があれば勝負できていた世界ですが、それらはあくまでも「材料」。それを材料にして、ソリューションを導き出すために


・論理的に物事を考える力

・課題は何かを考える力

・解決策を導く力

・それらを分かりやすく伝える力・・・・


といった、より高度で複雑な力が子供達にも必要とされてきているというのが分かりますよね。

わずか12歳からこんな風に頭を鍛えられてきた子供たち。あと10年少しで、あなたの会社に入ってくるかもしれません。その時に上司として、自分も負けじとさらに上をいくスキルで彼らの問いに答えられる存在でいたいですよね?


論理的思考力に、問題分析力、課題解決力に、プレゼンテーション能力、、、皆さんの自信はいかほどに・・・?笑


ちなみに、例で出した問題は、記述式ではないので「これが正解」というものはないのですが、ご興味ある方は四ツ谷大塚ドットコムの過去問特集サイト登録すると色々な学校の過去問と回答例が見られますのでぜひチェックしてみてください。

http://www.yotsuyaotsuka.com/chugaku_kakomon/

 

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こんにちは、シンスターの永田です。

皆さんは、「ロジカルシンキング」について学んだことはありますか?書店にいけば関連書籍があふれていますし、ネットで検索すればロジカルシンキング研修を紹介しているサイトが山ほど。ロジカルシンキングは、ビジネスパーソンの必須スキルの一つとして定着してきていると感じます。

しかし同時に、仕事の中で実際にロジカルに物事を考えようとすると難しいという話もよく聞きます。「本を読んだけれど、仕事の中でどうやって使ったらいいかわからない」「学んだことを使って提案書を書いてみたけど、上司に見せても反応はイマイチ。」「結局時間がかかるから、ツールは知っているけど使わない」等々・・・。

ですが、ぜひ考えてみて下さい。何事もそうだと思うのですが、コツを掴むまでには時間がかかるものです。例えば、私は趣味でギターを弾くのですが、最初に「上手くコードを押さえる」という行為が出来るようになるまでに、かなり時間がかかったものです。ですが根気強くコツコツ練習を続けるうちに、ある時を境に、今までが嘘のように弾けるようになりました。皆さんも、このような経験、ありませんか?

ロジカルシンキングも同様で、1度や2度うまくいかなかっただけでロジカルに考えることをあきらめてしまっては、なかなか上達はしません。ですが、趣味とは違い仕事では効率を求められるため、なかなか根気強く「やり続ける」事が難しく、その結果「知っているけど、使わない」状況に陥ってしまう方が多いように思われます。

先日もお客様から、昔一度ロジカルシンキングを学んだのだけど、仕事では使えていない。でもロジカルに考えることの重要性は理解しているので、あらためて仕事で使えるように学び直せる研修をしたいという要望がありました。

そこで、シンスターでは、ロジカルシンキングが「分かる」から「できる」になるように、限られた時間の中でひたすら考えて、アウトプットを出して、出して、出しまくるという、ロジカルシンキングの100人組手のような「ロジカルシンキング徹底実践~“分かる”から“できる”へ~」という研修を開発しました。

研修では、出されたお題に対してまずは自分一人で考え、その後に各々が自分の考えを持ち寄ってグループやクラス全体で議論をし、講師をはじめ、多くの人から自分のアウトプットにアドバイスをもらいます。

実はロジカルシンキングを身に付けるにあたっては、これが重要なポイントなのです。人間は、自分のアウトプットにはなかなか欠けている部分を見つけることができません。なぜならそれは自分が「正しい」と思って出しているアウトプットだからです。

研修の中で、自分のアウトプットに対して講師や他の受講生から1日中突っ込まれ続けることで、自分の思考のクセや、自分が見落としがちな視点、浅かった考えを知ることができます。このことを繰り返すことで、「他人にも通じるロジカルな考え方」のコツを掴むことができるようになるのです。

そしてもう一つ大事なのは、「限られた時間でアウトプットを出す」ことを意識すること。仕事では効率を求められ、一つの物事を考えるのに半日もかけることはできません。この研修では一つの演習の時間設定を、通常の研修よりも短く設定し、時間を意識してアウトプットを出すことを求めます。

最初は、みなさん中々うまくロジックツリーを作ることが出来ず、残り1分を切った頃にようやくホワイトボードにロジックツリーを書き出したグループもありました。

しかし、だんだんと繰り返し演習をやることで「まず具体策を考えてしまいがちだから、最初はもう少し抽象的に考えてみよう」「MECEを意識しすぎて分解をすることが目的になってしまっている」といった自身の思考のクセに気付くことができ、また「どの切り口で分解するのが最適か、まずはみんなでブレストしよう」、「さっき習った、あのフレームワークでまずは分解してみたら?」といった、より効率的に考えるために全員が協力して工夫をする姿が見える様になりました。

研修の中で何度も何度もトライ&エラーを繰り返し、エラーの際に沢山の人からアドバイスをもらうことで、次のトライの質が確実に上がっていく、受講生の皆さんもそんな自身の変化を実感されている様でした。

このように、たった1日間という短い時間でも、繰り返し考えてアウトプットを出し、他の人とその考えを議論し、自身の思考のクセを知ることで、確実に論理思考力は高まっていくように感じました。皆さんも、ぜひ「分かる」から「できる」へステップアップする為に、普段の業務の中から自分の考えたことを部署のメンバーや上司、時には同期の仲間と議論する機会を意識して作ってみてはいかがでしょうか。
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