☆☆+
1992年6月 光文社 286p
宮部みゆき「スナーク狩り」読みました。
慶子はちょっと世間知らずの女性。慶子を利用するだけ利用して振られた慎介に仕返ししようとします。彼女は彼の結婚式のときに、競技用の銃を持って乗り込みますが結局何もできません。。。
織口は、あることが理由で、ある人物に復讐を考えています。そして、慶子が銃を持っていることを知っています。慶子の銃を盗もうと企てます。。。
慎介の妹、範子は慶子のことを優しい女性と慕っています。慶子に手紙で、兄慎介の結婚式の日付を教えたことを後悔しています。。。
ということで宮部みゆき「スナーク狩り」読みました。話がまるでわらしべ長者のように、繋がっています。一日の間に起こる事件を追っていきます。現在の宮部みゆきの犯罪小説の原点を感じるような作品でした。1189
追記
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