町の中華料理店で見つけた昭和レトロ☆ | 「新世界」の情報ブログ

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通天閣から西へ約50mの場所に、中華料理「香港」があります。

カウンターだけのこじんまりしたお店です。 

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昔は、どの町にもこんな感じの中華料理店やラーメン屋さんがありましたが、最近では珍しくなってきたようです。


先日、中華料理「香港」に行ってきました。

私が注文したのは中華丼、ここの中華丼はめちゃめちゃ美味いんです。

私の横には、知り合いの串かつ屋の社員さんがラーメンを食べておられ、世間話をしてました。

カウンターの離れた場所には、タクシーの運転手さんが座ってました。

「香港」は、通天閣の下にあるタクシー乗り場への一方通行の道沿いにあるので、昔からタクシーの運転手さんがよく利用されてます。


そんな中に、観光客らしき女性が2人、「ここのチャーハンは美味しいらしい」と言いながら入って来られました。

どこでそんな情報を得たのか、テレビ番組や観光雑誌で紹介されたことがあるのかもしれませんね。


お客さんのほとんどは常連さんで、新世界で働く人達の御用達のお店です。


子供の頃、父親と一緒にラーメンを食べたお店もこんな感じだったなぁ〜と、中華丼を食べながら、ちょっとノスタルジックな気分になりました。

「昭和レトロ」の本当の意味を見つけたような気がします。


新世界の街並みの変貌が著しい中、地元の人の日常生活に溶け込み、仕事中に気軽に立ち寄って、マスターと世間話をしながらラーメンを食べる、年々、このような空間が減っていることに一抹の寂しさを感じる今日この頃です。




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