117の記憶 | 椎葉工務店くずは支店のブログ

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23年前の1月17日の早朝

未曾有の揺れが阪神地区を襲いました。

 

当時京都の南部に住んでおりましたが、震度は5。

下から突き上げるような衝撃の後に

今まで感じたこともない大きな揺れを感じました。

テレビをつけると阪神高速が倒れ

バスがかろうじてひっかっかって停まっている

衝撃的な映像が目に飛び込んできました。

とても大きな地震が起きたことはわかりましたが

詳しい情報はなく

3,4本の白い煙が空に向かって立ち上る

神戸の街を見て出勤しました。

その数本の煙が

その後の大惨事の始まりだとは微塵も思わずに・・・。

 

事務所にはすでに関東方面の取引先から

地震見舞いのFAXが入っており、お電話も頂きました。

しかし

こちらから震源地に近いお客様や取引先へは繋がりません。

テレビがなく情報が入らない為

有線放送をラジオに切り替え情報を得ました。

 

この日は芦屋の新築現場の打合せが入っておりました。

設計事務所さまと連絡が取れ

お客様のご無事を確認出来ひと安心しました。

電話は繋がらず、余震もひどかったので早めに帰宅すると

神戸の街が黒い煙で覆われていました。

日が落ちると街は赤い炎に包まれ

恐ろしい光景が流れました。

 

阪神大震災の記憶のほんの一部です。

 

この後、どの業界も同じだと思いますが、建築業界は大変でした。

資材や人手は復興最優先。道路は寸断され

現場へ行くには普段の3倍の時間がかかりました。

 

未曾有の事態に完璧に備えることは難しいですが

心掛け次第で出来る事もあります。

置き家具の固定や、飛散防止フィルムの貼り付け

屋根の軽量化などの耐震対策。

防災グッズの備えや、避難場所と避難方法の確認

そして非常事態時の家族との連絡方法など・・・。

 

ぜひ今一度みなおしてみて下さい。

椎葉工務店では耐震相談もお受け致しております。

お気軽にfご相談下さいませ。

 

あの日の記憶がよみがえり長くなりましたが

最後までお読み頂きありがとうございました。