■B/Sを見ると会社の未来が見える

 

B/S、P/L、C/Sのなかで、まず、B/Sについて。

 

B/Sは「資産」=「資本」+「負債」で表すことができます。

 

「資産」は、会社が集めた資金の状態として「固定資産」(建物、機械、土地など)と「流動資産」(現金、有価証券、売掛金など)の2種類に分けられ、左側に記入します。

 

右側には「資本」と「負債」を記入しますが、「負債」にも「流動負債」(買掛金、短期借入金など)と「固定負債」(社債、長期借入金)の2種類があり、どちらも返済しなくてはいけない借金です。
しかし「資本」は、投資家(あるいは本人)から集めたお金と利益の総計で、返さなくてもいいお金です。「資本÷総資本」は自己資本の比率となり、これが高いほど健全な経営であると判断されます。

 

 

■自己資本をこつこつ積み上げる中小企業VS資金調達するベンチャー起業


これは一例ですが、株主資本を50としたとき、中小企業の場合は自己資本10以外の部分を10年かけて、利益を積み重ねていくというイメージですが、ベンチャー企業の場合は40の部分を投資家から調達してしまおうという考え方です。

 

中小企業であれば自分で出資した内部留保のなかでの成長をするためにバランスをとった経営をしていきます。
一方、ベンチャー企業の場合、ベンチャーキャピタルやエンジェル(投資家)による資金調達を行うことで、資本政策を組立てます。

 

投資家から資金調達するとなれば、企業が成長するという予測をたてることが必要になります。

また、上手に資金計画を実行するためには、投資家のことも知っておく必要があります。

 

 

次回は、エンジェル投資家とベンチャー投資家について説明しましょう。

 

このシリーズは、2016年にエンジェルスインクが開催した「女性起業家セミナー」での、
社長の時間をつくる株式会社 代表取締役 普川真如様のお話をご了解をとったうえで文章化したものです。

 

 


 


 

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