人を動かすためには非難するべからず【ゲーテとの対話11】 | 進撃の庶民 ~反新自由主義・反グローバリズム
本日はくらえもん様の寄稿コラム、【くらえもんの世界】(管理者で勝手に命名しました__)をお届けします!


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 今週でひとくくりとなる『ゲーテとの対話』です!!
来週からは、進撃の庶民総集編をしばらく掲載予定です!!!

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 今回はゲーテがバイロン卿について語っている最中に述べた言葉を紹介したいと思います。

「私が悪いものを悪いと言ったところで、いったい何が得られるだろう?だが良いものを悪いといったら、ことは大きくなる。本当に他人の心を動かそうと思うなら、決して非難したりしてはいけない。間違ったことなど気にかけず、どこまでも良いことだけを行うようにすればいい。(上巻P224)」

 悪いものを良いと言っても、ことは大きくなりそうな気もしますが…(^_^;)

 子育てや教育などにおいても、叱ってばっかりではよくないという話も聞きますし、それと似たようなものでしょうか。

 確かに「否定的な言葉では他人の心は動かせない」という言葉は実生活においても、かなり応用の効くものでしょう。今流行りのコーチングの技術にも似たようなものがあったかと思います。


 私なんかはブログなどで安倍政権を批判してばっかりしておりますが(^_^;)

 まぁ、私が動かしたいと思っているのは安倍政権ではなく、読者(一般の国民の方々)の方なので、極力、一般の国民の方々を非難せぬよう心掛けたいと思っております。それでも、「移民だー」「グローバル化だー」とか言う人には過激な言葉をぶつけたりしちゃったりしていますが(笑)。
(中には一般の国民に対して「愚民がー」とか「ルサンチマンがー」とか「お馬鹿さんがー」とか言う方もおりますが、さすがにこれはよろしくないだろうと思います。)

 もちろん、否定的な言葉を使わなかったからといって、他人の心を動かせるわけではありませんし、他人を動かせると思うこと自体にも問題があろうかとは思いますが、ブログやコラムを書く意義は読者の存在なしにはあり得ませんので、そのような心掛けは大事にしたいところですね。

(つづく)


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