R へ
Rを捜すことをまたはじめたよ、あなたが消えてから僕は必死に捜して
諦めてはまた捜して、Rが言っていたことがすべて嘘だと思ったり
付き合っていたこと自体、期限が決まっていたのかと思う日々でした
でも、Rを想えば想うほど人を騙すようには思えない・・・
僕は辛くて辛くて、黙って消えたあなたを忘れたくて、新しい生活を
手にしたくて他の人と付き合いました そして、僕の頭、体から
Rが薄れていくのを待っていました・・・でもあなたは薄れていかなかった
苦しいだけだった・・・ あなたの事が忘れられなくて僕は
付き合った人と別れました、その人にはほんと申し訳なかった・・
今、僕は仕事しながら空いた時間に少ない手がかりを手に
あなたを捜しています
あなたはこの世にいないかもしれませんね、病気の事はいつも
気にしていました、あなたがいなくなった一番の理由は僕は
病気のことだと思っています、病気は腎臓だけではなかったのだと
思います・・・だけど僕はあなたがこの世にいないとしてもその
事実を自分の目で確かめない限りあなたを諦められないし、
あなたを想う気持ちは増すばかりです
もし、幸せに暮らしているのなら あなたが生きていて幸せなら
それで僕は満足です