12月11日、大隅良典・東工大栄誉教授がノーベル医学・生理学賞を授与されました。岡崎市の基礎生物学研究所で平成8年から13年間、オートファジーを研究されたことは地元民の誇りです。東岡崎駅の壁にはさっそく「→徒歩7分」の看板が!
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以前、ノーベル物理学賞の天野浩先生が岡崎で話しておられましたが、ノーベル賞授賞式は、1週間、毎日講演会やパーティーが続く「ノーベルウィーク」を経てから行われるそうで、とにかく盛大というか、長いというか・・・


それほど受賞者の人柄や生い立ち、研究内容に人々が触れることを重要視しているのでしょうね。


大隅先生は、賞金9400万円を若手研究者の支援に充てていきたいとの意向だそうです。私も、その人柄と信念に触れてみたい気持ちになります。

 

「オートファジー」って面白い名称ですが、細胞内のたんぱく質を膜が取り囲んで分解していく「自食作用」のことだそうです。
ファジーは、fuzzy(あいまいな)でなく、phagy(むさぼり食う)です。
オートファジーは、がん治療などに革新を起こすと言われるメカニズムです。近く岡崎でも大隅先生の講演会が開かれるようですので、聴きに行こうと思います。

岡崎に置かれている国の研究機関が、世界の科学技術をさらに先導してもらうよう、私も力を注いでいく所存です。

 

ちなみに、大隅先生の肩書である東工大「栄誉教授」って、名誉教授とどう違うのでしょう?
文科省に確認したところ、次のとおりでした。


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〇名誉教授とは、『学校教育法に基づいて』大学等から授与される称号で、大学等に学長、学部長、教授等として勤務した者であって、教育上又は学術上特に功績のあった者に対して授与されます。具体的な授与要件は、それぞれの大学等において「〇〇大学名誉教授授与規程」といった形で定められていることが通例となっています。


〇一方で、栄誉教授とは、『学校教育法等の法令には基づかず』、各大学が独自の判断により授与しているもので、その定義は各大学等によって異なります。


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・・・要するに法律に基づくかどうかの違いです。

そこで、東工大の栄誉教授の規則を調べてみると、「ノーベル賞、文化勲章、文化功労者、日本学士院賞又はそれらと同等の教育研究活動の功績をたたえる賞若しくは顕彰を受けた者」に対し、称号を付与できるとあります。
東工大の栄誉教授は、名誉教授よりもランクの高い称号のように見受けられますね。

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