お休みの日は、スタッフそれぞれ過ごし方が違います。
庭の手入れをする人、釣りに行く人、家族サービスを
する人など様々ですね。

私は一緒に過ごす奥さんや彼女もいませんし、
これといって高尚な趣味があるわけでもありません。
私の休みの使い方は、たくさんの仲間と過ごすこと。
日曜日となると南房総各地でイベントが開催されていて
私の友人や同じ地域の方々が企画運営しています。

先週日曜は、3件のイベントを"はしご"しました。
午前中は、南房総市和田支部文化協会が主催する
いわゆる文化祭に招かれました。

和田コミュニティセンターの3階ホールでは、
和田地域の芸能部門サークルの方々の日頃の練習成果を
披露する「発表会」が開催されていました。
会場に着いて主催役員である近所の方に発見され、
地域づくり協議会の理事として挨拶をすることになり、
文化協会のお隣りという特等席で見せて頂きました。

↑無法松の一生

太鼓、踊り、詩吟、カラオケ、エアロビクスなど、
ステージ上では、いつもと違う表情で活き活きとした
パフォーマンスを見せる住民の皆さん。
とっても輝いていました。

お昼前、次の予定があるためそろそろ御いとましようと
タイミングを計っていると、司会進行をされている
近所の方から振られた一言、
「副会長さんも飛び入りで歌いますか?」
スケジュールが早くすすみ、進行速度を調整するために
飛び入りでカラオケを歌う方がチラホラいたので、
内心羨ましかった私の本心を見抜くかのようなフリ。
幅広い世代のお客様の前ですので何を歌おうか。

↑舞台袖でスタンバイ中に撮影


秋川雅史さんの「千の風になって」を選びました。
(「千の風になって」はこんな歌です)

かなり本気で熱唱(笑)

ステージを降りたタイミングで席を外す旨、
会長へお伝えして会場を出ました。
地域ボランティアの皆様がお茶とお菓子をふるまう
ふれあい喫茶「なごみ」のチケットを頂いたので、
ホットコーヒーとロールケーキでブレイク。


和田コミュニティセッターを後にして向かったのは、
南房総市三芳地区にある滝田公民館。

こちらでは、NPO南房総リパブリックが主催する
「春の里山学校」のランチ交流会に招かれました。
南房総リパブリックfacebookページはコチラ
南房総リパブリックのHPはコチラ

南房総リパブリックは東京と南房総市を結び、
里山学校・市民農園・食の二地域交流を目指している
NPO法人で私の知人が理事をしているというご縁で
今回は地元住民の一人として参加しました。

南房総で採れた野菜の味を、そのまま感じられる
お料理を食べながらの交流会。

↑平飼い鶏の卵や廃鶏肉のソーセージ、ふきみそ、蒸し野菜


地元で農業を営む同世代ということで招かれたのが
これまた私の友人である、岡本農園と三平隆之農園の
若き後継者でした。
㈱岡本農園のfacebookページはコチラ
三平隆之農園のfacebookページはコチラ

二地域居住を実践されている方々とお話しができ、
またエプロンをして料理をふるまっている方々の
本業は「建築家」で一級建築士の資格を持っていたり、
大学・大学院で住居や建築の研究をされてきた方など、
アカデミックな方ばかりでびっくりでした。

そんな皆さんと、楽しくお話しをさせて頂きながら
美味しいお料理を食べられたことに感謝です。


ランチ交流会が終わり、次に目指すは洲崎方面。
洲埼灯台を臨むホテル「風の抄」さんで開催された
「マーガレット岬」コンサートのお手伝いです。

洲埼灯台はかつて「マーガレット岬」と呼ばれるほど
マーガレットの花が咲き誇る場所でした。
「なぜ洲埼灯台はマーガレット岬といわれるの?」
詳しくはコチラ

今は生産者が減ってしまいましたが、
このマーガレットと洲埼灯台をテーマに作詞作曲し、
歌ってくれるのが館山へ移住した友人達です。

↑ちなみに音響も移住された方です。


今回は、洲崎を盛り上げたいという「風の抄」の
女将さんや専務のご厚意でホテルのホールをお借りし
お泊りになっているお客様や地元の方々へ呼びかけ
コンサートを開催することができました。
続々と集まってくる地元住民の皆さん。
開演前にホールはうめつくされ、40人近くのお客様に
お集まりいただきました。

↑高校時代に結成したデュオ「ING」のSONOさんとMIKAさん


たくさんのお客様と、透き通る歌声を披露する友人、
その場にいるだけで涙が出るほど感激しました。
40分という時間でしたがシアワセな時間を過ごしました。

「マーガレット岬」とともに披露された館山のテーマソング
「feel easy in tateyama」はコチラで聞くことができます。

コンサートの後、女将さんと専務さんのご厚意で
「風の抄」自慢のお食事を頂きました。

運営スタッフで疲れを癒しながら、アットホームな

雰囲気での夕食は本当に美味しかったです。
ごちそうさまでした。

ホテル「風の抄」のHPはコチラ


いろいろな体験とたくさんの出会いに恵まれた1日。
そのひとつひとつが明日への活力になるというのは、
趣味を楽しむ休日と同じなんだろうと思いました。