今野良医師の子宮頸がん予防ワクチンの勉強会から その3 | 不可能をかのうにする かのう重雄 オフィシャルブログ「一つ、ひとつを重ねて」 Powered by Ameba

今野良医師の子宮頸がん予防ワクチンの勉強会から その3

今野良医師の子宮頸がん予防ワクチンの勉強会から その3




公明党が推進してきた子宮頸がんワクチン。その子宮頸がんワクチン接種後に重篤の副反応が出現した多くの方々から、私を含め何人かの公明党議員は地元で相談を受けとまどっている。


公明党神奈川県本部が、今野良医師を迎えて勉強会を行いその模様が、ある議員のブログで発信され、また、12月21日の公明新聞で勉強会の開催が報じられた。


その後、全国のワクチン被害者なる方々のTwitterで、この時期に今野良医師を招いての勉強会開催について、様々なご意見やご指摘を患者・家族・関係者の方々より頂いている。



当日、子宮頸がんワクチンを推進してきた我々議員に今野良医師は、政治家の今後の対応が課題だとも強調された。


氏はスライドを使って講義を行なったが、そのスライドの資料は配布しなかった。我々議員にとって、根拠となる資料は極めて重要である。勉強会終了後に主催をした中心者に、今野良医師にお願いをしてスライド資料を頂けないか頼んでいるが、まだご返事を頂けていない。


勉強会の質疑応答の中で、ある県外の市議から以下のような主旨の質問があった。私がメモとして残してあるものを一部紹介する。


「ある女子学生さんが、ワクチン接種後重篤な副反応を発症。医療機関を受診したら、ワクチンによる副反応の可能性があると言われた。現在車イス生活であるらしい。約一年半、患者・家族からの相談を受け係わってきた。学校生活も大変。議員として、一生懸命対応しょうと考えている。どの様に患者・家族に寄り添い対応したら良いのか。」等々。


今野医師の回答は以下のようだった。


学生さんの治療と、学校生活が円滑にいくよう考えるべきであると述べた後、「診察した医者は専門家でもないでしょう。ワクチンが原因ではないのだからワクチンとの因果関係を議論し説明する必要はありません。その娘さんが本来持っていた病気が、ワクチン接種を“きっかけ”で出ているだけです。


多くの重篤な副反応と言われている患者さんのほとんどがこれです。ワクチン接種に係わらずその子たちは、その様な病気・症状を持っている。現在発症しなくても、今後の生活の中で発症する可能性を秘めているんです。


つまり、こうやって副反応で被害を訴えてくる“被害者”と言われる方達の多くを、我々の中では、「紛れ込み」との言い方で考えているわけです。」と。


今回の勉強会は今野良医師の意図するところを、実際に聞くことができ有意義であったと私は思う。百聞は一見に如かずとは良くいったものである。


私は今後、公明党が医療政策を企画する時点で留意すべきことは、専門家の話を聞く際に、その専門家の利益相反の背景を十分調査すべきであろう。今はまさにそういう時代である。


また、今回のような事態が生じた場合は、製薬会社との利益相反のない医師の意見を聞くことも極めて重要である。


厚生労働省が、今年の2月26日の子宮頸がん予防ワクチンに関する意見交換会の議事録は一読する価値のあるものだ。

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/0000048228.html


その中の元東海大学医学部 境晴美先生のコメントを紹介しようと思う。


「このワクチンの最大の問題は、今まで人類に投与されたことのないアジュバントを含むワクチンであるということです。


アルミニウムだけが問題になっているようですけれども、このワクチンは特殊なアルミニウムにDNA破片が入っていることがわかっているガーダシル、もう一つは、水酸化アルミニウムに、先生御専門かと思いますがMPLといいまして、サルモネラ菌の外膜の内毒素が加わっているワクチンです。


ですから、これは人間の免疫反応を激烈に刺激いたします。激烈に刺激するということは副反応が強いということでございます。ですから、そこのところをぜひわかっていただきたいと思います。


これだけの新しいものでありますから、一体何がどういう症状がこのワクチン接種後に起こるかわからないのですから、全部、因果関係があるないを最初に言うのではなくて、出てきたものを素直に全部受け取って、それをまずきちんと見るというところから始めるべきであります。

そうして始めてこのワクチンの作用、副反応、全ての全貌がわかると思います。