2012年09月10日(月) 12時05分24秒

東京JAZZで、バート・バカラックに呼び出しくらった件。

テーマ:ブログ


東京JAZZが終わった。


出演のきっかけは、目黒のブルースアレイでやっていたスライ・トリビュートのイベントに偶然出かけ、そこで知り合った仲間から話がどんどん広がっていった。


出会いは、人生を大きく変えるものだ。



東京JAZZは、リハーサルと本番を含め、3日間ドップリ関わらねばならない濃厚なイベントだった。


リハでは、アメリカの重鎮バート・バカラックが見に来たり(彼はファンクミュージックが好きらしい)、Tower of power(以下TOP)がジェットラグで不機嫌だったり、バンドのみんなが日本語の歌詞を歌えなかったり、段取りが決まらなかったりで、ハラハラの連続だった。


選曲は、こっちから事前にスガシカオ曲5~6曲をルーファスとTOPに送って、彼らがFUNKを感じた曲をチョイスした。バンドアレンジはルーファスが担当し、ホーンアレンジはTOPが自ら「おれらに、アイディアがあるから任せてくれ」というので、全部任せた。




さて、本番。


おれらボーカリストは、自分の声が自分の好みの音で聞こえてこないと、いまいち気持ちよく歌えない。いわゆるモニター環境ってやつだ。モニターが良ければ、大概ライブはうまくいく。


しかし、今回はモニター担当はTOPが連れてきたタトゥだらけのアメリカ人。テンパっていて全くコミュニケーションが取れないばかりか、日本人のボーカルなんぞ一番後回し、とにかくレジェンド・ミュージシャン最優先的な態度・・・・困ったもんだぜ。



一曲目「黄金の月」、とにかくモニターづくりに専念しなければならん。

「緊張しているように見えた」って友人に言われたが、緊張してんじゃなくて、モニター作りにまぢ必死だった。

曲の半分目くらいから、なんとかいいポイントが見つかったので、エンジン全開!!


曲順は、おれのMCの間合いがあるので、こちらで決めさせてもらった。



二曲目「正義の味方」、おれのMCから一気にルーファス&TOPの本領発揮。スピード感が増していく。


味わったことのないグルーブ感、「あぁこれが70年代に世界をトリコにしたグルーブ」なんだ・・・と感激。もう、ただただグルーブの宇宙に飲み込まれていく気持ちよさ・・・。



三曲目「91時91分」 あれ?だんだんモニターが聞こえなくなってくる。っていうか、バンドの音量がマックス上がっているのか??


もう曲の構成も順番もめちゃくちゃ。トニーの身振り手振りの合図だけで、どんどん変わっていくし進んでいく。まさにスーパー・ファンク・セッション。TOPも激ノリ。



・・・・・終了。



アンコールの「Have a good time」に出るためにいったん引っ込み、ルーファスのTシャツに着替えて待っていると・・・


「えっ?? 曲はじまってるやん!!!」


段取りすっ飛ばして、本編の最後に「Have a good time」、すでに暴走しているww


もう、本当に適当だなー。。。四曲目「Have a good time」、しょうがないので途中から参加ww



トニーとのギターバトル。完敗・・・当たり前か。




おれはTOPみたいな超絶なスキルもない。

そして黒人じゃないから、彼らのようには太く強くしなやかに歌えないし、彼らのような黒い歌い方を真似するつもりもない。


おれはブラックミュージックに生きるミュージシャンだが、ボーカルスタイルを真似てしまったら、日本人としての自分にNGを出してしまうような気がするのだ。


だから、こぶしも回さないし、ゴスペルスタイルのフェイクもしない。


これは、おれの15年間、一貫した主義だ。

FUNKは、形式や人種ではなく、スピリットであるはずだ。



今回のステージでも、もちろんそれを貫いた。黒っぽい歌い方はできるけど、絶対しなかった。


むしろおれの武器は、日本全国のフェスで鍛えた「あおり」と「シャウト」だと思っている。(東京JAZZの大人のお客さんには、全くの不釣合いだが・・・)


結果、TOPの真っ白な超絶グルーブ、ルーファスの真っ黒なグルーブ、そしてどちらでもないおれのグルーブが、渾然一体となった。


そして、セッションした彼らは、ちゃんとそこを評価してくれた。


ルーファスもTOPも、終わってから「スガ、お前すごいな」「グッジョブだった」と、次々に笑顔で肩をたたきに来てくれた。


おれの歌をあまり認めてくれていなかったTOPの超絶ボーカル・ラリーも、最後はハグで賞賛してくれた。




終演後、客席で見ていた御大バート・バカラック(カーペンターズの作品や多くの映画音楽を手掛け、世界中に名曲を残した唯一無二の音楽家)に、直々に呼ばれた。



バ「君のセカンド(2曲目)が、とてもBeautifulだったよ」



ス「どうもありがとう。Mr.バカラックのような、世界中の人が感動するような素晴らしいメロディは、どうやったら書くことができますか??」



バ「ははは・・・・君はもう、すでにやっているよ。」



ハリウッド映画のセリフかっつの。

(`∀´)


かっこよすぎるぜ。



東京JAZZ(おれにとっては東京FUNK)、最高のエクスペリエンスになりました。





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