森林の自然治癒力とその限界

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岡崎市主催の森林整備講演会で、地元の人間環境大学(京都大名誉教授)の谷誠先生が「森林の自然治癒力(レジリエンス)」の原理を解説して下さいました。
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山林には、古来より、奥山・里山・はげ山の3種類あるそうです。

 

はげ山は砂地質なのでそもそも木が生えません。冬期に地表近くが水分凍結で崩壊し、毎年、土粒子が流れ落ち続け、土壌層が形成されることがありません。

 

木が生えている山は、はげ山と同じように岩盤から土粒子が生まれるが、樹木の根が張っているので貯留され、土壌層が形成されます。

 

ただし、この土壌層も、数百年に一度、崩落するそうです。
だから、昨年の広島の土砂災害のような大災害が起こるそうです。

 

木が生えているからと言って、永久に崩れないというわけではないのですね。

 

自然は人間の思い通りになりません。
自然との共生は、災害大国に暮らす我々日本人に与えられた使命であり、試練と考えねばならないのでしょう。

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