2011-05-16 19:02:11

(ネット上初!!)レーガン大統領・チャレンジャー事故追悼演説(全文+和訳)

テーマ:英語情報,社会学,歴史

Address to the Nation about The Space Shuttle "Challenger" Tragedy by Ronald Wilson Reagan delivered on 28 January 1986


Ladies and Gentlemen, I'd planned to speak to you tonight to report on the state of the Union, but the events of earlier today have led me to change those plans.

紳士・淑女の皆さん。私は今夜、皆さんに連邦政府への一般教書報告についてお話する予定でいました。しかし本日早朝に発生した事態が私にこの予定を変更させることになりました。

Today is a day for mourning and remembering.

本日は哀悼と想い出の日となります。


Nancy and I are pained to the core by the tragedy of the shuttle Challenger.

ナンシーと私はスペースシャトル・チャレンジャー号の悲報に接し、心の底まで悲しみによって叩きのめされています。

We know we share this pain with all of the people of our country.

私たちは、わが国の国民全員によってこの苦痛が共有されていることを理解しています。


This is truly a national loss.

これは否定し難い国家的損失です。




Nineteen years ago, almost to the day, we lost three astronauts in a terrible accident on the ground.

19年前のほとんど同じ日に、私たちは地上での発生した恐ろしい事故によって三名の宇宙飛行士を失いました。



But we've never lost an astronaut in flight.

しかし、私たちは飛行中の宇宙飛行士を失った経験はありませんでした。


We've never had a tragedy like this.

私たちは今回のような悲劇に遭遇したことはなかったのです。



And perhaps we've forgotten the courage it took for the crew of the shuttle.

そしてひょっとすると、私たちは彼らシャトルの乗組員たちを奮い立たせていた勇気を忘れてしまっていたのでしょうか。



But they, the Challenger Seven, were aware of the dangers, but overcame them and did their jobs brilliantly.

しかし彼らチャレンジャーの七名は、危険性を熟知しながらも、それらを乗り越えて自分自身の役割を敢然と実行したのです。



We mourn seven heroes: Michael Smith, Dick Scobee, Judith Resnik, Ronald McNair, Ellison Onizuka, Gregory Jarvis, and Christa McAuliffe.

私たちはこの七名の勇士を悼みます。マイケル・スミスさん、ディック・スコビーさん、ジュディス・レズニックさん、ロナルド・マクネイアさん、エリソン・オニズカさん、グレゴリー・ジャービスさん、そしてクリスター・マコーリフさん。



We mourn their loss as a nation together.

私たちは国家として共に彼らの犠牲を悼みます。



For the families of the seven, we cannot bear, as you do, the full impact of this tragedy.

この七名のご家族の皆さん、この悲劇によって皆さんが蒙った衝撃のすべてを私たちが完全に共有することは不可能です。



But we feel the loss, and we're thinking about you so very much.

しかし私たちはこの損失を感じ、そして皆さんのことに深く思いを致しています。




Your loved ones were daring and brave, and they had that special grace, that special spirit that says, "Give me a challenge, and I'll meet it with joy."

皆さんの最愛の人々は毅然として勇敢でした。そして彼らは際立った尊厳と際立った精神、つまり「私を困難な挑戦へと向かわせよ。喜んでそれと対峙する。」という精神の持ち主でした。


They had a hunger to explore the universe and discover its truths.

彼らは宇宙の探検と真実の発見に貪欲でした。


They wished to serve, and they did.

彼らは奉仕することを望み、それを成し遂げました。


They served all of us.

彼らは私たち全員に奉仕してくれたのです。



We've grown used to wonders in this century.

今世紀において、私たちは自然界の神秘を学びながら成長を果たしてきました。



It's hard to dazzle us.

それは私たちを困惑・圧倒せずにはいませんでした。



But for twenty-five years the United States space program has been doing just that.

しかし、この24年間、合衆国の宇宙計画はまさにこれを実行して続けているのです。



We've grown used to the idea of space, and, perhaps we forget that we've only just begun.

私たちは宇宙の知識を学びながら成長し、そして、ひょっとすると、自分たちがまだ進み始めたばかりである、という事実を忘れているのかもしれません。



We're still pioneers.

私たちは未踏地への先駆者なのです。



They, the members of the Challenger crew, were pioneers.

チャレンジャー号の乗組員のメンバーは先駆者だったのです。



And I want to say something to the schoolchildren of America who were watching the live coverage of the shuttle's take-off.

そして私は、スペースシャトルの発射の生中継を見ていたアメリカの児童・学生の皆さんに申し上げたいことがあります。



I know it's hard to understand, but sometimes painful things like this happen.

私は、この事実が皆さんにとって受け止め難いものであることを理解しています。



It's all part of the process of exploration and discovery.

しかしながら今回の事件のような悲痛に満ちたことが時として起こってしまうのです。



It's all part of taking a chance and expanding man's horizons.

今回の事件は探検と発見の道のりの一部なのです。



The future doesn't belong to the fainthearted; it belongs to the brave.

未来は臆病さに基づくのではなく、勇敢さから招来するものなのです。



The Challenger crew was pulling us into the future, and we'll continue to follow them.

チャレンジャー号の乗組員たちは私たちを未来に導こうとしていました。ですから、私たちは彼らの後を追って継続していくべきなのです。



I've always had great faith in and respect for our space program.

私は常に、わが国の宇宙計画に対して絶大な信頼と尊敬を抱き続けてきました。


And what happened today does nothing to diminish it.

そして今日発生してしまった出来事によってその想いが萎むことは一切ありません。


We don't hide our space program.

私たちは自分たちの宇宙計画から耳目を背けることはしません。


We don't keep secrets and cover things up.

私たちは物事を秘密にして覆い隠すことはしません。


We do it all up front and in public.

私たちはその全てを公開します。


That's the way freedom is, and we wouldn't change it for a minute.

それが自由主義のしかるべき手段であり、そしてそのことにいささかも変更はないからです。


We'll continue our quest in space.

私たちは宇宙における探求を継続していくでしょう。


There will be more shuttle flights and more shuttle crews and, yes, more volunteers, more civilians, more teachers in space.

今後、宇宙には更に多くのシャトル操縦士,搭乗員、そしてそうです。更に多くの志願者たち、更に多くの市民、更に多くの教師たちが現れるでしょう。


Nothing ends here; our hopes and our journeys continue.

ここで終止符が打たれるものはありません。;私たちの希望と旅は続きます。


I want to add that I wish I could talk to every man and woman who works for NASA, or who worked on this mission and tell them: "Your dedication and professionalism have moved and impressed us for decades. And we know of your anguish. We share it."

そしてNASAで勤務する全ての男性、女性、あるいは今回のミッションに関わった人々にお目にかかり、その方々にこう申し上げたいのです。「皆さんの献身と職業倫理は私たちを動かし、そして私たちに感銘を与えてきたのです。そして私たちは皆さんの苦悩を理解し、それを分かち合っている」と、この気持ちを付け加えさせてください。


There's a coincidence today.


今日は偶然に符合することが存在します。


On this day three hundred and ninety years ago, the great explorer Sir Francis Drake died aboard ship off the coast of Panama.

390年前のちょうど今日、偉大な探検家であったサー・フランシスコ・ドレークはパナマの海岸べりの船の上で亡くなりました。


In his lifetime the great frontiers were the oceans, and a historian later said, "He lived by the sea, died on it, and was buried in it."

彼の人生において開拓する場所は大洋でした。そして歴史家は後にこう言っています。「彼は海によって生活し、そこで生涯を終え、そこで葬られた。」


Well, today, we can say of the Challenger crew: Their dedication was, like Drake's, complete.

そして本日、私たちはチャレンジャー号の搭乗員についても語ることができます。彼らの献身は、正にドレイクと全く同じものであったと。


The crew of the space shuttle Challenger honored us by the manner in which they lived their lives.

スペースシャトル・チャレンジャー号の搭乗員たちは、彼らがその人生において実践した態度によって、私たちに栄光を与えてくれました。


We will never forget them, nor the last time we saw them, this morning, as they prepared for their journey and waved goodbye and "slipped the surly bonds of earth" to "touch the face of God."

私たちが彼らのことを忘れることは決してないでしょうし、今朝、彼らが旅の準備に取り組み、別れの挨拶として手を振り、「地上の束縛から離れ、神の御顔に触れんとする」最後に見た彼ら姿を忘れることは決してないでしょう。


Thank you.

ご清聴に感謝します。

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2 ■Re:子供の頃

>考悟堂(こうごどう) 画餅(がへい)さん
有難うございます。私もあの時のショッキングな映像は未だに目に焼き付いています。
そうですね。宇宙での可能性。この分野に私は全く疎いのですが、国際宇宙ステーションなどを通じて拡大させて行って欲しいですね。画餅さんの子供の頃の夢は宇宙飛行士。今よりもなにか現実性があった、そんな時代だったような気がします、私たちが子供の頃って。
英語は自信無いんですよ。このプログの目的の70%は英語啓発にあります。訳すって宣言して日本語で徒然書いちゃえば、訳さざるを得なくなるなぁと・・・(笑・汗)。

1 ■子供の頃

宇宙飛行士になりたかったので、この事件の事は忘れられません。今でもあの2筋に分かれた白煙を鮮明に思い出す事が出来ます。
レーガンのSDI計画を支持しようと思いませんが、しかし宇宙はこれからの人類の大きな可能性である事は、今でも信じています。
日本も率先して新しい技術に挑戦すれば、すぐ手に届くところにあるはずなのに、残念です。
しかしながら、平成さんの英語力にはいつも感心させられます。私は英語が全くダメで、大学を落ちまくったので、正直うらやましいです。

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