東京電力の賠償の支払いを始め、経営の合理化や電気料金の透明化など一向に進んでいない。もはや会社更生法の適用によりJAL方式をもってして分離・解体するのが良いのではなかろうか。

[13日 ロイター]経産相が東電に6900億円の支援認定、議決権確保の意向表明
枝野幸男経済産業相は13日、東京電力の西沢俊夫社長を経産省に呼び、同社が申請していた約6900億円の追加支援を認定する意向を表明した。

その上で枝野経産相は、3月末に東電と原子力損害賠償支援機構が共同で策定する総合特別事業計画について、「東電が機構から資本注入を希望するなら、注入額に照らして十分な議決権が伴わない形で資本注入を求める計画が提出されても、認めるつもりは全くない」と強調し、所管大臣として同社の経営に関与する意向を明言した。

同相は、原子力損害賠償支援機構が共同で申請していた約6900億円の追加支援について、「賠償の支払いの遅さや手続きの不満はいまだに多い。円滑な賠償実施にさらなる努力を払っていただきたい。あくまでも被害者救済を最優先するという立場から認定したい」と西沢社長に言い渡した。11月の緊急特別事業計画で認定した約8900億円の資金支援と合わせ、東電への機構を通じた国の資金支援は合計1兆5800億円に上る。

西沢社長との面談で枝野経産相は、電気料金の値上げについて「需要家負担の最小化を重視した(総合)計画にしていただきたい。新たな合理化努力を踏まえた総原価の洗い直しの結果を規制料金だけでなく、自由化料金にも遡及(そきゅう)的に反映することを約束してもらいたい」などと要望。さらに「経営責任のけじめ、思い切った事業再編、社内の意識改革に取り組んでいただきたい」と畳み掛けた。

これに対し西沢社長は「資金支援については大臣の考えを踏まえて支援機構と調整して特別事業計画を策定していく。合理化策は上積みを行い、不動産など資産売却も加速する。電気料金(の値上げ)では、合理化方策は何度でも説明し、理解を得るようにする」などと答えた。経営責任について同社長は「国民の信頼を失った状況から再出発しなければならないことを踏まえて、経営責任のけじめと経営改革を成し遂げるべく特別事業計画で示していく」と明言した。

支援機構の下河辺和彦・運営委員長はその後の記者会見で、国による資本注入額と議決権確保がどの程度になるのかとの質問に対し、「現時点で詰められている段階ではない。大臣から内々の指示があるわけではない」と述べるにとどめた。

東京電力は、昨年11月にも8900億円の支援認定をされているので、今回で合計で約1兆6000億円もの支援認定となる。

枝野大臣は東京電力に「国に十分な議決権を」と求めているが、国に任せるというのがそもそも間違っているのではないだろうか。

まず、枝野大臣自身が福島原発事故のときに、SPEEDIの情報と緊急対策本部の議事録を隠蔽した当事者である。その当事者が先頭に立って東京電力と調整するというのはいかがなものだろう。

また、東京電力と賠償を担う原子力損害賠償支援機構であるが、機構の役員がいずれも学者、官僚などとなっており、原子力損害の賠償の迅速かつ適切な実施を確保するという点でいかがなものだろう。

3月末に東京電力と原子力損害賠償支援機構が共同で策定する総合特別事業計画策定前の純資産が6200億~6300億円程度の見通しを示しているが、隠れ資産を含むとはるかに多いのではなかろうか。

総合特別事業計画の策定に向けた枝野大臣の主な指示は以下となる。

・公的資金による資本注入額に見合う十分な議決権を要求
・経営責任の明確化
・電気料金原価の見直し結果を企業向け料金にさかのぼり適用
・原子力被害賠償の加速
・事業再編、不動産売却・経営合理化の加速

これを国が指示して行うのには時間がかかりすぎるのではないだろうか。これまでの賠償支援のスピードをみても明らかだろう。

やはり東京電力に会社更生法の適用を申請させるのが最善だろう。稲盛さんのような経営のプロをトップに据えて存続会社を損害賠償を行う会社にするのが賠償支援のスピードが格段に上がるだろう。

また、それ以外の事業は主に発電事業会社や送電事業会社など数社に分割して、民間企業に入札により売却すれば電力自由化も進もう。

現状は、東京電力が経営の独立性を訴え、国に経営権を譲渡することに難色を示せば、一方、国では財務省が廃炉に責任を負うことを懸念し、議決権を半分未満にするよう訴えているのである。

そんな中で、最も真っ当な発言をしているのは東京都の猪瀬副知事となろう。東京都の発言権を増すのが一番可能で効果的な策となるのだが。




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