記事タイトルが変わりましたが、ルイ君の前世から派生した話です。

続きです。

シャルルさんの評価があまり良くないのは、ひとえにジャンヌさんを見殺しにしたから。

早く身代金を払えば良かったのに!
ケチ! 恩知らず!!

そんな所でしょうかw

この頃のシャルルさんは、王位に就いたと言っても、力は弱かったと思います。まだパリも取り戻してないですから。
まともに国政が機能してないのですから、税収もあやふやでしょうし、金銭的に余裕がなかったと思われます。

しかし、シャルルさんはケチと言われてますが、捕虜になった他の貴族たちの身代金は払っています。
「絶対に払わない」と決めている訳では無さそう。

捕虜の救出に関して、恩人ジャンヌさんより貴族の方が優先されたと言うことか…

恩人を優先するのが人情ですが、そうも言ってられなかったんでしょうかねぇ。

ジャンヌさんがどんなに強くても、軍隊を持っているのは王侯貴族ですから。
各地の貴族を味方につけないと、軍を動員して戦えません。

今後の戦略を考えると、身代金はジャンヌさんよりも貴族たちを優先せざるを得なかったのではないかな。

国王として認めてもらうには、とにかく信頼されなければならない。
時には、恩を売ることも必要です。

王太子になったばかりの頃の、暗殺事件の影響もあったかも。
王になったばかりのシャルルさんにとって、貴族を敵に回さない為の配慮が、何よりも重要だった。

結果的に、ジャンヌさんに対して恩を仇で返す形になってしまいましたが。

シャルルさんなりに悔恨があったからこそ、ジャンヌさんの裁判をやり直させたのでは?
だって25年もかけてるんですよ~。すごい執念です。

続きます。

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変性意識の領域で見聞きしているので、実体がどうなっているか分かりません。
解釈(フィルタ)次第で、見え方も考え方も変わるし、個人差があると思います。
他所の情報と違うとしても、私には判断できかねます。責任も取れません。
くれぐれも鵜呑みにしないでくださいね。