お礼のお手紙が届きました! | 放射能から子どもを守る『心援隊』のブログ

お礼のお手紙が届きました!

いつも応援ありがとうございます!

昨年末の『冬休み 疎開・保養プロジェクト』に参加された家族さんから、
お礼のお手紙が届きました!




心援隊の皆様へ

この度は保養に受け入れて頂きありがとうございました。
私自身、生まれて初めての大阪で不安もありましたが、親切で温かい大阪人の人間性に感動しました。

年末というお忙しい中、ゆみさん、くらげさんをはじめ、ボランティアの方々にはとてもお世話になりました。

お陰様で子どもたちを久しぶりにお外へ連れ出すことができました。
娘とお外でお散歩するのは、数えることができるくらい少なく、本当に久しぶりでした。
そして息子が砂いじりをしていても注意せずに済むことで、息子も私も解放された気分になりました。

また、私たちのことを思って体に良い食事を摂らせて頂けてとても嬉しかったです。
私は料理が苦手で今まで産地ぐらいしか気を付けていなかったのですが、今回マクロビ食を目で見て、舌で味わえて体験できてよかったです。
こちらに帰ってきてから、少しずつですが、玄米を食べたり、調味料はシンプルに、添加物が入っているものを避け、野菜の素材をそのまま味わえるようにしています。
意外と息子が好き嫌いせずに食べてくれるようになったので驚きです。

今回、同じ参加者の方や大阪に避難された方など、放射能を気にされている方々の話を聞けて良かったです。
茨城でも、私の実家でも、放射能のことはタブーで誰にも相談できず、ずっと心の中に留めていたので、あんなにオープンに話し合うことができ、私自身、気持ちがとても軽くなりました。
また、福島の現状も聞くことができ、やっぱり…という思いと、チェルノブイリと同じようなことが日本でも起こり始めているんだなという危機感を改めて感じました。

大阪での日々は、私の感覚がおかしくなったのかと錯覚するくらい日常的でした、というのも、茨城ではみんな放射能とは無縁というほど普通に生活している中、私は毎日放射能対策を行うことが日常となっていました。
本当は日常ではなく、異常な状態なのですが…。
私は義母とも一緒に暮らしていますが、義母は洗濯物や布団を外に干し、窓は開けっ放し状態、気が滅入る日々です。
近所の子どもたちもマスクもせず外で遊び、給食や家庭でも地元のものを食べています。
まわりにはホットスポットと呼ばれる空間線量0.23μSv/hを超える場所が存在するのに、こちらでの日常は何とも悲しい光景です。

私は昨年の6月からと対策を取るのが遅い方です。
息子が鼻血を出していなかったら、私は子どもたちをさらに被曝させ、今回の保養にも参加せずにいたと思います。
気づけてよかったと思うと同時に、原発事故には憤りを感じます。
私たちの身体だけでなく、家族の関係までも蝕み、昨年一年間は夫婦間や実家の両親とたくさん衝突しました。本当に辛かったです。
ですが、この保養が私にとっての希望の光となっていました。
参加できるか危うかった時、希望の手を差し伸べていただき、本当に心から感謝しています。
参加することができ、本当に、本当に良かったです。私のように悩んでいるお母さんが他にも沢山いることと思います。
心援隊の皆さんが行っている活動は、これからもぜひ続けてほしいと思います。
一人でも多くのお子さん、お母さんを助けてあげてください。
放射能を気にしながら日々過ごしているお母さんは、周りになかなか理解を得られずにいて、とても孤独だと思います。私もその一人でした。
私は主人の理解を得られたので、まだ良いほうです。
これから今年一年間は、移住に向けて夫婦で協力し、子どもたちを守っていきたいと思います。
もし、ご縁があり大阪へ行くことになりましたら、私もボランティアに参加させてください。
こちらで動きがありましたらぜひ報告させてくださいね。
まだまだスタートラインに立っているような気持ちですが、これからも息抜きしながら頑張っていきたいと思います。

皆さんもお体にお気をつけて活動を頑張ってください。
今回は本当にありがとうございました。
またいつかお会いできますように。

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かわいい、小さな手形も同封されていました。



手形には、ママが描いてくれた付箋が。



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2人の手形です。
(息子)が色を塗ってくれました。
今度お会いできるときには、この手(手形)も小さくなっていることと思います。
2人の成長を見守っていてください。

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子どもたちのために、毎日毎日頑張っておられたお母さん。

あふれる様々な思いが、手紙から伝わってきました。

これまで、辛いこと、悲しいこともたくさんあったでしょうね。

保養中、元気に遊ぶ子どもたちを見る顔は、とても嬉しそうでした。


子どもたちのためにも、お母さん自身のためにも、
良い選択ができますように。

本当に、また大阪で、
もしくはどこか安心できる場所で、
笑顔で再会できればいいなと思います!


 ☆お願い☆

今後も『疎開・保養プロジェクト』を開催するため、
そして、必要とされる支援を続けていくため、
ご支援・ご協力をお願いいたします!!!

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