しのまさのブログ

甲子園球場のあるまち、兵庫県西宮市の市議会議員です!


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地域の小学校で運動会があり、来賓としてご案内を頂いて参加してきました。学校現場というと国旗に対する態度の問題や、男の子を「さん」づけで呼ぶ男女共同参画(かどうか知らんが)など、何かと異議のあるテーマが多いのですが、元気一杯の子供たちを見て何だかとても明るい気持ちになれました・・・

そしてとても感動した話しをひとつ。

リレーを見ていたときのこと、何組目かに明らかに遅い子どもが走り出しました。来賓席の反対側からのスタートなので詳細はわかりませんが、伴走がついているところをみると体が弱いか、障害のあるお子さんだったようです。

半周遅れくらいでようやく走りきり、バトンを渡すと先生が満面の笑みでハイタッチ、もちろんそのチームはダントツの最下位です。しかし残りの子供たちは何事もなかったようにその後を懸命に走りきり、最終も最下位ながらずいぶん追い上げました。

妙な細工もなく、そのままの結果・・・以前、どこかの学校で足の速い子、遅い子の優劣を見せないようにゴール手前で足踏みし、みんな並んでゴール、と言うリレーが話題になったjことがありますが、そのような気持ちの悪くなる演出など一切なし、冷徹に結果に向き合うリレーです。

全身を使って懸命に走りきり、自分のベストを堂々と見せたその子、それを全身で受け止め、承認する先生、そのあとの勝負を投げ出さず、最後までベストを尽くして満足そうなその後の子供達、その事に気づいて湧き上がる拍手、率直に感動しました。

この子達はもうすぐ受験を迎えたり、社会に出たり、いやおうなしに競争社会にさらされます。そのときには遅れても誰も足踏みなんかしてくれません。競争は現実のものとして勝利を目指し、懸命に努力する、しかし勝てないこともある(勝てないほうが多い)。そんなときもベストを尽くす、人のせいにしない、つまりは卑怯者にならない生き方をこのリレーは体験させてくれたのではないでしょうか・・・

これぞ教育!10歳前後の子どもが仕込まれていたり、どう映るか計算して動いていたはずもなし、純真無垢、そう、イノセントなのです。そう思ったら何だか感動して涙が出てきました・・・

来賓席で、自分の子でもないのに感動して泣いてるきたないおっさんなんて見苦しい!泣くわけにはいかん!そう思ってこらえましたが、久しぶりに心から感動しました。みんな、ありがとう!

競争は社会の原動力、無くしたりヘンな制限を加えてはならない。しかし同時に競争から生まれてくる数多の敗者に、試合には負けても勝負に勝つことは出来ると教えなければならない。

この仕事をしているとこの国の未来にあまり楽観的になれないことのほうが多いのです。でもこうして希望を見ることも出来るから少しでもいい未来をこの子らに残そうとがんばれるのかもしれません。









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