「離婚原因 パートナー+α」

滋賀カウンセリング・スタイル 上田恵美子です。

毎日暑い日が続いています。屋内でも熱中症には注意が必要ですね。

高齢者が居る我が家では屋内熱中症に気をつけることも必須です。今、高齢者の介護をめぐって仲が良かった夫婦にも離婚の危機が迫っているという話を耳にする機会がありました。離婚の原因は夫婦ふたりの間だけの問題ではすまない時代になりつつあると感じました。

離婚の原因は様々ですが、多くは性格の不一致や価値観の違い、浮気、不倫、性的不調和、DVそして子供やお金等々の原因が引き金になっていることも多いのですが、+αでお互いの両親の面倒を誰がみるの?双方の家族や親族の問題が絡んできます。
特に団塊の世代以降に多いのではないでしょうか。

以前、こんなことを聴きました。あなたにとって家族とは。夫―家族、子供―家族、自分の親、兄弟姉妹―家族。
夫の親は?―家族じゃない。人間関係の複雑さを感じました。

夫は妻に高齢になった親との同居を望むのですが、妻は今までの生活が壊れるからと同居は拒否。これは、反対のケースでも同じだと思います。
男性の方が柔軟かもしれませんが・・・。



夫婦の問題ならふたりで解決していくことも可能ですが、親、親族となれば解決が困難です。
面と向かって介護は出来ません!と言い切っても、どこか親、親族だと後ろめたい気持ちになってしまいます。
義務感を感じるんですね。


義父母との同居?!想像もしなかったことが目の前に・・・。
私の生活ペースはどうなるの?
仕事は続けられるの?
介護費用はどうするの?
介護は私がするの? と次々問題が出てきます。

こんな会話が毎日のように繰り返されて、お互い口も利かない生活になり、家庭内別居から離婚へと進んでしまう夫婦も増加傾向にあると思います。

高齢化が進む現代社会の問題でもあるといえるのではないでしょうか。子育ては一段落したけれど、次は親の介護が・・・。
まさしく、私たち世代の問題となってきています。

海外では成人すれば独立するのが当たり前ですが、日本には古い家族制度のようなものが根付いている。これは良いことでもあり、悪いことでもあると思います。
家族の絆があるから困難も乗り越えられる、でも一方では、家族に縛られると感じるときもあります。


 受け入れる社会が整わない、少子高齢化が進む家族の在り方にも大きな課題だと思います。

私も高齢者を抱える家族の一員としてこの課題を大きな問題として受け止めています。同じような悩みをお持ちの方も多いかと思います。私も手探りの日々です。

ただ、言えるのは、あなたひとりが介護するのではなく、「一緒に介護していこう!というパートナーからの一言で感情は動くと思います。


その、ひとこと  こそが大切なひとことなんです。この一言でこれから先の人生が変わるかもしれませんね。

あなたとパートナーが家族について考えることが必要な時期にきているかもしれません。

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今日の執筆カウンセラー

上田恵美子カウンセラー

1960年生まれ 彦根市在住。
26歳のとき夫と結婚、2男、1女の母、嫁ぎ先も自営業を営み義父母と同居の大家族のもと過ごす。現在は、夫と共に事業をサポート。母の嫁姑の関係を子供の頃からみて育ち、嫁いでからは自分が嫁の立場になり義父母との確執に悩みながらも、育児、家事、仕事との両立。高齢になった義父母の介護。長男の非行、次男の進路の迷い、娘の不登校と、子供の成長に伴い問題も変わっていきました。
同じ環境、境遇の人の方の悩みに寄り添い、話を聴き、こころの通ったカウンセリングを目指しています。


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