昨日読んだ本
ある一人の作家が公団住宅を追われ、ホームレスとなり、この作品を書き上げるまでを心情を交えながらも淡々と描いている。
文中で何度も自分は意志が弱いと嘆いているが、神行は非常に意志が強い人だと思う。
そうでなければ、今頃ただのホームレスになっていたはずだ。
いろいろ考えさせられる本である。
                            100点中95点

松井 計
ホームレス作家
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昨日読んだ本
昨日は帰りの電車が人身事故で止まったので一気に読んでしまった。
ポーランド生まれの著者がスパイであるという冤罪で25年間シベリアに送り込まれ、そこから6人の仲間を募って脱出し、さらには途中で似たような境遇の少女を拾い、インドまで行くという壮大な冒険の話
冬のシベリアや何の用意も無く入ったゴビ砂漠を越えるなど、一歩間違えれば死ぬような困難に見舞われながらもそれに耐えついにインドまでたどり着く。これだけの困難に見舞われながらも最終的な死者は4人。
もちろんそれが出来たのは幸運によるものも大きいが、素朴な人々による暖かい好意によるものも大きい。

ぜひ読むことをお勧めしたい。
                       100点中95点

スラヴォミール ラウイッツ, Slavomir Rawicz, 海津 正彦
脱出記―シベリアからインドまで歩いた男たち
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昨日読んだ本
神行は中学生のころから不肖・宮嶋のファン(今にして思えばろくでもない中学生だな)なのだが、著作を買うのは始めてである。
しかもこの本は高校のころ図書館に置いてあった本の再録本だった。
何度読んでも面白いからそれでも構わないのだが
                             100点中95点


宮嶋 茂樹
不肖・宮嶋ちょっと戦争ボケ〈上〉1989~1996

宮嶋 茂樹
不肖・宮嶋ちょっと戦争ボケ〈下〉1996~1999

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昨日読んだ本

東京オリンピックの直前に聖火と同じコースをダイハツのファミリーカーで走った記録を書き綴った本

今となっては通ることが不可能なイラクやアフガニスタンの難コースを旅した記録なのだが、40年前の中近東やアジアに関する貴重な資料ともなっている。

                             100点中85点


徳岡 孝夫
太陽と砂漠の国々―ユーラシア大陸走破記
タイトル通りの本だが、著者の基準がはっきりしているし、賛美ばかりではないので読みやすい。
著者は良識派の基準として自らの信念を持ち、それを実行した人としている。
この本では19人の高級軍人と吉田茂が紹介されている。
吉田は軍人ではないが、戦後日本の非武装の方針を固めた人物であり、根拠を持って軍人を嫌っていた人物として紹介されている。
神行の祖父も載っているかと期待したが、さすがに陸大を出ていない上に、終戦時に30歳そこそこで東南アジアで測量に駆けずり回っていただけの人物が載るわけもなかった。
載っていた中で一番若かったのは祖父より2期上で3歳年上(矛盾しているように見えるが、祖父が中学を飛び級で卒業しているため)の情報参謀、堀栄三だった。この人物は情報解析能力に優れ、マッカーサーの参謀というあだ名を付けられるほどの人物だったらしい。
これ以上はネタばれになるので言わない。
                               100点中85点
著者: 保阪 正康
タイトル: 陸軍良識派の研究―見落とされた昭和人物伝