四方界Project

「四方界」…そこは神様しか存在しない世界
そんな世界の中で繰り広げられるもどかしくてたまらない神々の舞台を…


テーマ:

-Area5 紅妖館 深部-

 

「さっきの吸血鬼二人は髪の長い方がNightgear Eval、

 後ろにいた吸血鬼はNightgear Fangよ。双子の兄弟でEvalが兄、Fangが弟。

 Evalが血を操る能力の所持者でFangが毒牙を操る能力の所持者。

 

 こいつらがホンボシだったらめんどくさく厄介だったかもね。」

「あぁ・・・。ササッと終わらせることが出来て良かったわ。」

「えぇ。実際の所、かなり強いらしいからね。

 多少なりとも今回は手加減でもしたのかしら…。」

「さぁな。しかしまぁ…この霧いつまで続くんだよ・・・」

「そろそろ抜けても良い頃合いだと思われるのだけれど…

 何かあるかしら?」

「あん?何にも見えねぇぜ。」

 

あれから紅妖館の奥へ進んでいるのだが、黒い霧から抜け出せずにいる。

先に進んでいるのかすらも危ういのだが…。

 

「何かあるか…? 一向に何も見えん・・・。」

「誰かしら・・・。」

「あ?」

「奥…。誰か待ち伏せている吸血鬼が一人・・・。」

「待ち伏せか……。

 素通りして良さげだな(笑)」

「そうだといいのだけれも・・・そうでもなさそうね」

 

「誰が来たかと思ったら…

 四方界一の力を持っている妖怪さんですか。」

 

「おう。何処で仕入れた情報かは知らないが。察しの通りだ。

 

 ・・・あんたが黒幕か?」

「半分正解、半分不正解といったところかしら。」

 

「何?」

 

「私は木蓮白金。」

 

「なっ!“白金”…!」

 

「あらあら、そこで驚くのね。

 尻尾は掴まれていたらしいわね。」

 

「違う。口揃えてお前の名前を呼んでいたぜ。

 ホンボシはお前以外誰もいないと見込んでいる。」

 

「それはどうかしら。

 まぁ、どうせここで口喧嘩しても平行線なのは見えて言えるもの。」

 

「おう。私もそう思うぜ。

 だからここで私に倒されて四方界を奇麗にするまでだ!」

 

「この四方界はもうすぐ我が手のものとなる。

 貴女を倒せば私達南方神のモノとなる!!!!」

 

-Area 5 Boss 木蓮白金-

 

血刃「ブラッドファング」!!」

 

「っ!!」

 

いきなり攻撃してくんじゃねぇよっ!!

全部私狙いじゃねぇかっ!!

 

…まぁこれはよくよく見たらパターンがあるらしいな。

上手く避けつつ攻撃していれば・・・

 

(翠香・・・後ろよ)

(!!)

 

何ッ!?

後ろから弾幕がっ!?

 

 

「吸血鬼とはいえ今の時代、

しっかり魔法も使えなければ見っとも無いわ。」

 

「そうか」

 

 

(翠香…こいつ普通の攻撃じゃ埒が明かないわ。

 私の力を使って。)

(電子的な攻撃は効かないって事か?)

(おそらく…。

 今の吸血鬼は自分の種族の弱みを逆手にとって

 それを技として習得している可能性が高いわ。

 

 つまり・・・――――)

(…成程な)

 

この方法は後々相手の体力が切れそうになるまで温存して

今は相手に油断させるように時間を稼がなくては…

 

 

「四方界一の妖怪とは思えないわね

 この程度で必死に避けているなんて・・・。

 

 次はこうよっ!!「追尾する紅蝙蝠」!!」

 

「んっ!!邪魔臭いなこいつらっ!!」

 

「…邪魔?邪魔なのは貴女よ!!」

 

…隙を見つけなくては…

じゃなければ中々仕掛けられないッ!!

 

この蝙蝠が邪魔臭く次の動きが分かっているかのように妨害してきて

身動きが取れないっ…

 

取り敢えず…っ!

 

紅霧「紅き運命の蝶魔法」!!」

 

「っ…!」

 

ふぅ…

なんとか邪魔なものはとっ散らかせたか。

 

 

(有難う…。この技を修行して正解だったわね)

(あぁ。吸血鬼にも対抗できるようしっかり練習していたからな。

 何とか成功してよかったよ。)

 

「何あんた・・・前世吸血鬼だったの?」

 

「違う。私は最初から最後までアンドロイド妖怪だ。」

 

「まぁ、小細工でもして技を覚えたんでしょうに。」

 

「小細工…。まぁ似ているが少し言いまわし方が陰険しすぎるぜ。」

 

 

「付き纏え!七色蝙蝠」!!」

 

「させるかよっ!」

 

サッ…サッ…――――

 

 

私の速さは妖怪でいう天狗に等しい。

こういう時に早さが武器になるな。

 

「!?なんですって!?」

 

 

相手が見えないっ!

動きが速過ぎて何も……

 

・・・分身だろうが単体だろうが関係ないわっ!!

 

 

紅魔の奇跡「スパークリングナイトメア」!!!!」

 

「!?」

 

(翠香!防御結界を張って!!)

 

四重張り「異次元空間結界」!!」

 

 

 

(はぁ…はぁ…)

(危なかったわね…)

(あぁ・・・。あいつ発狂しやがった…)

(まだ…まだ仕掛けれそうにないわね…)

(ホントそれな。まだまだ戦う気だなこいつ・・・。

 時間稼ぎでもしようとしているのか?)

(こちらからの情報だと大きな変化は見られないけれど

 また何か仕出かそうとしているのかしら…)

(とっとと片付けないと・・・不味いな。)

(えぇ。)

 

「…」

 

こいつ…ただの吸血鬼ではないな。

吸血鬼では見かけない緑の眼……。

 

他の種族の血が混ざっている…?違うな。

何なんだアレ――――

 

(今調べているから戦う事に集中して翠香)

(任せた)

 

「私の本気を見せてあげる。

 こんなんで済むと思っていたあら大間違いよ。」

 

「こっちもだ。まだまだ楽しませて欲しいものだな!」

 

「ふふ//余裕があるようね。

 その心を壊してあげる――――!!!!

 

崩壊「赤蝙蝠の破壊歌」!!」

 

 

さっきからこいつ本体からの攻撃が目立ってない。

最後に花火を打ち上げるつもりか…?

 

蝙蝠攻撃はもう慣れてしまったからササッと避けるのみなんだか。

 

これはこいつから放っているナイフ弾幕に

蝙蝠が発しているレーザーに触れると細かい米弾幕に変わるという

悪趣味なものだ。

 

そして規則的に放っているという事もあって

別に大した技でもないと判断したんだが

技の途中で別の技が来る可能性があるからいつでも張れるように

しっかり装備しておかなければ・・・

 

 

『ブレイクサタンナイトメア』!!!!

 

「くっ!!」

 

予想しているうちに打ちやがったなっ!!!!

眩しいっ!!

 

(翠香!今技を放ってはいけないわ!)

(何故っ!?)

(今の状態だと無効になってしまう…

 彼女が本体に戻るまでうまく避け続けてっ!!)

(……分かった。)

 

よく見たら姿を変えて技を出しているな

何の姿になっているか此処からだと確認しずらいが

アリス曰く今こちらから反撃しても効かないらしいから

上手く低速に避け続けるしか方法はないな。

 

くっ…

耐久ものかっ…!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだか…!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あと少しか…!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・っ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――今だッ!!

 

 

 

 

 

「ブルーイレイザーナイトキル」!!

 

 

 

「!!??!?!?!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「チェックメイト――――」

 

 

 

 

 

 

「…有難なアリス」

「何とか仕留めることが出来て一安心よ。」

「まだ先があるようだな。」

「あの眼・・・」

「あ…あぁ!そうだ。あの眼は一体何なんだ?」

「あの吸血鬼は木蓮白金。

 吸血鬼界では女体吸血鬼というのが珍しく、

 その中で白金は特別扱いされ吸血鬼界一強い女の吸血鬼とされているらしいわ。

 

 その緑眼はその証として吸血鬼の体質とは違う技を扱える

 唯一の吸血鬼でその技を習得して以来、

 体に浸透したとされている……

 

 ひょっとしたら毒でも操れるのかしらね。」

「ふ~ん。データだけ聞いていると鵺っぽいな何か。」

「技だけで種族はちゃんとした吸血鬼よ。」

「吸血鬼か・・・。

 生きた死体と捉えてもあまり変わらない種族だな。」

「まぁ…そうね。

 腐った死体とはいえ、四方界では強い種族に分類されているの。

 様々な姿に変えられる能力も潜在的に持っているからね。」

「どんくさい妖怪だな全く。」

 

 

 

 

「所でもう終わったんじゃないのか?」

「・・・まだ……。」

「そういえば“木蓮”ってどこかで聞いたことがあるな。

 私の勘が当たっていればもう一人いるんじゃないのか?」

「御明察。

 もう一人…“木蓮弥生”という水を扱う珍しい吸血鬼がいるわ」

「アイツが言っていた『半分正解、半分不正解』の不正解にあたる奴だな」

「そうね。姉妹で仕業をしていたとしか思えないわ。

 まだ…治まり切れてないもの」

「面倒だなぁ。もう一人倒さないといけないと思うと肩が凝りそうだ(笑)」

「二度手間の感覚に似ているわね」

「あぁ。全くその通りだ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-Area5 Clear-

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