「死の実験と生きる役割~作家・新井満」ようこそ先輩・課外授業 NHK | shima-tの 中学校道徳研究

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テレビ番組を活用した中学校の道徳授業を提案しています。

道徳の授業に使える番組は?そのワークシートは?

道徳の授業に悩む中学校の先生ぜひご覧ください。

中学・道徳・資料・指導案。

25日放映。今回は、千の風になって・作詞作曲でおなじみの芥川賞受賞作家・新井満さん62歳が、母校の新潟市寄居中学校で授業、テーマはなんと、死とは・生きるとは。おお、この番組、滅多にない、中学生(それもむずかしい2年生)相手にこのテーマの授業とは!それも千の風になっての新井さん、とくれば、大注目、です。で、授業は・・・。まずは、教室で千の風になって、独唱。そして、バスに乗って臨海公園に。そこでの課題は、大切なものは何かをよく考え、それをスケッチブックに描く。家族、友だち、宝物、動物、地球!・・・。学校に帰ると、校庭にたき火が。そして新井さんの指示は、その絵を焼く、という。生徒たち、複雑な表情で、中には無表情で、ある子は涙を流しながら絵をたき火に。教室に戻って新井さんが出した宿題は、「両親が今自分に望んでいることをインタビューする。今自分が一番やりたいことを考える。その2つのことを作文にする」というもの。翌日、作文の内容とともに一人ひとり個人面談。新井さん、生徒たちの作文に心打たれ、温かい言葉をかけておりました。「今生きているからこそ、できることを精いっぱいやりたい」とはある女生徒の感想。授業最後に新井さん、感極まっての感謝の言葉。こちらこそ感謝したい千の風にふさわしい新井さんの素晴らしい授業でした。この授業を日本中の中学生が受けるべき、と思うのでした。

・番組評価~☆☆☆☆☆