皆さんナンバリングどうしてますか?

多くの人は解法を学んだサイトのナンバリングをそのまま採用してると思うのですが、
たぶん、どこのステッカーに何の文字を割り振るかは自分で決めても良いのだと思います。
大切なのはステッカー位置と文字の対応関係がしっかり頭に入ってることですし、
よほど変なことしない限りBLD する上で支障もないかと思います。

実はボクは最初ナンバリングを覚えることができませんでした。

そこで、自分独自のルールを定めて文字を割り振っていけば覚えやすいし
しばらくBLDから離れて忘れたとしても、自分で定めた法則なので、思い出しやすいと考えて、解法サイトの言うことを聞かず勝手にやってしまいました。

ちょっと変わったナンバリングなのですが
自分ルールで割り振るナンバリングの例として、紹介してみたいと思います。

もちろんコレが最適解ではないと思います。
人それぞれ、やりやすいナンバリングは違うと思いますし、最適解はおそらくありません。

文字とステッカーの対応が完璧になれば、ナンバリングはなんでも良いとも思います。
ナンバリングでどんな工夫をしてみても、多分割BLDや、3-cycle移行時(Y.Yさん曰く)になんらかの問題は出てくるかもしれません。
ですが、その頃にはもうBLD初心者ではないので、慣れればよいのです。


解法はM2/old Pochmannです。

エッジでは面と列を分けて、正面から見て縦に割るような感じであ行、か行、、、と割り振ってます。

M2法の手順と関連付けて分かり易いナンバリングにしたいと思って決めました。


M2法では、例えばR面の手順は、最初UBがB’で迎えに行って、Rでぶち込んで、BでUB位置に戻って→M2(2点交換)→逆セットアップとなります。

なのでR面の手順はみな似た感じの最初B’系手順という認識をして、R面にはあ行の「あいうえ」を割り振りました。

同様にR列はUで迎えに行ってRでぶち込んでU’で戻る、なので最初U系手順のグループとして、か行の「かきくけ」を割り振りました。

順番は時計回りとかではなく、「あ」が上にあって、「い、う」が中段(手前、奥)、「え」が下段にあったほうが感覚的にわかりやすいだろうと思いこのようにしました。


同じようにL列は「たちつて」L面は「なにぬね」と割り振りました。
(後に、L面のな行はレターペアが作りにくいときに、ま行を使ってみる2重ナンバリングにしました。)

サ行が抜けてますが、これはサ行がボクの脳内では音の印象が薄く感じたからです。音記憶がやりにくかったです。

サ行を除いたことで、B系手順のR面とL面は、優しい感じの音のあ行とな行。
U系手順のR列L列は硬い感じの音の、か行とた行と言うカテゴライズにもなりました。

行の音のイメージでU系手順とB系手順を関連付けて、母音が一緒の面と列の混同を避けられるだろうと考えました。

そして、「(あ行)(か行)が右」、「(た行)(な行)が左」と印象づけて右と左のステッカーを間違えないようにしました。


最後に、手順が特殊で頭では理解しにくいM列は、余った「お」の段の「おこそとのほ」を割り振りました。

今から考えれば、M列は「らりるれろ」とでもして、もう一文字足らないのは「や」でも使えばよかった気がします。「らりるれ牢屋」とか語呂がいいですね。
「おこそとのほ」は結構覚えにくかった、、


M2法では奇数回目のM2した後には、バッファ(DF)とUB以外のステッカーが180度回転してしまってます。

その為、偶数回目にFUとBDのエッジのステッカーの手順が来たときは180°反対側の手順をやる必要があります。

これはボクのナンバリングでは「お(FU)の(BD)」と「こ(UF)ほ(DB)」の関係です。なので、「小野伸二(サッカー)」と「コッホ先生(ドイツの細菌学者)」は偶数回目には反対側の手順だな、と覚えました。そして「そ(UB)と(BU)はこの法則の「外」だな」と覚えました。

次にコーナーですが


コーナーは特に手順的な意味はないです。

あ行のコーナー、か行のコーナーってだけです。
時計回りとかじゃなくて、上(下)、手前(向こう側)、側面という順番に割り振りました。時計回りとかだと反対側で逆になるからイヤやったのです。誰でも最初の頃はB、Dの回転記号とかも苦手でしたよね。

バッファであるULBのコーナーは、多分割でセンターをコーナーと同じナンバリングにする時以外は必要ないです

ボクはバッファのULBコーナーに「さ行」を割り振っているため3bldでは全く使いません。
これはあくまで、ボクがさ行の音の響きが苦手だったからに過ぎません。
3bldではコーナーをレターペアストーリー記憶することが多いので、言葉が作りやすい「さ、し、す」を捨てるのはもったいないかもしれませんね。
ボクはもはや変更する気はないのですが(というかナンバリングがもう染み付いてて変更できない。)


しかし、多分割をやるようになって、センターをコーナーと同じナンバリングにしたら、センターのまとまりで見るとわかりにくすぎましたね。
多分割センターは新たに文字考えようかと思ったくらいです。もう慣れましたが。
多分割をやるつもり無い、もしくは多分割センターは別のナンバリングするのなら、
1つのコーナーに1つの行を割り振るのがわかりやすいかもしれません。文字を見ればどこのコーナーのステッカーか、一目瞭然です。そして母音でどの向きかを判断できます。



他には、面で行を分けるこう言うナンバリングも良いなと思います。分かり易い。
某関西大御所に聞いたナンバリングです。
一般的にはこういうナンバリングをしてる人が圧倒的に多いと思います。

ただ、コーナーで「く」と「え」などの文字が同じコーナーだと言うのが、覚えるまではピンとこないかもしれません。
どちらの向きのステッカーかと言うことは分かりやすいですね。

とにかく、どんなナンバリングでも
文字を見たら瞬時にパーツの位置と、そのパーツのどちら側のステッカーなのか思い浮かべることができ、
逆に、ある色のステッカーを見たらそのパーツのステッカーの色の組み合わせから、どこの位置のパーツのどの向きのステッカーで何の文字なのか瞬時にわかるようにならなければいけません。
そうなるまでは、ひたすら練習です。
キューブを持ってない時も、いつもステッカーを頭に思い浮かべてた気がします。



正直ここで紹介したボクのやつは
異端のナンバリングだと思います。
自分が目隠しを練習する過程で、やりにくい文字も結構ありました。慣れで押し切りましたが。
ですが、自分自身のナンバリングというのは、多いに考えるべきと、ボクは思うのです。
文字列が作り出すストーリーは多彩な方が楽しいと思い、コーナーとエッジは違う文字でやったボクのやり方が果たしてスピードオプティマルなのかは、もうボクにはわかりません。
記憶を消去して1からナンバリングをやり直すことは出来ないのです。
かと言ってあまりナンバリングを恐れないで下さい(笑)
結局、慣れればなんでもいいです。