当社には「社長アシスタント」という職種がありまして、
数名のまだ年次の若い社員を、数ヶ月から数年、
私が直接指導し鍛えています。
最近はBtoCの事業を企画させることが多いですが、
昨日とあるアシスタントから新しいゲームの企画を
説明を受けているとき、
「説明が下手すぎて何言ってるのかわかんない」
と正直な感想を述べたのですが、あわてて
「いや、別に説明が下手でもいいんだけれども・・・」
と言い直して、彼が何を言おうとしているのか、
自力で理解するように努めました。
反射的に「社内での説明の上達に重点を置いて
頑張られたら困る」と感じたからです。
決済をする側に立って仕事をしていると、
「社長に認められる」とか「社長から決済をもらう」とか、
私を説得することを目標にしてすごく頑張ってくる
人がいて困惑することがあります。
決済者(私)→顧客(ユーザー)
決裁者は顧客を向いて、利便性や楽しさを考えて
決めようと考えているのに、
発案者(社員)→決裁者(私)
発案者が決裁者を向いて、その説得に重点をおいて
いるとすれば、
そもそも同じ仕事をしているのに、方向がずれてます。
ずれている人は自分でも(いまいちな企画だな、)
と感じていても、私を説得することを目的としているので
何とか企画案を通そうと説得してきます。
その対応は結構疲れるものです。
発案者→顧客(ユーザー)←決裁者
同じ方向を見ていれば、よい企画であれば言葉はなくても
分かり合えるし、ダメでも共通言語があります。
向いている方向を間違えてて、かつ
プレゼンが上手い人が社内で頑張りすぎると、
逆に会社が間違った判断をする危険性もあると思います。
プレゼン上手な人に説得されそうになり、おかしな企画なのに
あわや説得されそうになって、寸前で(いやいやいや・・)
ということは過去に何度もありました。
なので説明下手でも見ている方向が正しくて、
企画そのものを頑張ってくれれば、それで全然okです。


