これまでベンチャー向けの話をしてきましたが、ふつうにこれから会社をつくられるかたや、必ずしも上場を目指していない方にも向けて、いわゆるファイナンスとか会社まわりというお金の話はいろいろな話がありますが、だいたい、この5つに分かれます。

 

 

   儲けの構造(損益構造)

   資金繰り

   資金調達

   資本政策

   経営計画(予実計画)

 

最終的には、全部社長がわかっている必要はなく、こうしたことをアドバイスしてくれる人が社内にCFOとしているか、外部にそうしたことを知っている人がいればよいことです。

儲けの構造(損益構造)
社長が一番必要なのは、会社の儲けの構造です。

損益計算書と言われているものを読めないとしても、「ひとつものを売りました」というときに、いくらの利益が出て、それを創るのに家賃を払って、社員を雇って、いくら売らなければ経費を回収できないのかということを考えなくてはいけません。

 

 

 

 

資金繰り

バランスシートとキャッシュフロー。
すごく儲かっている会社でも「黒字倒産」になってしまうことがあります。
会社に現金がないと倒産してしまうこともあるので注意が必要です。

 

 

資金調達

銀行からお金を借りる負債調達や、どこからどういう割合で資金を集めればいいかという手段を考えることです。

 

資本政策
株主として誰に何株買ってもらいたいか、あるいは、今後事業を継続するためにどのくらい株が必要かというところを考えるものです。

 

経営計画
3年後、5年後に、会社がどこへ行きたいかということをまずイメージして、それを数字にすることで、それを社長が確認することが重要かと思います。

これがないと会社が成り立たないのですが、作るととても楽しいです。

「3年後にはこのくらいのシェアをとろう」とか「ここに支店を出してみよう」など、何年後かのことを考えて計画すると、とても楽しい。その「何年後」を実現するために「今年やるべきこと」に落として、さらに12分の1にして月次計画にする。

そして、「今月はできていますか」「できていないとしたら、どこがいけないのか」ということをずっと考えていきます。

PDCA(計画・実行・評価・改善)を細かく、細かく、実行していくことで、自分の目標に達する可能性が高まるということになります。

*このシリーズは、2016年にエンジェルスインクが開催した「女性起業家セミナー」での、
社長の時間をつくる株式会社 代表取締役 普川真如様のお話をご了解をとったうえで文章化したものです。

*以上でセミナーのレポートは終了です。
 

 

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