パラダでスキーをしていた私は、スキー場の最上部(浅間第5リフト上部=カンタンテ上部コースのスタート地点)に設置されている「看板」が気になって仕方ありません。
看板には、「平尾山頂上まで15分」と書いてあるのです。昨日からの大雪で、頂上への道は影も形もありませんが、道の入口には鳥居が立っていました。
「ここから15分で頂上なわけだ!」(←夏タイムに違いない)
「先行者の足跡があれば行ってみるんだけどなぁ?」(←足跡どころか道も謎)
「そもそも冬に登っていいのかなぁ?」(←誰に聞けば良いのか謎)
「登るとしても、雪さんはともかく、ホリエモンさんは山経験ゼロだしなぁ?」(←危険)
あれこれ考えていると、スキーに身が入りません(笑)。
「考えてばかりいても仕方ない!」
意を決した私は、カップラーメンをすすっていたリフト降り場の係員に尋ねました。
「15分で平尾山の頂上って書いてありますけど、冬に登っても良いのですか?」
「良いか?悪いか?を聞かれたら、正直、答えようがありません」
「そうですよね?危ないですもんね?じゃぁ、登ってる人はいますか?」
「そう来ましたか?じゃぁ、正直に言いますけど、居ます!一昨日も居ました」
「ありがとうございます。そういうことでしたら、気を付けて登ってみます」
「昨日の雪で道はふかふかだから、吹き溜まりには十分気を付けてください」
「分かりました。危険を感じたら直ぐに引き返して来ます。約束します!」
とても親切な係員さんで良かったです。
私のせいで、カップラーメンのびちゃったかも?(笑)
平尾山(ひらおやま/1155m/長野県佐久)
■2016年1月19日(火)先負/晴れ
■行程/パラダ浅間第5リフト上部⇔頂上
■標高差/???m
■歩距離/未計測
■時間/13時50分~14時50分(1時間)
■参考/走行距離???・高速道路\???
雪さん、ホリエモンさん、スキーに来たのに「山登り」させてゴメンナサイ!
言いだしっぺの責任として、私が膝までの新雪をラッセルさせて頂きました。
私が踏んだ道を、山好きな雪さんがホリエモンさんに付き添いながら登りました。
平尾山は1155mしかないのに、そのパノラマときたら圧巻でした。
北アルプス方面には雪雲がかかっていたので、槍や穂高は拝めませんでしたが、視界さえ良ければ白馬から一直線にぜ~んぶ見えた筈です。
初スキーと初山歩きを一度に叶えられるなんて、パラダ様様です(笑)。
雪山ミニ体験、十分に堪能できました。
【この記事は、2014年9月の山行記録です】
2014年9月2日(火)仏滅/晴れ
ニュウの頂上を後にして、稜線(尾根)から下っていました。
まだ、さほど下っていなかったと思います。
素早い動きで変幻自在に動いているオコジョちゃんを見かけました。
「山でオコジョを見た人は幸せになれる!」
そんな言い伝えのある可愛らしい生き物ですが、これがなかなか逢えないのです。
カメラに収めたい一心で、ワクワク♪ドキドキ♪しました(笑)。
カメラを構えて、「よし!」と思った瞬間、岩や木の隙間にサッと隠れてしまいます。
「あ~あ、居なくなっちゃった」
あきらめて立ち去ろうとすると、まるでワープしたかのように、別の場所からこちらを見ています。
オコジョを写真に撮るのは、けっこう難しいです。
ニュウの森でオコジョに逢えて、靴までクンクンしてもらって、写真も撮って…、
明日からの私は、きっと幸せになれますよね?(笑)
■ブログ内の関連記事。
→(2012年9月12日)http://ameblo.jp/shigeru3648/entry-11368614631.html
【この記事は、2014年9月の山行記録です】
白駒池の駐車場に着いた時には、09時30分を回っていました。
このような社長出勤をしては、山を歩く資格などありませんね(笑)。
でも、山の神様に言い訳をします。
「昨日、雨風の中、あっちもこっちも欲張って、疲れてしまったのです。決して、いい加減な気持ちではありません」
果たしてニュウ様は、私の気持ちを分かってくれたでしょうか?
ニュウ(にゅう/2352m/長野県八ヶ岳)
■2014年9月2日(火)仏滅/晴れ
■行程/白駒池入口P⇔白駒池⇔ニュウ頂上
■標高差/254m
■歩距離/6.4㎞(万歩計測/10,735歩)
■時間/10時00分~16時05分(6時間05分)
■参考/白駒池入口駐車場(\500)
走行距離・高速道路/旅行途中のため未計測
(友美ぃ!と叫んでいました/笑)
(16時03分/お疲れ様でした)
白駒池は懐かしい場所です。
森も道も空も空気も、そこにあるもの全てが懐かしい。
そんなメンタル的なこと、
雨に濡れた木道や倒木がツルツルだったこと(大転倒一回/笑)、
そして、NHKドラマ10 「さよなら私」のロケに出くわしたこと(登りも下りも足止め)、
頂上で御弁当を食べたこと、
森の中でオコジョと遊んだこと、
諸々の要素が重なって、地図上3時間のコースを、ゆっくりゆっくり6時間かけて散策して来ました。
時間に囚われないで歩く楽しさを、初めて知ったような気がします(笑)。
■NHKドラマ10 「さよなら私」
2015年5月22日(金)友引/晴れ
山に行けないので、いろいろな山を回想していました。
山の記憶というものは、どんなに時間が経っても色褪せることはありません。
その時その時の場面場面を、鮮明かつ具体的に思い出せるから不思議です。
ずっとサボっていた山データの整理。
かなり大雑把で乱暴ですが、これで体裁だけは「最新版」になりました。
けっこうな労力でした(休憩)。
■山の足跡、
→(2015年5月22日更新)http://ameblo.jp/shigeru3648/entry-10537224759.html
2015年5月8日(金)仏滅/晴れ
今年の夏は、念願(因縁?)の空木岳に登りたいのです。
中央アルプスの空木岳を日帰りでピストンするには、それ相応の筋力・体力・運転忍耐力(笑)が求められます。
今のうちから登山日を決めて、その日までに身体を作っておかなければなりません。
そんな強迫観念が働いて、まずは丹沢山塊を歩いていたわけですが、忌まわしい事故のせいで、そのような準備登山にも支障を来すことになりました。
仮に一ヶ月安静にしていたなら、身体づくりは振り出しに戻ってしまうでしょう?
事故から一週間、気持ちが冷静になるにつれて、さまざまな問題が客観的に見えて来ました。やはり、事故は「もらい損」です。決して「得」などありません。
宝剣岳 空木岳
2012年の夏。
空木岳は、木曽駒ヶ岳の翌日に登るはずでした。
ところが、林道の崖崩れの影響で、登山口まで車を着けることができず、その手前の安全と思われる路肩には、既に路駐車両がパズルの如く止まっていました。
いっそ町から歩こうか?と思いましたが、距離も時間も体力も登山口からで精一杯。
現地に行きながら、断腸の思いで撤退したのでした。
そして、頭の中がモヤモヤしたまま、あっという間に時間が過ぎました。
今年こそ登るぞっ!
もちろん、空木岳に行くには、家の事も考えておかなければなりません。
私不在の一日を、父が一人で切り盛りできるかどうか?
第三者に援助を求めるか?
などなど。
大変なことですが、私を取り巻く全ての環境(要素)が上手くかみ合わない限り、空木岳の頂上には立てません。だからこそ、目標に相応しい山なのです。
■2015年 山の目論見。
①4月1日(水)/丹沢大山(14丁目迄)
②4月12日(日)/丹沢大山
③4月19日(日)/丹沢檜洞丸
④4月26日(日)/丹沢大室山
※事故により中断(⑤以下はあくまでも目論見)
⑤5月下旬某日/リハビリ登山(八ヶ岳山麓の飯盛山あたりか?)
⑥6月中旬某日/乾徳山?
⑦6月下旬某日/富士山外輪山の何れかに?
⑧7月上旬某日/武尊山?皇海山?
⑨7月中旬某日/燕岳?
⑩8月中旬某日/(八ヶ岳)権現岳?
⑪9月某日/空木岳!
こんな感じでしょうか?
「すべての山は空木岳に通ず」
ですね(笑)。
■ブログ内の関連記事。
→(2012年8月3日)http://ameblo.jp/shigeru3648/entry-11320466901.html
→(2012年8月3日)http://ameblo.jp/shigeru3648/entry-11321555207.html
2015年4月26日(日)仏滅/晴れ
「大室山の頂上までは、あと30分くらいかな?」
そう思った時、どこからともなく…、
「頑張り過ぎると足を攣るぞ!見晴らしの良い此処で大休憩しなさい!」
という声が聞こえてきました。
それはきっと、自分自身の心の声なのでしょうが、天からの忠告に従って大休憩をとることにしました(笑)。
嘘みたいな話ですが、この木の存在に気付いたのは、大休憩を始めた後でした。つまり、「あの木の下で休憩しよう!」ではなくて、休憩した場所にたまたま生えていたのです。
「あの空耳は本当だったのかな?」
「コイツの声だったのかな?」
勢い任せに無理をしていたら、思わぬところで大腿を攣っていたかも知れません。
「綺麗な青空だったんだな?」
写真を見て、今さらながら思いました(笑)。
■ブログ内の関連記事。
→(2015年4月26日)http://ameblo.jp/shigeru3648/entry-12019480534.html
2015年4月26日(日)仏滅/晴れ
サッカー部員の募集現場は、大室山でもそれなりにありました。
ただ、ちょっと「見え見え」だったかな?
「へへ、分かってますって!」
頭をぶつけないことが、ちょっとした快感になってきました(笑)。
いつの間にか、頭をぶつけることがなくなってきたように思います。
しかし、山道には、至る所に罠が仕掛けられているので、気を抜くことはできません。
あっ!そう言えば、バレーボール部の募集にも応じなくなりました。
頭上にも足元にも注意を怠らず、どんな場面でも慎重なのは良いことですね(笑)。
■ブログ内の関連記事。
→(2015年4月26日)http://ameblo.jp/shigeru3648/entry-12019480534.html
「大室山に登るなら、来週の日曜日に行かなくちゃ?」
「多分、まだヤマビルは居ないだろう?」
「大丈夫だろうけど、保険として、ヤマビルファイターとキンカンは携行すべきだ!」
檜洞丸からの下山途中、ヤタ尾根を急下降しながら、そんなことを考えていました。
「山の予定」が入っていると、詰まらない仕事にも張りが出てきます。
ん?張り?
正確に言えば、「張り」と言うよりは、仕事から気持ちが逃避している?
ただ、そんなことは、どちらでも良いのです。
実際、「楽しみの当日」は、直ぐに来てしまうのだから…。
一週間なんて「あっ!」と言う間です。
日曜日の丹沢三連投!
山は、いと楽し。
大室山(おおむろやま/1588m/神奈川県丹沢山塊/山梨県境)
■2015年4月26日(日)仏滅/晴れ
■単独
■行程/日陰沢橋(神ノ川ヒュッテ)⇔(日陰沢)⇔犬越路⇔大室山頂上
■標高差/1038m
■歩距離/12.8㎞(万歩計測/21,447歩)
■時間/07時42分~12時46分(5時間04分)
■参考/走行距離(171.6㎞)
高速道路(中央調布⇔相模湖/\1,840)
大室山は、歩いて楽しい山でした。
檜洞丸のヤタ尾根のように、拷問チックな長い急登はありません。
一時間ちょいの急登で、犬越路(尾根)に飛び出してしまいます。
同じ急登でも、日陰沢の道は変化に富んでいて、ヤタ尾根のように退屈しません。
犬越路から頂上は、いわゆる「縦走」なので、部分的に急登があっても気分は爽快。
山の楽しみは奥深く、例え景色が今ひとつでも、また登りたくなるのです。
大腿の痙攣どころか、筋肉痛も膝関節痛もありません。
チャパⅡ(愛車エブリイ)のステップに腰かけて、余裕で汗を拭っていました。
たった今歩いて来た山を眺めながら、夏のような青空を見上げながら思いました。
「丹沢は寒くなるまでお預けだけど、山は丹沢だけじゃない!」
そう、今年の山シーズンは、まだ始まったばかりです。
山は、いと楽し(笑)。
■ブログ内の関連記事。
→(2015年4月19日)http://ameblo.jp/shigeru3648/entry-12016513673.html
1週間前、大山で気を良くした私は、必然として「山の虫」が騒ぎ出していました。
今回の檜洞丸(ひのきぼらまる)も、実は、大山を下山している最中に目論んでいたものです。早く行かないとヤマビルが出てくる!そんな要素も加味されて、「次の休みに行かねばならぬ!」という心境でした(笑)。
例によって、母の朝介護を定刻に終えて、一路、(登山口の)神ノ川ヒュッテへ向かいました。昔、格さんから、津久井湖までの抜け道をさんざん教わっていたのに、どうにも思い出せません。年のせい?ブランクのせい?と言っているうちは良いのですが、もしかしたら始まっちゃったかな?それほど思い出せないのです。こんな時は勿体なくても高速で一っ跳びするに限ります!
さて、相模湖インターを下りて道志道までは順調でしたが、またしても「青根」界隈で迷いました。ここはナビを信じちゃいけないのです。青根なんかでスッタモンダしてないで、その先の「神ノ川入口」まで行くべきでした。大昔、ヤマメ釣りで、何度も足を運んでいる場所なのに、そんなことまで忘れていました。やはり始まっちゃったかな?
檜洞丸(ひのきぼらまる/1601m/神奈川県丹沢山塊)
■2015年4月19日(日)先負/曇り時々雨
■単独
■行程/日陰沢橋(神ノ川ヒュッテ前)⇔(ヤタ尾根)⇔熊笹ノ峰⇔檜洞丸頂上
■標高差/1051m
■歩距離/11.6㎞(万歩計測/19,427歩)
■時間/08時00分~13時25分(5時間25分)
■参考/走行距離(176.4㎞)
高速道路(中央調布⇔相模湖/\1,840)
(10時26分/やっと熊笹ノ峰です)
(稜線に出ると気持ちが晴れます)
(大室山を仰ぐ/次は君だよ!)
(13時24分/駐車スペースへ)
帰宅時間の縛りというのは、ただそれだけで相当なプレッシャーになるものです。
私に与えられた時間は、最大で05時40分~17時40分、即ち12時間です。
この12時間で、往復の運転と山の登り下りを割り振ることになります。
つまり、近い山なら山の時間を多くとれるし、遠くの山へ行きたければ、山の時間が少なくなります。このバランスを上手に考えて、登る山を決めなければなりません。
今回の檜洞丸は、時間的には「余裕の山」でした。
ところが、「早く帰宅すればそれだけ楽ができる」という心理が働いて、ついついペースが乱れてしまいます。十分な休憩や甘味の補給も怠りがちです。
すると、老朽化している肉体は、てき面に答えを出して来ます。
熊笹の峰に上がる手前あたりから、大腿の初期痙攣を感じ始めていました。
そして、檜洞丸の肩で、痙攣をなだめるための大休憩を取るハメに…(溜息)。
頂上に登る階段は、それこそ10段毎に立ち止まっていました。情けない!
下りは使う筋肉が異なるのか?痙攣も痛みもありません。膝も順調でした。もし?下りもアウトだったら?下山にどれだけの時間を要したことか?考えただけでも「ぞっ」とします。
どうやら、檜洞丸のボリューム(運転と登山)が、今後の山行の基準になりそうです。
これを教訓にして、次はもう少しマシな「大人の山歩き」が出来たらと思っています。
それにしても、丹沢山塊の山は、どれもこれもハードですね。
肝に銘じました(苦笑)。
■追記。
こんなテイタラクでは、とてもとても空木岳の日帰りなんか出来ないぞっ!
まずはメタボ腹を絞って、身体を軽くしないとね?
課題山積の今日この頃です(笑)。
■ブログ内の関連記事。
→(2015年4月12日)http://ameblo.jp/shigeru3648/entry-12013528602.html