七田チャイルドアカデミー六地蔵/京都伏見教室のブログ

1998年1月京都桃山教室として伏見区で開校しました。その後2005年3月に京都伏見教室開校、2006年9月京都桃山教室から六地蔵教室に引越しました。皆様のお陰で18年目を迎えようとしております。ここでは教室での日々の出来事や感じたことを書いていきます。


テーマ:

以下、「親子で学ぶ偉人物語④」から

塙保己一の生涯を抜粋いたします。


<塙保己一は1746年武蔵国(埼玉県)に生まれました。

草花が好きで、物覚えの良い子供だったそうです。


5歳のときに重い病気にかかったことが原因で、

7歳の春に完全に目が見えなくなってしまいました。


耳からの記憶力が非常に優れていて、

聞いた話は一度で覚えてしまい、

ひと言も間違わずに語ることが出来たそうです。


物覚えの良い保己一は、

そのうち江戸で学問を修めて、

立派な人になりたいと思うようになりました。


15歳の夏、反対する父親を説得して江戸へ旅立ちました。


江戸では当道座(目の不自由な人の職業団体)で

指圧、按摩、鍼、琵琶、三味線、琴の修行を始めますが、

不器用であまり上達しませんでした。


そんな自分に絶望し、自殺を試みますが直前で助けられ、

師匠に「好きな学問をさせてください」と頼み認められました。


保己一は本を見ることが出来ないので、

他人に音読してもらって

それを耳で聞いて丸暗記して学問を進めました。


大変熱心に、真剣に、死に物狂いで学問に打ち込んだため、

周りの人が感動し、親身になって世話をしてくれ、

多くの奇跡が重なったこともあり、

保己一の学問は飛躍的に進みました。

1769年には大国学者の賀茂真淵の薫陶を受けました。


1779年、34歳の時「群書類従」の出版を決意します。

「群書類従」は江戸時代初期までに刊行された

1276種の歴史書、文学作品を収めた

666冊にも及ぶ大全集です。

そのままでは多くの古書が

やがて散逸してしまうだろうと憂いた

保己一の一大決心でした。


その20年前のことです。

平河天満宮へ参拝に出掛けた保己一は、

下駄の鼻緒が切れてしまったため、

境内の版木屋(印刷のための版木に字を彫るところ)の人に

「ひもを頂きたい」と頼みました。

しかし、店の人は保己一が目が見えないことを知って、

無言で保己一の前にひもを投げつけるだけでした。

目の見えない保己一がすぐに拾えるはずはなく、

大変つらい思いをしました。


こうした仕打ちにもかかわらず、

保己一は後日、

「群書類従」の版元としてその版木屋を推薦し、

「私はお礼が言いたくて、あなたを呼んだのです。

あの出来事があったから、

ここまで努力することができました」と

恨むどころか感謝していると語ったのです。>


すなわち保己一は、

かつて自分の心を傷つけた相手に対して、

最大の恩恵を与えたのです。


「群書類従」の版元ともなれば、

莫大な利益がその版木屋に流れ込むことは

想像に難くありません。

それをあえて与えたところに

保己一の心の深さが感じられます。

本当に心の底から感謝していたのだと思います。


失明という苦難を通過することによって、

保己一は心を深く深く掘っていきました。

縦に深く深く心を掘っていくと

その一番深いところで

やがて、ある一点にたどり着きます。

それを「心情の泉」といいます。


その「心情の泉」こそが

全てを愛で包み込む絶対的良心、天、

なのではないでしょうか。

(岡本康裕)



人間学 魂の言葉 第9条


私を憎む者までも、ひたむきに愛しなさい。嫌いな人には、あえて自分の一番大切なものをあげなさい。そうしてでも、その人を愛してあげるのが善である。







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