こちらではディズニーシーやディズニーランドに行った時の様子や感想、サッカー(主にベルマーレ)、地元は景色だったり、お祭りだったり、などを中心として書いていきたいと思います。
ただし、時々、辛口なコメントや毒を書くこともあるかと思います。
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甲状腺がん(8)
たぶん、今日で手術・入院記(?)は終わるかと。。。
■入院と手術(その5)~退院
□入院8日目(月曜日)。
やっと退院日。
7:00頃 看護師さんによる朝の診察。その時に、腕のタグを切り取ります。
朝食。今回の入院での最後の朝食。
8:00頃 朝の診察。抜糸。傷口の確認。大丈夫と。
抜糸はちょっとチクリとすることもありましたが、本当にちょっとだけ。
抜糸後の首の傷を鏡で見ます。首のしわに沿ってうまい具合に切られているのが分かります。
術後約1週間ですが、思っていたほど目立つような感じではありませんでした。
これならテープなどで隠さずにいられるな?と思いました。
8:30頃 病室に主治医の先生も来てくれて確認。
抜糸後の傷口など問題なく、そのまま最終的な退院許可。
次回診察の予約をその場で先生にお願いします。
なお、手術で取り出した部分の病理検査は少し時間掛かるようで、術後2週間くらい、
と言われました。
ので、術後2週間以降で、次回の診察日を予約します。
ありがとうございました。
10:00頃 ナースステーションに簡単に挨拶し、下に降りて退院手続。
1週間前同様、受付は混み合っていましたが、退院はそれほど待たずに呼ばれました。
案内上は、退院手続は10:00~11:00となっていましたが、実際には9:30頃からOKみたいで、
みなさん早めに退院手続しているのかもしれません。
その後、そのまま耳鼻咽喉科の受付へ行き、会社提出用の、
病院のフォーマットの診断書をお願いします。
1週間くらいで出来るようでした。病院フォーマットの場合、
それほど時間掛からないようで「いつまで」と伝えれば、大体その日までに
対応してもらえるようです。(2~3日でなければ)
11:00頃 病院までやってきた妻と合流し、五反田駅前の大戸屋でお昼ご飯を食べ帰宅。
帰りは荷物も多かったのと体力的にまだしんどいかもと思い、
退院祝い兼ねて(?)、グリーン車で快適に帰宅。
■退院後
退院後、激しい運動以外の制約はなし。
食事の制限もなし。
仕事もすぐに行っても大丈夫とのことでしたが、
ただ、退院の週は自宅静養に努めることにしました。
体力的にはやや落ちてるのは実感していたのと、実際、家に戻った時の身体の感覚とかも分からなかったので。
で、その間にちょっと出掛けたり、電車に乗ったりして、感覚を戻すようにしました。
首元は切っているので、神経がないような変な感じがします。
でも、これはもう仕方がないですね。
ですが首は既に普通に動いていましたし、よく聞く「傷口が開くような感じ」は既に自分はありませんでした。
「首を上げた時に傷口付近がちょっと引っ張られる感じはあるものの、それほど強くなく、「傷口が・・・」と心配になるような感覚は一度もありませんでした。左右に首を振るくらいならまったく違和感なし。
□出社後
さすがに通勤電車は少ししんどかったです。「通勤、こんなに大変だったっけ?」と思ったくらいです。
2週間休んだこともあるのでしょう、仕事体力も落ちていました。
出社初日は、会社の階段を1階分上るだけでもちょっと息が切れるような感じを感じました。
でも2週間ほど仕事に通うと、次第に身体の方は慣れてきました。
それでも疲れやすさはもう少し続きます。
ただ、手術から2週間もすると、うがいも普通に出来るようになっていました。
首の動きの違和感もほぼありません。
声については、普通に出るのですが、しゃべり続けるとちょっと疲れたり、声を出す時に少し力がいる音がありました。それも術後1カ月もしたら気にならないようになりましたが、最初はしゃべるのが、辛いというまでもないのですが、しゃべってる時に「声を出すのがしんどいなぁ」と思うことはたびたびありました。
□7月上旬。
病理検査の結果確認。
この日は混んでいて、予約時間から約1時間待ち。
こんなに待たされたのは、他の科の受診も含めて初めてでした。
さて結果は、乳頭がん、ステージ1で確定。
甲状腺左葉のガン部とその周囲リンパ節への転移も小さいものが10個くらい見つかりました。
手術の際に、3つくらい視認していたようでしたが、詳細検査したら、結果10個くらいあったと。
ただし、今回摘出部位にすべてが収まっていて、これ以上の広がりは見られない、とのことでしたので一安心。(病理検査で、その判断を頂いています)
ただ、リンパに転移が見られたということは、がん細胞がそういう動き(他に広まろうとする動き)を見せていたということ。もしかしたら、右葉の方に転移が今後出てくるかもしれない。ただし、リスクはかなり低い。もし出てきたら、その時に考えましょう、と。そもそも進行のかなり遅いガンですので、それで良いみたいです。
次回は月末に甲状腺のホルモンの検査です。
それが終わると、あとは、半年毎に5年間、経過観察の検査になるそうです。
□7月中旬
血液検査。ホルモンの分泌量の確認です。結果は問題なしとのこと。
そういえば、実際の数値を見せてもらえませんでした。自分から聞き忘れたということもありますが、まぁ、岸下先生が大丈夫というから大丈夫なんだろうと。
次回は10月に傷口の確認だけの検査です。あとは「5年間、半年ごとに検査」とは言っていましたが、
半年ごと、というのが、初回は、いつから半年ごとなのか?手術から?この日から?10月から?聞き忘れました・・・。
この頃は気付くと、話しづらさもなくなっていました。もう普通に話せるようになっていました。まずは順調な回復なようです。
そしてただいま8月下旬。
傷口は他の首の皺とあまり変わらず。まあ、まだ赤っぽいので、傷口とは分かりますが、人によっては、こちらから言わないと分かってもらえない程度です。
しゃべりも全然大丈夫になりましたし、首を動かしてもまったく違和感なくなりました。
このまま5年間、何事もないと良いなとは思いますが、
とりあえず気にしても仕方がないので、そのあたりは気にせず、また出たら出たで考えようと、そのくらいで前向きに考えています。といいますか、普段は自分でもすっかり忘れています(^^;
ということで、長々と甲状腺がん入院、手術記でしたが、
お読みいただけた方いましたら、ありがとうございました。
そして、もしたまたまこちらのブログにお越しいただき、少しでも参考になっているようでしたら幸いです。
甲状腺がん(7)
しばらく間が空いてしまいました。。。
入院生活は続きます。。。
■入院と手術(その4)~入院(手術後3)
入院5日目(金曜日)。
5:30 起床。習慣でこの時間にはもう目が覚めてしまいます。
そして、起きる時に首を上げる時の辛さですが、この日頃には気にならなくなっていました。
もう普通にあげられる感じでした。
7:00 ところで、この日の朝ごはんは、ちょっと豪華系の+200円の朝ご飯をお願いしました。
朝は、これで、温かい挽きたてコーヒーと温かいパンが付いてきます。
が・・・個人的には、朝はこれで+200円は、正直どうなのかと・・・。
自分はコーヒー持ち込んでいたので、それに自由に歩き回れたので、
お金払って挽きたてコーヒーはいらなかったかなと。
それと、温かいパンは良かったものの、特にそれが美味しいかと言うと・・・。
でも、自由に動けないような人にとっては、このメニューは良いと思います。
ちなみに、夜の「豪華系」は+200円の価値はあるかな、と思いました。
入院期間中1回お願いしてみましたが。
8:00 朝の診察。ドレーンは・・・取れませんでした・・・。まだ若干多いということで。
ま、明日には取れるでしょう、とのこと。てことで、どちらにしてもこの日の退院は無理でしたね。
午前中ベッドに横になっていると、隣のドイツ人の方、退院されていきました。
言葉も通じにくい異国での入院で大変だったなと思います。
ですが正直「これで静かになる・・・」とも思いましたw。
お昼前 結局午前中に新たな入院なく、この時点でベッドが2つ空いていたので、
ここで週末になるために 「退院までこの部屋はもう2人のままかな」と思います。
4人部屋に2人。もう一人の方も静かな方でしたし、お見舞いに来られた奥様や
ご家族の方もしっかりされている方のようでしたので、
このまま静かに過ごせるな・・・と思って・・・いました。
午後 ドレーン付けたまま、裏庭から抜け出し、病院の周辺地域を散歩してみました。
夏なので少しスポーティーな恰好であればあまり周囲からも気にならないかなと。
そして、ドレーンは首から下げているので、シャツの中にしまってしまえば問題なし。
そんなに重たくないし。
で、NTT東日本関東病院のある五反田は、すぐ裏が白金とかいう高級住宅街。
歩いていると・・・いやまぁ、豪華な家とかマンションとかがあるある。あと、メルセデスとか、
レクサスとか、高級車が多いです。。。
でも、、古くからここに住んでるんだろうな、という昔からの家もいっぱいあります。
ところで、自分の手術翌日午後から、主治医は学会の関係でこの日まで出張だったのですが、夜20:30頃でしょうか。突然病室に現れました。
驚く自分。自分だけのためではないでしょうけど、こうやって学会帰りの遅い時間にも関わらず、病室に顔を出してくれたことはすごく嬉しいことでした。
□入院6日目(土曜日)。
朝の診察 ドレーン取れました。
お風呂もOKとのこと。
そして、朝、土曜日は病院の一般外来はお休みで、通常の出入り口は閉鎖。ロビーもがら~んとしています。
そのため、裏口から病院裏の中庭を経由して、外へ脱出。また白金周辺を散歩。
お昼頃、部屋がバタバタしてきます。看護師さんも空いているベッドを確認に来ていました。するとそのうちに隣に緊急入院の方。ご家族も多数。
午後からは奥さんのお見舞い。まだ隣がバタバタしていたので、奥さんと食事ルームへ行ってしばし会話。しかし、この食事ルームがクーラーも入っていなくて暑い暑い。。。30分もしないでコンビニに降りて買い物して、結局病室に戻りました。
ミニストップのデザートはやはり美味しい!
□入院7日目(日曜日)。
この日も、裏口から病院裏の中庭を経由して、外へ脱出。また白金周辺を散歩。
午後に入院費用の概算を持って、病院の担当者が来てくれます。
高額医療費限度額申請のおかげで、費用は9万円ちょっとでした。
で、それがなかったらならいくら掛かったのかざっくりと点数計算みてみますと・・・28万くらい・・・。
う~ん、結構高いのね・・・。7泊8日で22~23万くらいかと思いましたが、NTT東日本関東病院、しっかりとしてると思いますが、病院としてはちょっとお高めかもしれません。
夜ご飯前にお風呂に入ります。今回の入院最後のお風呂です。
1回目の時よりも予約は埋まっていましたが、それでも空の方が多かったです。やはり部屋にシャワーが付いているのが大きいのでしょうか。部屋のシャワーを使う方が多いのかもしれません。
ところで、昨日急遽入ってきたお隣の方。
携帯(スマホ)の着信音は切っていないは、掛かってきた電話には出るは、正直、いい迷惑でした。
かなり高齢の方のようでしたが、ちょっとこれでは同情する気になれません。しかも、身体良くなったのか、既にいろいろウロチョロ動かれていたので、外で電話も出来るだろうに・・・。と言いますか、着信音は切れ!!と思います。電話はここで話すな!!
それに聞こえてくる話を聞いていると、電話を掛けてきているのも、どうやら奥様か家族のような感じでした。
本人病室から出歩いていて、携帯置きっぱなしにしていて電話に出られないでいても、延々と着信音が鳴っています(10コール以上)。
入院しているの分かっているんだから、そもそも電話もしてくるなよと。着信を知らせたいなら、数秒で良いだろうに。マナーなってないなぁ、と思いました。入院の時のご家族の様子見ていると、みんな決して変な感じしなくて、ちゃんとした家族に見えてたんですけどねぇ。世の中には色々な方がいますね。
しかし、昨日は家族総出にようにたくさん人が来ていたのに、この日は誰も来ず。いったいどんな家族なのだろう。。。
そろそろ退院です。。。
でもまた長いので(^^;、退院は次回に。。。
甲状腺がん(6)
手術も終わり、翌日の話です。
■入院と手術(その3)~入院(手術後1)
入院3日目(水曜日)。手術後2日目。
5:00頃 起床。
窓の外が明るいから、その光で目覚める。まだ真夏ではなくこの時間は涼しいので、この日も窓を開けたらすごく気持ち良かったです。
でも朝ごはんまですることなし。とりあえず、棟の食事スペースまで行ってコーヒー用のお湯を入れに行きます
ベッド毎に枕元にテレビがあるものの、特に見ることもなく過ごします。
6:00頃 看護師さんの検査。体温やら血圧やら。
血圧は普通。体温はやや高め。でも36度台後半。まぁ、ちょっと落ち着いてきたか。
7:00頃 朝ごはん。もう普通。ふりかけ活躍。
8:00頃 朝の診察。主治医ではなく、他の若い先生たち勢ぞろいによる診察。
男性は若い感じで良いし、女性の先生陣は美人が多いです(これ結構重要な要素!!)。
傷口は問題なく綺麗。ドレーンに溜まってる血を抜きます。まだドボドボとコップに溜まっていきます。
でも血は・・・綺麗ですね、とのこと。
ちなみに診察は病棟階にある診察室で行われるので移動は楽です。
なお、まだシャワーはNG
10:00頃 起き上がるのはまだ首がしんどい。
体調的には悪くないので、暇。ということで、2階のコンビニ(ministop)に行って買い物。
デザートやら、病院食に野菜が少ない感じがしたので、サラダを買ったり。
このあと退院の日まで、大体1日に2回くらいはコンビニに行くことになります。
そして、前日空いたベッドに、早速に入院患者の方。聞こえてくる話からは茨城の方らしい。
午後から奥さんがお見舞いに来る。部屋ではあまり話せないので、2階のフリースぺースにて夕方まで話します。
自宅からは近くはないので、ここまで来てくれる奥さんには感謝しかありません。
暫く2階にあるフリースペースで、ミニストップで買ったデザート食べながら会話。ミニストップのデザート、なかなかに侮れません。
奥さん帰宅すると、さすがに寂しいです。。。
そして、自分の向かいにいた方が転院されて、前のベッドが綺麗になっていました。
ちなみにNTT東日本関東病院では朝晩は食事が選択制。大体、和系、洋系(か、中華系)、ちょっとだけ豪華系。
で、この日は夕食の「ちょっと豪華系」では「牛丼」があったのですが、
選択は「前日のお昼まで」と決まっていて、それを伝える「用紙」は朝ごはんの時に配られます。
で、前日(手術当日)の朝は当然自分は朝ごはんが配られていない訳で・・・(涙)。
病院も、ここはもうちょい配慮してもらえると嬉しいかなぁ。。。
この日はまだシャワー浴びれず。看護師さんがタオルを持ってきてくれます。
ちなみに、タオルは温かいタオルを毎日持ってきてくれるのですが、これがかなり熱い!!
少し放っておいて、少し冷ましてから使うようにしていましたが、
ある日は、冷まそうと放っておいたら、使わないうちに、看護師さんに持ち帰られてしまいました。。。お~い。。。
夜になり大雨。梅雨なのに、入院期間中唯一の雨の夜でした。ベッドに横になりながら雷鳴を聞いて、外に時々光る稲光を見ていました。あとは、奥さん、帰る途中で雨に降られないか心配ではありました。
21:00頃 就寝。
この日は安定剤を持ってきてもらえず。「いらない」とも言っていないのに、忘れられたか?21:00前に一度寝ていたので、その頃に来られて寝ていたからそのままにされたような気もします。でもこの日は結構夜中に何度も目が覚めました。理由分からず。やっぱり安定剤もらっておけばよかった。。。(翌日から忘れず毎日安定剤もらうようにしました)
入院4日目(木曜日)。
朝
体調など変わらず。まだ首がちょっとしんどいのと、体調的に重い感じ。
朝の診察で「明日にはドレーン抜けるかな」という話だったので、ちょっと翌日に期待。
ドレーンから抜いた血の量は、明らかに昨日よりも減っていました。
この日からシャワーOKもらいました。
途中、同じ部屋の、昨日入院された方が手術に向かいました。
この日は、夜はシャワー浴びました。首の下あたりからOKと言われても、ドレーンの扱い難しく、
結局お腹のあたりから下しかシャワー浴びませんでした。
でも久々のシャワー気持ちよかったです。
ところで隣のドイツ人の方。毎日のように奥様がお見舞いに来ました。
最初は「仲いいなぁ」と思っていたのですが、この奥様、とにかく声が大きいし、しかもずーっと話しかけてます。そして、大体お見舞い開始時間に来て、夜までいます。その間ほぼずっとしゃべりっぱなし・・・。隣のベッドの自分もさすがに「うるさいよ~」と思い悩まされました。が、言葉も通じない異国で、旦那も奥様も寂しいんだろうから仕方がないよなぁ、と思い我慢。どうしようもない時は、デイルームに行って本読んだり、散歩したりしてました。。。
でも、旦那さん、寝たきりという訳でもないのに。。。そんなに話すことあるなら、デイルームか食堂に行ってほしかったし、看護師さんもそういう案内してくださいよ。。。
そしてこの日は検査があったのか、それで許されたのか、10時頃には部屋に来ていました。そして相変わらず普通の声でずっと旦那様に話しかけています。そして結局検査に出て行ったのは、お昼すぎ頃という。。。
午後はちょっと病院裏の公園(病院の施設の一部。一応「中庭」の扱いですが、実際には「裏庭」という表現の方が合っていそうな。。。)に行ってました。仕事で来た時に、ここで休憩したりしてましたが、実際に自分が入院でここに来るとは。。。ちょっと暑かったですが、木陰にはいると気持ち良かったりもしました。
ついついいろいろ書いてしまうので、また長くなってきてしまいました。。。
入院5日目以降はまた次にします。。。