意志の疎通

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こんにちは。

毎年、総合病院の看護師さん向けにコミュニケーションに関する2時間半の講座に登壇させていただいています。


この世に誕生し言葉を覚える前から、非言語で私たちはだれかとコミュニケーションしながら生きていて

それを当たり前のように過ごしていますが

なかなかそれについて学んだり考える機会は多くはありません。


講座では主催者さんから講座のゴールや目標設定のご要望を伺いつつも、そこからぶれることなく、私自身が「伝えたいことを伝わるように」意識しながら

ワークを行ったり、受講者さんの反応や雰囲気をとらえ、コミュニケートしながら、時間も考慮しつつ、話す内容、話さない内容を考えながら講座進めています。


なので、内容も毎年少しずつ変化しています。

そのたびに反省もあるのですが・・・。


コミュニケーションは本当に奥が深いです。


そして、人とのコミュニケ—ションは奥が深いと感じた出来事がまた一つ。


先日、「コーマワーク入門」という講座を受講してきました。


コーマワークとは、

何らかの脳神経障害が原因で昏睡状態(意識障害)が続いている方と意志疎通が可能になるように働きかける心理療法です。

それには

遷延している昏睡状態の方でも「あらゆる可能性」があると信じること


意識なくとも、反応が乏しくとも、相手は「わかっている」


という「前提」のもと介入するということが
講座の中でとても印象に残っています。



そして相手に対してことばを使わなくても、自分がそこにいるだけで「意味」があります。


そんなことを改めて感じつつも、また反省もありました。


私が看護師としてICU(集中治療室)や救急外来で勤務していたことを思い出し

当時昏睡や意識混濁が遷延していらっしゃった患者さんに対してのあの頃の自分の態度や言葉、行動など、とても配慮に欠けていたなと・・・。


言い訳は山ほどありますし悔やまれることもありますが、

後悔先にただず。


これから・・・です。


今回の講座受講で実際コーマワークを受けた患者さんの変化の事例や介入について伺うことができましたが、


実際コーマワークの見学にいってみたいなあ。



そして普段のセッションでも言葉を使わない非言語において、相手の神経系にアプローチする方法など、スキルアップしていきたいなあと思いました。


津田沼心理カウンセリングRenew
澤田忍



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