公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

仕事も家族・友人との私事も楽しみながら、魂を燃やして挑む“志事”で社会を変えていきたい!市役所から一転、2年間の内閣府勤務を経て再び市役所に戻った現役公務員が、仕事や私事だけでなく課外活動など“志事”を通じて公務員やサラリーマンの新しい生き方を考えます。


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なりたい職業ランキングや子どもに就かせたい職業ランキングで常に上位になる公務員。

 

 

 

公務員になりたいという人や、子どもが公務員になったらいいのにと思う親は多いと聴きます。

 

 

 

理由は様々でしょうが、よく聞くのが、公務員は安定しているという評価。

 

 

 

でも、私は公務員を安定した職業だとは思っていません。

 

 

 

そもそも、安定した職業を考えるときの、その“安定”ってなんでしょう?

身分保障のことでしょうか。所属する役所という組織が潰れないということでしょうか。

 

確かに今の公務員はそう簡単にクビにはなりませんし、役所という組織は企業が倒産するように潰れることは、ほぼ無いでしょう。(夕張市の例をどう評価するかは様々ですが、組織としては倒産せずに再生しています)

 

 

しかし、そう遠くない将来、公務員の身分保障は緩和または廃止されるのではないかと、私は感じています。

 

 

 

AIの登場を待たずとも、公務員に任せるべき仕事は日に日に減っています。どんどんと外部委託が進んでいるのに加え、そもそもの業務の見直し、自助共助の文脈で市民に自ら担ってもらう役割も増えていく一方です。

 

いずれ、今の270万人以上いる地方公務員の全員を食わせるだけの仕事を、役所は維持できなくなります。

 

 

 

身分保障が緩和または廃止されて、公務員から他の仕事へと転職する可能性が増えたとき、公務員の転職市場での戦闘力の弱さは個人の努力でカバーするしかありません。

 

 

 

そこに私は大きなリスクを感じます。

 

 

 

また、仮に身分保障が保たれた状態だったとしても、自分のキャリアデザインを考えたときに、自分の関心や適性、将来的な生き方を考えたときに、他の職業に転職できるようなスキルや専門的な知識が高まらない職業というのは、自由度が低くしなやかさに欠け、即ちレジリエンスが欠如していると思うのです。

 

さらには、仮に現役時代は公務員として勤め上げても、退職してから30年の人生が待っています。30年間ずっと年金に頼って、自宅でテレビを見て過ごすことはできません。

でも、公務員だけをずっとやってきた人が、60歳や70歳になって、一体どんな価値を社会に提供できるのでしょうか。無自覚に公務員を続けているだけでは、これからの100年人生において、後半の20年、30年を活き活きと過ごせるかどうか、という点でも公務員という職業にはリスクがあります。

 

 

 

他の職業で通用するようなスキルも専門知識も高まらないまま歳を重ね、これまで自分たちを守ってくれると思っていた身分保障も怪しくなりつつある職業。しかも、100年人生の後半の選択肢が狭くなりがちな職業、それが公務員です。

 

 


かくいう私は、公務員を安定で9時5時だという点に魅力を感じて入ってしまったクチです。

ただ、私が幸運だったのは、入ってみて仕事が楽しくて、職業としての公務員を好きになることが出来たことです。もしそうでなかったら、ちょっと悲惨だったかもしれません。

 

 

 

だからこそ、公務員を目指す人は、本当に“公務員という仕事”に就きたいのか、“安定や9時5時といった表面的な魅力”だけに惑わされているのか、しっかり自分に問い直すことをおススメします

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