新社長へ

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ついこの前の話ですが、立ち上がったばかりの新会社の社長を、
新卒で入社してわずか3年目の若い社員 に任せました。


彼は1年目でネット広告の営業を経験し、2年目でマネジメントに
抜擢した当社内でも異例に出世の早い社員。

私は、彼は事業に対する情熱、バランス感覚など起業家的素質があり、
将来有望だと思ってます。


新会社のビジネスモデルは、とてもすばらしいアイデアで、
来月のサービススタートに向けて日々前進中です。



そんな彼から、メールで相談がきた。



「いま準備している事業以外に、温めていたアイデアがあるのですが、
それも同時並行ではじめていいでしょうか?」




事業を任せたからには、相談に乗ったり、方向性をすり合わせることは
あれど、口を出したくない。

自分で考え、自分で決めて行動し、責任を持ってやって欲しいからだ。


だけど、これだけは”ダメ”。



若い人に事業を任せると、実にワンパターンでこの手の相談がくる。

そして実によくある失敗のパターンだ。


まだろくに実績が無いのに、ほかの事業に手を出してしまうのだ。

経験の無い若い経営者が幾つも並行してできるほど、起業は甘くない。



事業を始めたら、ある程度の実績を挙げるまで自分も組織も
よそ見をしてはいけない。

ひとつの事業に集中し、同じことを繰り返し、何度も工夫を凝らし、
改善を重ねることがコアとなる経営資産を作るのだ




また、難題にぶつかったら、他の事業に手を出すのではなく、
自分たちの逃げ場をなくしてそれを必死で乗り越えなければならない。

難題は競争相手にとっても難題であり、難題を克服したこと自体が
競争優位を築くことになるのだ





私は起業する前、先輩経営者にこうアドバイスされました。


「『こういうのもやってるんですよ』なんて言って、
何枚も名刺もってる社長はろくに成功してないでしょ?」


確かに。

例外もあると思いますが、そのとおりだと思います。



いろいろやりたい気持ちは凄く解るけど、しばらくブリンカー

つけたつもりでがんばって!




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