小林麻央さんが乳がんの闘病をするにあたり、

子供たちの世話ができなかったり、

家庭のことが何もできなくなったときも、

家族は、母として、妻として、愛してくれた、ということを

ブログに書かれていたそうです。

 

私たちは、とかく、「がんばらなくてはいけない」「努力しなくてはいけない」と思うなかで、

誰かのために何かをして、

お互いがWINWINであるとか、

ギブ&テイクであるとか、

そうした相互関係がなくてはいけないとか思いがちなのではないでしょうか。

 

麻央さんの言葉を知ったときに、

「頼る力」の大切さと、その大きさを考えました。

 

私自身、長女であり、社長を経験したこともあり、コンサルティングやアドバイザーをしている手前、いろいろな人から「頼られる」と感じることがしばしばあります。

というか、日々、頼られているようなプレッシャーでもあります。

 

では、自分はどのくらい、人に頼っているかというと、

もちろん、頼ってばかりではあるのですが、

上手に頼っているのだろうか、と考えてしまいました。

 

頼ったときに「すまない」とか「申し訳ない」というのは、

上手な頼りかたではないように思います。

 

たぶん、麻央さんも、最初は「申し訳ない」と思ったでしょうけれど、

何もできない麻央さんであっても、

周囲のみんなには、見えないパワーを与えてくれていたのだと思います。

 

麻央さんがいてくれたことで、

元気になったり、励まされたり、勇気が出た人たちもたくさんいたことでしょう。

 

「自分ひとりで自由に生きる」ということは、実は自由ではないのだ、という話を聞いたことがあります。

結局、人はどこかで、誰かの世話にならなくてはいけないのだから、

であれば、誰かの世話になれるように、

上手に頼らせていただくのがよい、という、

仏様かなにかのお話だったような気がします。

 

がんばれるときはがんばればいいし、

がんばれないときはがんばらなくてもいい。

 

そこにいるだけでいい。

 

そう、教えてくれた麻央さん。

 

どうぞ安らかに。

 

 

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