神尾葉子さんの漫画は世間でも好き嫌いが大きく分かれますが、
「虎と狼」については、なんともまた少女漫画らしい展開にもっていきすぎちゃったなあと感じました。


そもそも主人公は可愛いわけでもスタイルがいいわけでもないのですが、運よく彼氏候補の男性2人と定食屋という普段はありえないシチュエーションで出逢うわけです。


高校1年にもなるのに、友だちはおろか、毎日欠かさず定食屋でおばあちゃんのお手伝いをする、という姿は今どきの高校生からは考えられないタイプだと思います。


中盤を過ぎた辺りから、イケメン大学生の2人が主人公の通う高校の教師として赴任します。


偶然たまたま運よく主人公の高校にドンピシャで2人とも採用される、というのがまたなんとも無理やりすぎるというか・・・。


結局2人と知り合いということがばれて高校2年生にあがった主人公は早々にクラス内でハブ扱いされちゃいます。結局ランチはイケメン教師の2人と一緒にとるしかなくなっちゃうんですが、そのあとも結局主人公の立場は変化なし。


1巻のラストでは。男子生徒の策略で片方のツンデレ教師と密室で2人きり、なんてうふふなシチュエーションになっちゃいますが、主人公は幼い頃にあったトラウマが再発して、ハラハラドキドキな展開になっていきます。



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