海外事業に関する考え方

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とある社員から、海外事業に関する方針の質問
メールをもらいました。

投資家説明会や就職セミナーでもたまに聞かれる

質問なので現時点での考えをブログに書いておきます。


大前提として

当社の掲げるビジョン「21世紀を代表する会社を創る」
の達成条件としてグローバル企業としての成功が
含まれています。
また10周年のブログ にも書きましたが、個人的にも

起業家として世界的な成功を収めることを誓っています。

当社グループの海外での事業は、
過去には
、当社は韓国、中国、スペインへ進出しており、
損失を出し撤退しています。

現在は、中国、ベトナムでのベンチャー投資事業、
CAアメリカでAmebaPicoをはじめとしたアプリ事業、

ジークレスト、CAmobile、ECナビ、MicroADといった
子会社を通じても海外で事業展開をしています。

それなりに形になってきたものもありますが、
失敗しても成功しても、未だ当社の事業の主流には
なっていません。

その理由は、現時点での主力事業が国内限に強みを

持つことにあります。

広告代理事業はネットといえど日本語ベースの
コミュニケーションでありクリエイティブも媒体仕入れも
ドメスティックです。
これは韓国にそのまま代理事業を持っていった時に

痛感しました。

もうひとつの主力、メディア事業の中のAmebaも、

残念ながらブログメインのままでは国際的な競争力を
持ちえません。しかしピグやプーペなど、Amebaから
産まれた幾つか事業は世界的にも珍しく、可能性が
出てきました。

いずれにしても、日本語のコミュニケーションを強みに

した事業でグローバル展開するのは非常に難しいです。

ネットビジネスで海を渡って成功する可能性があるのは、

どの言語圏の人でも、人間であれば使ってもらえるような

プロダクト(技術やコンテンツ)です。
それを創り出すことを当社でも狙っています。


今は
「世界に通用する、ナニ人であっても使ってもらえるような

サービスを創り出す」
という意識レベルを持つカルチャー自体を社内で
醸成している段階です。

また、海外に行ってその土地でその国の人に合わせて
ゼロから事業を創ることは考えていません。
その国の人間でも無いのに適切なものを創れるほど

甘くはないからです。

手ごろな海外の会社を買収しようとも考えていません。
日本企業でさえ買収後のマネジメントが難しいのに、

足がかりも無い我々が海外企業をうまく運営できると

思えないからです。


ユニクロのように、日本で産み出したジャパニーズクール

なプロダクトを海外に持っていって展開させることが
一番成功が現実的と考えています。

アメーバピグの海外版であるアメーバピコは

その形に近いです。



国内で技術力、開発力を強化

世界に通用する人材を育成、カルチャーを創る

世界中ナニ人でも使ってもらえるようなプロダクトを産み出す

ジャパニーズクールな事業として、世界中に展開



このロードマップをゼロから粛々と、ベンチャー企業らしく

忍耐強く、執念深くやっている最中です。

もしかしたらアメーバピコがあっという間に成功を収める

かも知れませんし、何年も掛かって他の事業が成功する
かも知れませんが、あきらめずやりきりたいと思います。



上記は、あくまで現時点の考えであって、状況に応じて

ロードマップは変わる可能性が無いとはいえません。
変わらないのは冒頭の大前提としてグローバル企業として

成功を収める目標だけです。

また、現時点の計画に縛られず、小さなトライアンドエラー
であれば、例外でもたくさん繰り返すつもりです。

現在、海外事業担当役員はCOOの西條です。
私と彼の間では時期と規模の話をしていますが、

近いうちに具体的な数字を中長期計画に盛り込みたい
と思います。


最後に、中国などの海外事業を成長戦略に掲げる

会社は多いですが、その中には国内市場が行き詰って

苦し紛れの会社もあります。


そういう意味では、当社は国内でも十分に魅力的な

成長余力が目の前にあり、それに加えて

海外市場においても、焦らずに勝てる方法を選択して

いきたいと思います。





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