足立区のパン屋さん 台東区のパン屋さん

フリーアナウンサー篠崎 菜穂子が、足立区、台東区など下町のパン屋さんを紹介します。


テーマ:

ベル2008年6月25日(水) 

ケーブルテレビ足立「トピため」でご紹介しました音譜


足立区役所のななめ向かい側、一際目を引く堂々とした看板が。

平成元年オープンしたパン屋さんで、平成8年から天然酵母パン専門店に切り替えたお店です。

ご主人の鈴木恒美(すずき つねみ)さんは大阪辻調理師学校を卒業後、フランス料理屋さんで働いていました。その後、そのフランス料理店が閉店することになり、たまたまそのフランス料理店のオーナーがドンクにフランスパンを指導したフランス人の方だったので、その紹介でドンクへ入社。ドンクで5年、小さなパン屋さんで2~3年の修業を積み、28歳の時にここにお店をオープンしました。この場所は元々は奥様、久美子(くみこ)さんのご実家で焼き鳥屋さんを営んでいたそうで、そこをパン屋さんに切り替えたそうです。ちなみに店名の「Bell Wood」は「鈴木」を英語に置き換えたもの(笑)。

店内にはとてもすべて天然酵母で焼いたとは思えないほど、バラエティ豊かなパンが並びます。

大好きなベーグルも発見!惣菜パンも菓子パンもバラエティ豊富です。本当のにこれが天然酵母なんて!

パンを焼いているのはご主人お一人。なんと朝2時から仕込みを始めるそうです。お店の特徴は、言うまでも無くすべて天然酵母、国産小麦を使用したパンだということ。

酵母はAKOを使用しています。

これが酵母。左が醗酵前で右が醗酵後。こんなに醗酵するんです。まさに生きてる~って感じ^^


ベルウッドさんでも最初はイーストのパンを焼いていたのですが、天然酵母のホシノ酵母の講習会に行って、天然酵母のパンの美味しさに目覚めます。それから少しずつ移行していき、お客さんの評判も良かったので、すべて天然酵母に切り替えました。最初はホシノ酵母を使用していましたが、途中から酵母の香りが少ないAKOに切り替え、より粉の香りをストレートに楽しんでもらうパン作りを始たそうです。


天然酵母の良さはなんといってもシンプルな材料で美味しいパンが焼けること。天然酵母のパンは粉と少量の砂糖、塩だけで本当に美味しいパンが焼けます。最近増えているアトピーなどに対応した卵や乳製品を抜いたパンも、天然酵母であればわざわざ抜くのではなく、元々いらない、使わずに焼けるということです。

またすべて国産小麦を使用していますが、品種は特に決めず、今も色々と試しているそうです。 最初は外麦を使っていましたが、リブレフラワー(玄米粉)を使ったパンを自然食品店に卸すようになり、そこで粉の種類を聞かれるため、それならば、と安全な国産小麦に切り替えたそうです。その他、砂糖は三温糖、塩はシママースを使用しています。

天然酵母のパン作りはイーストのパン作りとは少し違います。イーストほど醗酵力が強くないので、醗酵時間をとても長く必要とします。その時間の中で粉の旨味などが引き出されていくのです。ベルウッドさんでも、午前中に当日のパンが焼き上がった後は、すぐに翌日の仕込みに移ります。醗酵には15~16時間、かけているそうです。一見、大変なようにも感じますが、醗酵もゆっくりと進行していくので、イーストのパンと比べるとゆったりと仕事が出来るとか。あとは温度管理をしっかりすれば美味しいパンが焼けるそうです。

またベルウッドさんには「リブレフラワー」という「玄米粉」を使用したパンも多くあります。


本来「リブレフラワーと国産小麦」でパンを焼くのは膨らみにくく、非常に難しいそう。それをご主人は見事に成功させました。玄米パンのこの窯伸びを見ると・・・もうたまりません。特に健康志向の方に玄米粉を使用したパンは人気があるそうです。

もちろん、カスタードやあんこ、カレーやサンドイッチなど、出来る限り、手作りをしています。


ご主人にどんなパンを焼きたいと思っているか伺った所、「くちどけの良いパン」というお答えが返ってきました。硬くても柔らかくても、口のなかでスッと溶けていくパンがご主人の目標とするパンで、それがご主人にとって美味しい、まずいの基準になっているそうです。その為に現在も粉の種類を変えたり、色々と研究されています。


また天然酵母のパン、特に食パンなどは翌日の方が味がなじんで美味しいそうです。パンは焼きたてであればどんなパンでも美味しい。冷めてから本当に美味しいかどうかでパンの質がわかります。確かにベルウッドさんのパンは翌日でも本当に美味しい。またトーストすると、さらに違った味わいが楽しめ、食パンなんてまるで炊き立てのご飯の香りがします。

ベルウッドさんが焼いているのは、どんなお料理にも合うパン。主食としてのパンだそうです。食べた瞬間に「美味しい!」と感じる衝撃があるのではなくて、噛みしめて行くほどに味が出て、どんなお料理の味も引き立てていくそんなパンだそうです。

そんなベルウッドさんのパンのファンの飲食店も多く、竹ノ塚にあるフランス料理「ル・カナール 」さんのフランスパンや梅島のとんかつ「きたはら」さんのパン粉はベルウッドさんのパンを使用しているそうです。

お客様は常連さんが多く、区役所の方なども朝、お昼にいらっしゃいます。パンの種類はおよそ80種。新作パンも結構頻繁に出しているそうです。 


人気があるのは「イギリスパン」。粉と砂糖、塩、酵母のみで焼いていて、このイギリスパンを買うためだけにわざわざ訪れるお客様が多いそう。なので、電話で予約をしてからがオススメです。

そしてオススメで人気なのが、ミニパン量り売りのコーナーにある「ミニチョコクロワッサン」。

天然酵母のパンを食べたことのないお客さんがこのクロワッサンを食べて、美味しさに気が付く方が多いそうです。

引きのあるクロワッサン生地に甘くて後を引くとろけたチョコレート。止まらない~~。

この日も早々に売り切れてしまいました。隠れた人気パンは「バターフランス」。

フランスパンの生地を薄くのばして、バターを塗って焼いたものです。

他店ではあまりなく、まず、その成型の美しさに惹かれます。ナイフで丁寧に切ると出てくる断面の美しさにまず感動。噛み切るのが少し大変ですが、噛みしめるほどに味わい深く、香ばしいパンです。粉の風味と味、ほんのりひかえめに香るバターのコクが最高です。チョコの巻き込んであるチョコフランスもかなりオススメです。

他にもオススメパンはいっぱいです。「洋なしのタルト」はタルト生地?と思いきや、デニッシュ生地で出来ています。

持ってみるとずっしりと重い。優しい甘さでなめらかなたっぷりのカスタードとアーモンドクリームが入って、上にこれまたたくさんの酸味のある洋なしが乗っています。

お菓子のようにボリュームたっぷりのパンです。

この「ブルーベリーデニッシュ」も見た目からして美味しいこと間違いなし!って感じ。

サクサクの生地に頬も緩みっぱなしです。大好きな「シナモンレーズン」も発見。

こちらも人気だそうです。これは本当に美味しかった!(もちろん他のパンも本当に美味しいですよ(笑))

シナモン風味が効いた大人味のスパイシーなシナモンが噛み応えのあるシンプルな生地にピッタリ。さらにジューシーなレーズンがた~っぷり。うーん、表現しがたい美味しさです。天然酵母ならではの見た目もたまらない「くるみレーズン」。

期待を裏切らないたっぷり過ぎるほどのレーズンとくるみ。でもそれに決して負けない生地。決して素材を殺すことなく見事に引き立てています。歯切れがいいのはリブレフラワーのおかげかもしれません。「黒米パン」。

とにかく不思議な良い香り!少しお酒のような香りと香ばしい雑穀のような香り。酵母の香りかな?

味も少しお酒っぽいような後味に不思議なまーるい甘味が残る。皮の引きが強く、生地は少しモチッとして歯にちょっと、からむ感じ。黒米独特の風味が生きたシンプルなようで個性的なパンです。続いては「玄米パン」(¥110)。

ベルウッドさんはリブレ粉(玄米粉)を使ったパンでも有名。何だろう?まろやかなような不思議な香り。

すごーいも~っちり弾力のある詰まり目のきめ細かい生地。噛みしめて行くと、ほんのり塩気と玄米っぽいちょっと豆乳を思わせるようなコクのある美味しさを感じます。本当にベルウッドさんのパンは他には無い初めての味ばかり!そしてそして、足立区のパン屋さんでは珍しい私の大好きな「ベーグル」(¥80)もありました~!しかもこの価格で天然酵母。

香ばしいお米を少し焦がしたような良い香り。もっちりとして弾力もあって、とっても美味しい。

味も噛みしめるほどに、甘味と何とも言えない香ばしさのある旨味が出てきて止まらな~い。あっという間に食べきりました(^^;)。ラスト1斤だった「食パン」(¥260)も買いました。

普通の食パンとはやっぱり一味違う、ちょっと雑穀っぽいような色んな香りが上手く混ざった香りがします。

生地はしっとりとして、ふわっと柔らかい食感。驚いたのはミミ。柔らかいのに引きがあってこれだけでも美味しいです。シンプルなパン意外にも、菓子パン類も充実。クリームパン(¥120)は自家製カスタードクリーム入り。

ふわ~っと赤ちゃんのほっぺみたいにものすごく柔らかい生地にクリーミーなカスタード。

なめらかでサラッとした食感。コクがあるのに甘さや濃厚さは程よく、しつこくなく、パン生地を生かすカスタード。パン生地の優しい味にピッタリ!一目で気に入って最後の1個を買ったチョコフランス(¥130)。

すごいも~っちりしてメチャ引きが強く、ハードな生地。フランスパンっぽい。

それが薄く巻かれていて何とも言えない美味しさ!シンプルな生地にとろけるチョコが最高。常温でもとろける、クーベルチュール?噛めば噛むほど小麦の甘味や味わいが引き出され、シンプルなのに奥深い味です。最後は「古代あんぱん」。黒米パンの生地で作ったあんぱんです。

もっちりした少しハードな生地に甘さ控えめ、しっかり目の粒あん。

おはぎや大福を思わせるようなまさに和のパン。美味しい。普通のあんぱんとは全然違います。黒米の生地とあんこは相性バッチリ!


パンはパートナーだとおっしゃったご主人。くちどけの良いパンを目指して、これからもコンスタントに美味しいパンを焼き続けたいそうです。

とにかくベルウッドさんのパンは個性的。健康に良い素材を使いながら、どこにも無い美味しさに驚くはず。

ぜひオリジナルなパンを味わってみて下さいね!



食パンBell Wood ベルウッド

住所 足立区梅島2-3-14

電話 03-3849-1819

営業日・時間 AM7:00~PM7:00  日曜・祝日休み

HP  http://www.blsnet.co.jp/bc/bellwood/shop.cgi?mode=top

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