出会いと別れについて

テーマ:
今日は恋愛について話します。

「恋愛」ってやはりどうしても「運命」という言葉がつきまとって 

・ある日突然好きになってしまう
・時間が経ち、気付けば特別な人になっていた
・失ってからはじめてその存在の大きさに気づいた

とか、そういう「ある日を境にして、昨日までの自分には戻れなくなる」という性質を持ちます。

今までこの仕事をしてきて、それこそ数えきれないほどの恋愛相談って受けてきた気がします。

・好きな人がいない
・気になる人がいる
・付き合って上手くいかないことも出てきた
・どうしても不安に思ってしまう
・すごく好き合っている
・一緒にいて楽

その上で「どうしたら恋愛が上手くいくか」って聞かれても「わからない」んですね。その人とかそのタイミングで答えって多少はあるのかも知れないけど、一般に通用する定義って多分ない。

繰り返すけど、僕自身は「恋愛感情」というものが発生するすべての恋愛には「運命性」があり、運命ってやはり

「ある人や、あるモノに出会ってしまったことによって、それに出会う前の自分にはもはや戻れなくなる」

と、それを体験した人にすごく大きな変化をもたらすものでもあります。

その上で、運命を強く感じる恋愛って出会ったふたりがまだものすごく弱いときなのです。

それぞれの弱さや未完成を持った二人が「ひとつ」になるような関係になるのがそれぞれに「運命」を感じる恋愛です。

「昨日話したばかりだけどもう今日会いたい。会わないと不安すら感じてしまう」という感覚をおぼえやすいものです。

だから、運命とか「出会ってしまった」という突発的なハプニングだけに支配される恋愛ってどうしてと波立ち、不安定なものになってしまう。


でも、運命以上の恋愛関係って「ふたりでひとつ」じゃなくて「ふたりでふたり」という面も持つことになります。

でも、僕自身の考えを言えば、二人で「思いきり不安定になれる」っていう時間ってすごく大事な時間だと思うのです。

人って、弱さだけに留まれない。どこかで「強く」なっていかなければいけない。

その、「本当に強くなる」と決意することって、恋愛、ひいては「失恋」という経験が、もう憎たらしいぐらいに強くその人を後押しする。だって、どこかで強くならなければ、その空間に留まっていることが地獄のように苦しいものだから。

色々な出会いとか、誰かとの時間を通じて「強くなってしまう」って、すごく立派なことだし、素敵なことであるけど、どこかでやはりどうしても寂しいものです。

弱かった二人が別れる時って、実はお互いが強くなったタイミングでもあるから。

強くなるきっかけをくれたのは間違いなくそこにいた二人です。

人が生きていくってどうしても色々な出会いと別れを体験しなければいけない。そして、ひとりの人の大切な思い出の中に「ずっと整理ができない過去の思い出」って何個かあってもいいんじゃないかって個人的には思っています。

今、前を向くことができない人も、ある恋愛を通じて「前を見ていきたい」と思った人も、同じように応援をしたいし、皆さまに祝福が訪れんことをお祈りしております。
AD