『お待たせしました!「悪の華」完結編連載八月スタート!!』
『悪の華』シリーズのファンの方々、本当に、本当に、本当に
長らくお待たせしました!
『悪の華』『聖殺人者』に続くシリーズ三部作の完結編の
連載が、八月から光文社の「小説宝石」で始まる!!
単行本
『悪の華』からは約13年振り・・・いやいや、本当にお待たせしました(笑)
でも、ファンの方々に負けないくらい、俺自身も、13年間、完結編が書きたくて
書きたくて悶々としていた。
「悪の華」文庫 光文社バージョン
もともと、俺は映画『ゴッドファーザー』シリーズを何十回も
繰り返し観賞するほど大好きで、いつか、新堂版「ゴッドファーザー」を
書きたいと願い続け、実現したのが『悪の華』だ。
「悪の華」文庫 幻冬舎バージョン
だから、『悪の華』シリーズに傾けた情熱は半端ではない。
「名誉ある男」・・・シチリアのマフィオソの世界観を、
クールにセクシーに美しくせつなく描くことを意識した。
第二弾 『聖殺人者』 単行本 光文社
第一弾から13年、第二弾から11年・・・プロデューサーさんや
映像関係の人達に人気が高く、テレビ局に行くたびに、
「第三弾はまだですか??」と訊かれた。
「聖殺人者」文庫 光文社バージョン
ブログのメッセージやコメント、お手紙などでも、
「完結編を書いてほしいです!」という要望を頂き、
ありがたいと思うと同時に、なかなか期待に応えられない
ことに心苦しいような申し訳ない気持ちで一杯だった。
「聖殺人者」文庫 幻冬舎バージョン
こんなに年月が空いた理由としては、
『聖殺人者』を刊行したあたりから連載が月に三本、五本、七本、
十本と増え続け、シリーズの完結編を書く精神的、物理的余裕が
なくなったというのが偽らざる本音だ。
各出版社的にもいろいろと「大人の事情」もあるし、
優先しなければならない仕事もあった。
なにより、俺自身、「宝物」である「悪の華」シリーズの完結編は、
200パーセントの情熱を注ぎ込めるタイミングで書きたかった。
というような事情で10年以上お待たせしてしまったが、そのぶん、
読者の皆様が納得してくれる作品にすることを約束する!
因みに、完結編は第一弾、第二弾とはまったく違うアプローチで
挑む作品にするので、かなり斬新な内容になるだろう。
愉しみにしててくれ!
またな!