• 05 Apr
    • 女性起業家セミナーA-4 投資家へのアプローチは恋愛のように

      投資家へのアプローチはフランス女性の立場からみた恋愛の関係に似ています。   知り合ってからすぐに投資の誘いをするのはあまりに直接すぎて、望ましい効果が得られないはずです。   狙っている投資家にアプローチするにあたって、まずは友達など周りの人からあなたの魅力について話しをさせます。そして、その投資家には特に興味がない素ぶりをしながら、別の投資家から興味を持たれているような印象を作り、あなたが狙ったこの投資家を嫉妬させてしまうのがよいでしょう。   投資家にとって、その会社をよく知らないときや、知り合いでもないようなときには、周りの人に会社のメリットや魅力を話してもらうことはだいじなポイントです。 会社の情報を、ニュースや交流会などで知ってもらいましょう。   では、なぜ、そうしたアプローチが必要かというと、 そもそも「投資するか、しないか」という判断は、人間の感情的な決断によるからです。   スタートアップの資金調達のコツは、投資家の感情の部分に対し、いかにいいアピールできるかが大切です。 「あの人が評価しているから」という評判は、案外重要です。 決して数字だけで判断しているわけではないということも知っておきましょう。 *これは、株式会社エンジェルスインク代表取締役兼CEO ドゥゲスト・ジャックさんが2016年に行った講演のレポートをご了解して紹介しています。 https://angels-inc.com/ja *以上で、ジャックさんの講演まとめ終了です。

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    • 女性起業家セミナーA-3 成長期に投資する投資家

      ■高収益が目的なので、成長期に投資する   ベンチャー投資家は、自分のお金を投資するのではなく、ファンドに投資します。 よって、ファンド運用については責任があり、限定期間内(普通は約5年間)にファンドに利益を還元させる義務を負っています   しかし、自分のお金で投資しているわけではないので、情熱を持ってプロジェクトに賛同するということなどはなく、冷静な視点で起業家に対して高収益を求めます。   ファンドは「早く、高収益を出す」ということが一番の目的になるため、早い段階のベンチャー起業ではなく、成長期の企業に投資します。   ■スピーディーに高収益を求める   プライベート・エクイティ投資(ファンド)は、複数の機関投資家や個人投資家から集めた資金を事業会社や金融機関に投資し、同時にその企業の経営に深く関与して「企業価値を高めた後に売却」することで高いIRR(内部収益率)を獲得することを目的とした投資ファンドです。 リスクヘッジを得意としながら、短期間での高収益を狙い、より大幅な投資を安定期の企業に実施します。 上場はまだだけれど上場を目的とした資金が必要であるとか、買収の資金が必要という場合もあります。   ■業績の安定した企業に対する投資   投資銀行は、リスクは低く高収益を狙っていますので、興味があるのは業績の安定した企業のみです。革新的なスタートアップ企業は、彼らにとってふさわしいターゲットではありません。 日本では、金融市場においては、74%が金融機関で、20%は個人投資家になり、投資の目的が大幅に異なり、それぞれの期待も違います。   いずれにせよ、投資家向けにどんなピッチで収益が出るのかという、その投資家に合った事業計画を提出しなくてはいけません。 会社の提案書が同じものしかないと、望む結果が生まれません。 それぞれのステージにあった投資家が、それぞれどんなことを望んでいるのかということを考えた上での提案書が必要なのです。   *これは、株式会社エンジェルスインク代表取締役兼CEO ドゥゲスト・ジャックさんが2016年に行った講演のレポートをご了解して紹介しています。 https://angels-inc.com/ja  

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    • 女性起業家セミナーA-2 まずは応援してくれる投資家に話をしよう

      ■①リターンより「応援」したい人たち 3F(ファウンダー・ファミ リー・フレンズ)は、プロジェクトに魅力を感じて起業家を応援したいと思っています。 家族や親友は、起業家が成功することをリターン以上に何よりも期待しています。  「あなたの夢やプロジェクトをサポートしたい」という人たちです。 ■②早いうちから投資家に話そう   ベンチャーキャピタルや銀行はシードの時期に投資しません。 デスバレー(死の谷)状態にある企業の70%は潰れるため、ハイリスクとみなされます。 その主な原因は、事業計画がきちんとできていないこと。 そこで、この時期に投資をしてもらうとしたら、「エンジェル投資家」となります。   「エンジェル投資家」と「ベンチャー投資家」の違いは、エンジェル投資家は自分のお金を起業家に投資しますが、ベンチャー投資家はファンドに投資する人です。   エンジェル投資家は、3つの要因を検討し、判断します。   ① ニーズがあるか     ~誰もが欲しいと思う商品やサービスであるか   ② 市場に適しているか     ~アイデアがよくても市場に合っていないものでは失敗の確率が高い

        ③ チームができているか ~いい商品であっても、会社のチームがしっかりしていないと失敗する   エンジェル投資家は、マーケットでのニーズを認め、 タイミングが良いと感じ、 起業家が十分に力があること、そして成長の可能性があることを信じた上で投資します。 社会的責任やピア認識なども重要な要素のひとつです。   自分のお金を投資することから「感情的」な決断になることも少なくありません。 そこで、起業家が投資家からのアドバイスに耳を傾け対応すること、より良い結果を出すことを期待しています。 エンジェル投資家は、自分の人脈、知識、行動力などで起業家をサポートします。   ベンチャー投資家などは行動によるサポートなどはしませんが、エンジェル投資家は強い会社の基礎をつくるきっかけとなる存在です。   *これは、株式会社エンジェルスインク代表取締役兼CEO ドゥゲスト・ジャックさんが2016年に行った講演のレポートをご了解して紹介しています。 https://angels-inc.com/ja  

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    • 女性起業家セミナー A-1 エクイティ・ストーリー ~資金調達を受けやすくするためのコツ~

      ここからは、 株式会社エンジェルスインク代表取締役兼CEO ドゥゲスト・ジャックさんの講演のレポートを連載します。   「投資家」って、どんなイメージ?   起業家にとって、資金政策はとても大事です。 創業者の持ち株が希釈にならないように、または、希釈しても会社がそのまま自立できるようにという戦略を考えなくてはいけません。 資金調達する場合も、どの投資家から調達すればよいのか判断することも重要です。   ところで「投資家」というのは、どんなイメージでしょうか? テレビドラマなどで登場する「投資家」にはいろいろなタイプが登場していますが、現実でもいろいろな投資家がいます。   日本証券協会が平成27年度に行った調査によると、日本の個人投資家は日本の人口の18%程度。約1800万人と推定されます。 また、平成18年度の金融庁の調査では、個人の株主数は3、928万人。男女比で言うと、男性が6割に対して、女性が4割。約47%が年収300万円以下と、案外ふつうの人が多いことがわかります。 とはいえ、所得が多い人ほど投資しており、給与所得を得ながら投資をしている人が大半。また、生活に余裕がある高齢者の投資も多く、投資額は500万から3000万円程度です。 (出典)全国証券取引所「株式分布状況調査」)   ■企業も「人生」のように「成長」します   企業も人生と同じように、ライフサイクルがあります。 そのステージにあった資金調達と、適切な投資家が必要です。 検討期では、ビジネスモデルやコンセプトを固めて、会社設立のための事業計画を作ります。会社設立のための諸経費や人件費などのほかに、マーケティング費用や、プロトタイプの施策を創ったり、顧客を増やしたりするための資金が必要になることがあります。この時期に、資金需要の全体像を把握し、資金政策を考えなくてはいけません。 この時期の資金調達は「3F」と言われる「ファウンダー(創業者)」「ファミリー(家族)」「フレンド(友人)」です。 ②シード期は、事業が軌道に乗るまでの時期で、運転資金や設備投資などの資金のほかに、特許や商標などを取得するための費用や販促費なども必要になることもあります。会社は赤字。キャッシュフローがマイナスなので、金融機関からの借り入れも難しく、個人的に賛同して出資してくれるエンジェル投資家に訴えかけられるビジネスプランが必須です。   ③④成長期・拡大期では、事業展開を本格的に行っていくものの、低収益であったり、資金繰りが厳しい時期です。社歴が浅く、金融機関からの融資も難しいかもしれません。 政府系金融期間による融資や、公的機関からの助成金・補助金を活用しながら、さらに多額の資金調達が必要となる場合はベンチャー投資家、ベンチャーキャピタル(VC)による出資を検討する必要があります。 ⑤上場・または買収では、株式公開により経営の形態や組織が大きく変化することがあります。   ⑥安定期は、売上高が損益分岐点を超え、単年度損益も黒字となります。民間金融機関からの融資も受けやすくなっています。取引先や金融機関に第三者割当増資を行い、IPOを前提とした安定株主対策を行うケースもあります。     *これは、株式会社エンジェルスインク代表取締役兼CEO ドゥゲスト・ジャックさんが2016年に行った講演のレポートをご了解して紹介しています。 https://angels-inc.com/ja    

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    • 女性起業家セミナー⑤-3 会社まわりの5つの話

      これまでベンチャー向けの話をしてきましたが、ふつうにこれから会社をつくられるかたや、必ずしも上場を目指していない方にも向けて、いわゆるファイナンスとか会社まわりというお金の話はいろいろな話がありますが、だいたい、この5つに分かれます。    

      ①   儲けの構造(損益構造)

      ②   資金繰り

      ③   資金調達

      ④   資本政策

      ⑤   経営計画(予実計画)   最終的には、全部社長がわかっている必要はなく、こうしたことをアドバイスしてくれる人が社内にCFOとしているか、外部にそうしたことを知っている人がいればよいことです。 儲けの構造(損益構造) 社長が一番必要なのは、会社の儲けの構造です。 損益計算書と言われているものを読めないとしても、「ひとつものを売りました」というときに、いくらの利益が出て、それを創るのに家賃を払って、社員を雇って、いくら売らなければ経費を回収できないのかということを考えなくてはいけません。         資金繰り バランスシートとキャッシュフロー。 すごく儲かっている会社でも「黒字倒産」になってしまうことがあります。 会社に現金がないと倒産してしまうこともあるので注意が必要です。     資金調達 銀行からお金を借りる負債調達や、どこからどういう割合で資金を集めればいいかという手段を考えることです。   資本政策 株主として誰に何株買ってもらいたいか、あるいは、今後事業を継続するためにどのくらい株が必要かというところを考えるものです。   経営計画 3年後、5年後に、会社がどこへ行きたいかということをまずイメージして、それを数字にすることで、それを社長が確認することが重要かと思います。 これがないと会社が成り立たないのですが、作るととても楽しいです。 「3年後にはこのくらいのシェアをとろう」とか「ここに支店を出してみよう」など、何年後かのことを考えて計画すると、とても楽しい。その「何年後」を実現するために「今年やるべきこと」に落として、さらに12分の1にして月次計画にする。 そして、「今月はできていますか」「できていないとしたら、どこがいけないのか」ということをずっと考えていきます。 PDCA(計画・実行・評価・改善)を細かく、細かく、実行していくことで、自分の目標に達する可能性が高まるということになります。 *このシリーズは、2016年にエンジェルスインクが開催した「女性起業家セミナー」での、 社長の時間をつくる株式会社 代表取締役 普川真如様のお話をご了解をとったうえで文章化したものです。 *以上でセミナーのレポートは終了です。    

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    • 女性起業家セミナー⑤-2 資本政策は最初が肝心!

      ■資本政策は最初が肝心       まず、200万円で創業し、3年後にベンチャーファンドが企業価値を2000万円で評価して、「うちで1000万円出資してください」という提案をしてきたとします。 この場合、企業価値2000万円+新規出資1000万円で、新企業価値としては3000万円で評価されます。   そうすると、自分の株の価値は3年で10倍になったということで、喜んで受け入れたいところですが、本当にこれを喜んでいいのか。   この時点で新規出資を1000万円受けると、自分の持ち分は66%になります。 そこで、この会社が今後大きくなるのに、どれぐらいの資本が必要かということをちゃんと考えておかないと、こんなに自分の持ち分を出してしまってよいのかという事態も起こりかねません。   「一度薄まったら、二度と戻らない」ということを思い出してください。 株の価値が3年で10倍に上がったことは素晴らしいことですが、アイデアを評価されていることはすごいことです。 ただ、それで、1000万円の出資を受けてしまって、持ち分を減らしてもいいのかということも、同時に考えなくてはいけないことです。   こういうことが、資本政策の具体的に直面することです。   このように途中で資本を追加せずにIPOできるのであればそれでもいいし、あるいは何回か、追加しなくてはいけないときは、将来そうした投資を受けてでもIPOできるとか、50%の自分のコントロールできる権利を持っていたいと考えるのか、ということを考えていくことが資本政策です。  *このシリーズは、2016年にエンジェルスインクが開催した「女性起業家セミナー」での、 社長の時間をつくる株式会社 代表取締役 普川真如様のお話をご了解をとったうえで文章化したものです。

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    • 女性起業家セミナー⑤-1 創業者の株について考えておかなくてはいけない理由

      株主というのは、会社の価値そのものであり、かつ、支配権を持つ人でもあります。 「50%の株をあなたに渡します」と言ったときに、会社の財産や、会社の価値を50%失うことになるし、支配権も50%失うことになります。   でも、そうしてもベンチャーキャピタルや他の株主を入れたいというのはなぜでしょう。 たとえば、こんなシミュレーションで考えてみてください。     ■資本政策は最初から考えなくてはいけない理由     自分のお金だけで20年間ビジネスをして10億円の会社をつくりました。 そのときに、従業員などに株を分けて、社長の持ち分は70%です。 このときに、社長の財産価値は7億円です。   でも、一方で、ベンチャーキャピタルや他の株主を活用して会社をどんどん成長させ、IPOして、さらに大きくなり、会社の価値が500億円になりました。 そのときに、社長は株を20%しかもっていなかったとして、でも、500億円の20%は100億円です。 他の人によって自分の持ち分は減るけれど、企業としてさらに大きなところを目指すことができ、結果的に社長の財産も増えることになります。   「こうしたことを狙っているからこそ、他の株主を入れるといってもいいでしょう」と普川さんは指摘します。     ■創業者の株の持ち分は常に下がる   株式を何株発行して、そのうち、何割を誰に買ってもらいたいかということを、時系列的に、企業が想定する成長に必要な資本を増やすときに、どういう割合で増やしていくか   たとえば、400万円出資して、投資家から100万円出資してもらい、企業価値が500万円であるとした場合、創業者は80%の株を持っていることになります。 これが成長するに従って他の投資家から出資してもらい、その時点では創業者の株保有率は60%となりますが、企業価値は5億円になっているので、創業者の資産は3億円になっています。 そして、企業価値が100億円になったときには投資家の比率が60%になると、創業者の資本の持ち分は可逆的に減ります。 このように企業価値が大きくなってから、創業者の保有する株の割合を増やすことは結構大変なことになります。   たとえば、企業価値が5億円になってから10%の比率を動かそうとした場合、5000万円が必要となります。そうなると、動かすための資金も必要になるほか、株の売買による税金もかかってきます。 一方、はじめのうちに500万円のうち10%動かすのでは50万円ですみます。 これが100億円になり、1%動かすのに1億円となったら、さらに大変です。 だから、創業者の持ち分は、一度薄まったら2度と高まることはないと思ったほうがよいでしょう。 常に下がることを前提に考え、「大きくなってから動かすことは難しい」ということを知っておくべきです。 *このシリーズは、2016年にエンジェルスインクが開催した「女性起業家セミナー」での、 社長の時間をつくる株式会社 代表取締役 普川真如様のお話をご了解をとったうえで文章化したものです。

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    • 女性起業家セミナー④-3 エンジェル投資家にアプローチするには

      ■エンジェル投資家が判断する3つの要因   ① ニーズがあるか     ~誰もが欲しいと思う商品やサービスであるか   ② 市場に適しているか     ~アイデアがよくても市場に合っていないものでは失敗の確率が高い

        ③ チームができているか ~いい商品であっても、会社のチームがしっかりしていないと失敗する     エンジェル投資家は、マーケットでのニーズを認め、 タイミングが良いと感じ、 起業家が十分に力があること、そして成長の可能性があることを信じた上で投資します。 社会的責任やピア認識なども重要な要素のひとつです。   自分のお金を投資することから「感情的」な決断になることも少なくありません。 そこで、起業家が投資家からのアドバイスに耳を傾け対応すること、より良い結果を出すことを期待しています。 エンジェル投資家は、自分の人脈、知識、行動力などで起業家をサポートします。   ベンチャー投資家などは行動によるサポートなどはしませんが、エンジェル投資家は強い会社の基礎をつくるきっかけとなる存在です。       ■投資家とアプローチするには     日本証券協会が平成27年度に行った調査によると、日本の個人投資家は日本の人口の18%程度。約1800万人と推定されます。 また、平成18年度の金融庁の調査では、個人の株主数は3、928万人。男女比で言うと、男性が6割に対して、女性が4割。約47%が年収300万円以下と、案外ふつうの人が多いことがわかります。 とはいえ、所得が多い人ほど投資しており、給与所得を得ながら投資をしている人が大半。また、生活に余裕がある高齢者の投資も多く、投資額は500万から3000万円程度です。 (出典)全国証券取引所「株式分布状況調査」)   ITバブルと言われる時代には、こんなことも現実にありました。 六本木のバーで飲んでいた化粧品メーカーのOLさんが会社のグチを言っていたところ、隣りにいたベンチャー社長が「僕がお金を出してあげるから、君が欲しい化粧品を作ってみたら?」と声をかけてきたそうです。 彼女は後日企画書を持参し、何度も事業計画を練り直して、ついには起業してオリジナルブランドを立ち上げました。   しかし、なかなかそんなうまい具合に話はころがってはいません。 結婚相手を探すのと同じくらい、投資するほうもされるほうも、慎重になりますが、そこで「世間の評判」というのが思いのほか大きく関わってくると言われています。         ■投資家へのアプローチは恋愛に似ている     株式会社エンジェルズインク代表取締役兼CEOのドゥゲスト・ジャックさんは次のように語っています。   「投資家へのアプローチはフランス女性の立場からみた恋愛の関係に似ています。 知り合ってからすぐに投資の誘いをするのはあまりに直接すぎて、望ましい効果が得られないはずです」   「狙っている投資家にアプローチするにあたって、まずは友達など周りの人からあなたの魅力について話しをさせます。そして、その投資家には特に興味がない素ぶりをしながら、別の投資家から興味を持たれているような印象を作り、あなたが狙ったこの投資家を嫉妬させてしまうのがよいでしょう」   投資家にとって、その会社をよく知らないときや、知り合いでもないようなときには、周りの人に会社のメリットや魅力を話してもらうことはだいじなポイントです。 会社の情報を、ニュースや交流会などで知ってもらうのがよいでしょう。   では、なぜ、そうしたアプローチが必要かというと、 そもそも「投資するか、しないか」という判断は、人間の感情的な決断によるからです。   スタートアップの資金調達のコツは、投資家の感情の部分に対し、いかにいいアピールできるかが大切です。 「あの人が評価しているから」という評判は、案外重要です。 決して数字だけで判断しているわけではないということも知っておきましょう。 *このシリーズは、2016年にエンジェルスインクが開催した「女性起業家セミナー」での、 社長の時間をつくる株式会社 代表取締役 普川真如様のお話をご了解をとったうえで文章化したものです。  

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    • 女性起業家セミナー④-2 投資家にもいろいろなタイプがいます 

      ■株価より、会社の価値を見る投資家もいる     世界有数の投資家であるウォーレン・バフェットはまさに「インベスター」であり、彼のオフィスには投資先の企業の商品などがたくさん置かれているそうです。   バフェットの投資の基本としては「株は売るために買わない」(永久保有を前提にする)という考え方があり、そのためには自分が理解できる会社の株しか買わないそうです。 ですから、「自分は理解できない」という理由でAmazonやマイクロソフトなどのIT企業の株は持っていないそうですが、投資している企業はコカ・コーラ、アメリカン・エキスプレス、P&G、ジョンソン&ジョンソン、ウォールマート、ワシントンポストなど、長期に渡って成果を上げている企業ばかりです。   バフェットは株式投資をするときには、自分がその会社の経営者としての立場で投資の判断をするといいます。   株式投資というのは、自分のお金をその会社に就職させること。 会社が成功すれば、自分のお金も会社とともに成長していきます。 それをとおして投資した人自身の人生も豊かになっていくというのが、バフェットの投資哲学です。   投資家にもいろいろなタイプがいるなかで、バフェットのような「会社を愛して、会社の成長を見守る」ような投資家と出会えた経営者は幸せではないでしょうか。   ▼いろいろな投資家 今、日本では3Fの出資家比率は7%と言われています。 3Fとは家族や友達などによる出資です。 VC(ベンチャーキャピタル)とCC(コーポレーションベンチャーキャピタル)は、合わせて57%になります。 銀行、日本政府などは25%になっています。   会社を設立して、最初は家族や友達から出資してもらっても、大きく成長するときにエンジェル投資家が少ないことが課題です。 いま現在日本では、銀行や政府(日本政策金融公庫)、地方銀行などは、起業家にとっては重大な役割を担っています。   *このシリーズは、2016年にエンジェルスインクが開催した「女性起業家セミナー」での、 社長の時間をつくる株式会社 代表取締役 普川真如様のお話をご了解をとったうえで文章化したものです。  

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    • 女性起業家セミナー④-1 ベンチャー投資家とエンジェル投資家

      投資家との付き合い方 「やりたいことはあるのに、お金がない。 だれか、資金をなんとかしてくれないかしら」 なんて思っている個人事業主の人は多いと思います。 あるいは、「資金があれば、いつか独立したい」なんて虫のいいことを考えている人も、案外少なくないようです。 でも、「投資家」というのはどんな人で、いったい、どこに行ったら出会えるのでしょう?     ■投資家と投機家の違い 社長の時間をつくる株式会社代表の普川真如さんによると、投資家には「エンジェル投資家」と「ベンチャー投資家」があるという説明でした。 エンジェル投資家は、創業時であったり、会社設立の早い時期に、「応援する」ことを目的として投資をする人。 ベンチャー投資家は、多くは金融機関などを通じて、スピードをもって利益が出る企業に投資をすることが目的なので「利益」が優先するということ。   英語では株の取引きについて、「インベストメント」「トレーディング」「スペキュレーション」と3つの単語があります。 辞書を引くと、次のように書いてあります。   ・インベストメント(investment)= 投資 ・トレーディング(trading)= 取引  ・スペキュレーション(specuration)= 投機   一般的に、「インベスター」と名乗る人は、株を売る前提ではなく、株式投資を通じて会社とともに成長をしようと考える人だそうです。 一方、「トレーダー」は株価が安いところで買って、上がったら売る。つまり、最初から売ることを前提にして株を購入します。 「スペキュレーター」は、リスクを覚悟で短期的な売買により利益を得ようとするもので、「先物取引き」なども含まれます。     このシリーズは、2016年にエンジェルスインクが開催した「女性起業家セミナー」での、 社長の時間をつくる株式会社 代表取締役 普川真如様のお話をご了解をとったうえで文章化したものです。  

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プロフィール

伊藤淳子@A-Girl Creative

性別:
女性
誕生日:
2月21日生まれ
血液型:
O型
お住まいの地域:
東京都
自己紹介:
【プロフィール】 『だいじょうぶ。ニャンとか生きていけるよ』『天職が見つかる 女のお仕事バイブル』...

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