忙しさと疲労だけだった
9月が終わり、あっと言う間に10月
あっと言う間に、30歳

もう誕生日プレゼント
をいただけるような年齢でもありませんし
、欲しい物は自分で買うのが当たり前の30歳独身女
こんなことを書くと、何だか相当寂しい女に思われるかもしれませんが、私はむしろ自分の欲しい物を自分で手に入れられるこの生活が好きです

誰かに何かをしてもらうという行為が、嬉しいよりも先に申し訳なく思ってしまうようなそういう可愛げのない性格なのです
ですから、例えば食事をご馳走していただくことも、もちろん喜ばしいのですが、それよりも悪いことをしたという罪悪感が残ってしまうという変なヤツなのです
たぶん、一生独りでお気楽に生きていくのでしょうね。
しかし、そんなダメ女の私のことを両親だけは見捨てずにいてくれる、この有り難さと言ったらありません
それ故にこんな歳になっても、母は私に誕生日プレゼント
なんぞをくれたりするもので、これまた嬉しさと同時に申し訳なさが込み上げてくるのです
娘の私から父や母に誕生日やクリスマスのプレゼントを贈るのは、私がそうさせて欲しいからしているのであって、お返しが欲しいからしているのではありません。
申し訳ないから来年からはいらないからね、と毎年同じことを繰り返す私ですが、大した物じゃないから、とこれまた毎年答える母。
こういう時、本当は素直に喜ぶべきなのでしょうが、それ以外のことを考える私は、自分でも面倒くさい人間だと思います
その上、歳のせいなのか、涙腺
が緩み、複雑な気持ちが涙となって外に出てきそうになるため、それを毎度必死にこらえている
というバカさ加減は、恥ずかしいとしか言いようがありません。
でも、折角母が心を込めてバカ娘のために選んでくれたプレゼントをブログに残しておきたく、ここに紹介させていただきます
まずは、この2冊の絵本
「ビロードのうさぎ」と「つみきのいえ」
幼稚園児の頃は、何百冊という絵本を借りて読んだ程、絵本好きの私。
大人になった今でも、たくさんの絵本に囲まれて暮らしたいのが本音ですが、文庫本などと比べるとどうしても値が張るために、あまり手を出せずにいます。
恐らく母は、そのことを知っていてプレゼントしてくれたのだと思います。
絵本は幼児のための読み物だと思われがちですが、幼子が読むのと大人が読むのとでは、同じ作品でも意味が違ってくるように私は思います。
幼い頃は表面的なことしかわからなかったのに、大人になるとそのストーリーの奥深さに気づかされることがよくあります。
皮肉にも、純粋な子どもの目線より、色々な経験をして知らなくても良いようなことまで知ってしまった大人の目線の方が、一見単純に思える絵本の世界に隠されている大切なことを理解できるということがあります。
「ビロードのうさぎ」は、2007年に各出版社から絵本ベスト1に選ばれ、大人から圧倒的な支持を得た作品。
うさぎ好きの私を思い母がプレゼントしてくれたのは明確ですが、物悲しいタッチの絵と切ないストーリーが相まって、涙がじんわり浮かぶ素敵な絵本です。
「つみきのいえ」は、当時随分と話題になった米国アカデミー賞・短編アニメーション部門賞を受賞したアニメの絵本版です。
「ビロードのうさぎ」と比べ、全編に温かな雰囲気が流れる心が和む内容で、長い人生を過ごしてきた主人公のおじいさんの悲哀と生への喜びが対照的に描かれており、最終的には笑顔になる作品です。
おじいさんの人生が、正に積み木に例えられていて、わかりやすいのも素晴らしいです。
続いては、小さくうさぎの絵がついたカップ
大きな会場で毎年開催される陶器市にて、母が買ってきた物。
奥の四角い方が母、手前の丸い方が私を私が使わせてもらっています
取っ手の赤丸がアクセントになっていて、可愛いです
真ん中は、プレゼントと共に添えられていたうさぎのバースデイカード
ふわふわのうさぎ
にアクセサリーがついており、しかもこんな風に立てられる、かなりキュートなカードです
裏に書かれた母のメッセージは、私の胸の中にしまっておきます
3つ目の写真は、失敗した訳ではなく、敢えて遠くから撮影しました。
これがプレゼントの中でもメインなのですが、あまり大々的に載せられないピンクのうさぎのぬいぐるみ
なのです。
実は親子で気に入っている郊外のとてもセンスが良い上に、お値段も手頃な雑貨屋さんがあり、これまでかなりのお買い物をさせていただいているのですが、そちらで随分前から非売品
として置かれていたピンクのうさぎのぬいぐるみです。
その場ですぐにでも欲しかった本当に愛らしいうさちゃんなのですが、いかんせん非売品でどうすることもできずに泣く泣く諦めていた品
ところが、ショップの方も我々親子のことを覚えて下さっていて、母が交渉したところ、他のお客さんには内緒でと譲ってくれたそうなのです

本当に可愛くて可愛くて、プレゼントの包みからこのうさちゃんが出てきた時は、かなりテンションが上がってしまいました
くまやねこのぬいぐるみは巷に溢れているのですが、うさぎは以外と多くなく、しかもこんなに可愛いうさちゃんは滅多にお目にかかれないので、本当に嬉しいです

しかも、母がそこまでして買ってきてくれたというのが、有り難く一生可愛がっていきたいと思います。
アップにすると、耳や手足にバラのつぼみ
がついていて、何度も言いますが、本当に可愛いっ
これはお出かけの時にちょっとした物を入れる小物入れ
レースやバラが豪華で上品です。
早速持ち歩いています
そんな母からのセンスの良い素敵なプレゼントを見て、私も数日後、うさぎのカップが売られていた最終日の陶器市につい足を運んでしまいました
そして、一目惚れしたのは、やっぱりうさぎ
目の離れ具合といい、腰を下ろして前足を上げる仕草といい、口の形といい、本物のうさぎの特徴をよく捉えていて、私に買われるのを待っていたのではないかと思うくらいの置物
30㎝弱くらいの身長で、重さも結構あり、存在感も抜群
てっぺい
もこういう格好をよくします。
これはまた別の陶芸家さんの作品で、うさぎのお雛様
この渋い色使い、センスの良さが光っていて買わずにはいられませんでした。
これは、うさぎではなく、小鳥と花々の壁掛け。
昨年の陶器市から母が気に入っている陶芸家さんの手によるもの。
見てください、この細かさ

一つ一つ、手作りです
実際にこの方のブースは、他とは全く違い、可愛い上に手が相当凝っていて、目を奪われました
母はもう何十個という数のお皿や入れ物、壁掛けなどをこちらで買っているのですが、確かに私も欲しい物が山ほどありました。
私は初めてだったのですが、常連の母の顔を覚えていて下さり、この壁掛け、申し訳ないくらいに値下げしていただきました。
この手の込み具合からしてそもそもの元値が安すぎるというのに、更に値下げしていただく訳にはいかないとお断りしましたが、いいからいいからと結局安くしていただきました。
その上、タダでこんな可愛い置物まで、いただいてしまいました。
小鳥がさえずり、おしゃべりしています
何とも言えない優しい表情の小鳥ちゃんは、見ているだけで目尻が下がります
これらの作品を作られている女性の方も、物腰が柔らかくて、なるほど、性格が表れているのだと感じました。
少し脱線してしまいましたが…
可愛いうさぎグッズ
と可愛いてっぺい
とそして、優しい母の思いやり
に包まれて、私は幸せな誕生日
を過ごせました
やはり、申し訳ないと思うより、ただただ母に感謝するべき誕生日
ですね。
My Treasures…大好きなうさぎに込められた母の愛情。