• 18 Apr
    • 農業女子×棄国女子 女子はどこで生きていく?

      私には妹と弟がいて、妹は母方の伯母のあとを継ぎ、弟は実家の家督で、私だけが「根なし草」となっている。20代のはじめに東京の伯母の家に居候して、当時から、「自分の住処(家)を持つ」ということが嫌で、「なるべく簡単に動ける生活」を夢見ていた。20代前半は、雑誌の編集者として、海外のリゾート地をあちこち取材する機会に恵まれた。20代後半になり結婚し、居を構えることになったものの、いろいろな理由で離別。事務所を借りて、最初は個人事業だったものを法人化したときに、なにが嫌かっていうと「ああ、これで、私は縛られてしまった」ということだったのだけれど、社員たちががんばってくれたこともあり、その後も、結構ふらふらとした生活を続けることができた。作家のプロデュースをしていた15年間は、欧米やアジアなどに招かれ、国賓級の扱いを受けた(作家の先生が、だけれど、おつきの私もずいぶんとゴージャスな場所に招かれた)40代になって、やっと、国内各地で仕事ができるようになり、50代をすぎてからは、もう、どこにも行かなくてもいいような気持ちになっている。住めば都。いま、暮らしている、小さな借家で十分なのかなあと思っている私に、ここのところ、いろいろな地方で「空家があるから住んでくれる人、いないかなあ」という声がかかる。実は、私は何年か前に不治の病であることがわかり、ボチボチと治療をしている。見た目は元気だし、体調もさほど支障なく暮らしているので、本人も病気の自覚がないくらいなのだけれど、それでもたまに治療をしなくちゃいけないこともあり、そうなってしまうと田舎暮らしが遠のいてしまうのがなんとも残念。もはや、農業のような体力仕事もちょっと無理だと思う。いや、やればできるかもしれないけれどなあ。あと、10年若かったら、考えたかもしれないなあ。田舎暮らし。5月12日は、今一生さんがコーディネートした「農業女子×棄国女子」のイベントに登壇します。「棄国女子」もこれから読むところですが、個人的には、若者も女子も、日本を見捨てないで、日本のいいところを見つけて暮らせたらいいのになあ、と思います。イベントのお知らせはこちらです。http://createmedia.blog67.fc2.com/blog-entry-274.html

      53
      1
      テーマ:
  • 16 Apr
    • 「農業女子」でやりたかったこと

      おかげさまで「農業女子」(洋泉社)が発売になりました。この本では、農林水産省が進めている「農業女子プロジェクト」(http://nougyoujoshi.jp/)に参加している農業女子のなかの有志50名ほどの方を取材させていただき、声をまとめました。私が最初にやりたかったことは、実は、農業女子のカタログでした。どこの地域に、どんな人が、どんな作物を作っていて、どう売りたいか、あるいはどう買えるのか。もちろん、いまはネットの時代なので、上記のプロジェクトにもちゃんと参加者のリンクはあります。でも、200人以上のHPを見るのは大変です。印刷物ならお風呂場でも見れるしね。ということで、農業女子の方達に声をかけたのですが、残念ながら出版費用を捻出できるに至りませんでした。そこで「商業出版」ができないかと考えていたところ、洋泉社さんをご紹介くださった方がいて、出版の運びになった次第なのですが、「春までに出しましょう」という嬉しいショートスケジュール。年末年始、農業女子のみなさんたちには、アンケートや電話や取材などでご協力いただきました。洋泉社では「女子のライフスタイル本」という位置づけで「実用書ではない」「文芸のジャンルである」という説明をいただきました。実は、私は雑誌編集をしてきたなかで、得意なのは実用です。「農業女子になるための50のマニュアル」みたいな本なら、なんとなくイメージできるんだけれど、ライフスタイル本というのはなかなか手ごわいな、というのが最初の印象でした。折しも「ハウスワイフ2.0」という本を読んでいて、アメリカではキャリアウーマンが会社を辞めて田舎に行くのが最新トレンドだ、という話がたくさん書いてあったことや、私自身も田舎指向というか憧れがあるなかで、田舎暮らしをしている女性たちの声を聴きたいという気持ちもありました。食関連の本はたくさん読んでいましたが、農業関係を改めて読み直したりもしましたが、男性が書いているものが多数で、自分として、なんとなくフィットしない感じでした。「女性視点」という言葉が、もはやセクハラになるのかどうかはわかりませんが、なんとなく、男性が語る農業とは違う生活があるような気がしていました。そういえば、私が講演などに行くと、農業関係の集まりはほとんどが男性で、女子が少ないことが多かったということも思い出しました。ある地域では、講演のあとの懇親会で、女性たちが宴席の支度をして、最後のほうに末席に座り「私たちは意見を言えないし、言ったところで面倒だから言わない。女性だけで好きにやっていればいいから」と言っていたことなどもありました。もちろん、女性農業士の団体や農協や漁協の女性部など、女性農業者もたくさんいるのだけれど、その人たちがどんなことを考えて、どんな生活をしているのかということは、あまり、一般の人たちには伝わっていないのではないかな、なんてことも考えました。取材をさせていただいてわかったことは、「農業は楽しい」ということでした。もちろん、体力的にも、時間的に、資金的にも、大変なことはたくさんあるけれど、「大変なことは何をやっても同じでしょ」と、みんな口をそろえていうんですね。本にも書きましたが、「グチを言っている暇があったら、前に進む」という生き方なんです。地域のなかでいやがらせがあったり、男性社会で苦労したり、また、鳥獣被害と闘ったりしながら、子育てや家族のめんどうをみているのが女性なんですね。この本のおかげで、前向きな女性たちにたくさん会えて、本当によかったと思います。私は、この本を読んだ人に「こうなってほしい」とか「こう読んでほしい」という考えはなくて、純粋に、好きに、農業女子の人たちのことを知ってもらえたらいいな、と思います。それで、どう感じるかは読者の人たちが決めることでよいと思っています。昨日、ある農業関係のシンポジウムに参加しました。登壇者はすべて男性です。「地域にはロクな人材がいない」「地域には仕事がない」「農業はこだわりやストーリーなんかじゃなくて、きちんと生産管理をすることだ」という話は、農業女子たちの視点とはいささか違うようにも感じました。農業女子たちは「地域には仕事はたくさんある。お金もさほどかからないし、大自然があって、暮らしはかえって豊かである」と言います。女性たちは、もともと、自然と共生して生きる術があるのかもしれません。話が飛びますが、先日、某区の男女共同参画センターで、ある説明会に出席しました。そこで「男女共同参画とは、まだまだ男性ほどチャンスに恵まれない女性たちを支援するためのものだ」という説明を聞いた高齢の女性が思い余ったように立ち上がりました。「私は戦争も体験して、食料もない貧しい暮らしも体験した。男女平等でもなかった。でも、それは決して不幸ではない」いろいろなことを考えさせられます。5月12日は千駄ヶ谷で「農業女子×棄国女子」というイベントに登壇します。http://createmedia.blog67.fc2.com/blog-entry-274.html農業女子 [ 伊藤淳子 ]¥1,620楽天

      15
      テーマ:

プロフィール

伊藤淳子@A-Girl Creative

性別:
女性
誕生日:
2月21日生まれ
血液型:
O型
お住まいの地域:
東京都
自己紹介:
【プロフィール】 『だいじょうぶ。ニャンとか生きていけるよ』『天職が見つかる 女のお仕事バイブル』...

続きを見る >

読者になる

AD

月別

一覧を見る

カレンダー

1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

このブログの読者

読者数: 1,310

読者になる

旧ランキング

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。