時は21世紀




まど2の中間?高設定で歴史的大敗を喫した2016年に終わりを告げ、後にめまぐるしい変化が起こる激動の2017年が幕を開けた。



そして来る1月




7の日を売りにする、自称トップカンパニー店に、懲りもせずにまたあの男が現れたぁ!!









(駐輪場にて)






キコキコキコ。








ガタン。







(???)「ここで待っとるやでゴールデンレトリー号。ワイはちょいと行かなぁあかんとこがあるさかいな」




チャリンチャリン。



高速走行に熱を持ったゴールデンレトリー号のハンドルの鈴を鳴らしてなだめた後、その男は歴戦の猛者たちが集う、入場ゲートへと足を運ぶ。そして9時30分に訪れる「整理の刻」が来るまでに、移動で乱れた呼吸を整えた。




ファンタジーの酒場よろしく、ガヤガヤと騒ぎ立てる腕自慢たちに囲まれながらしかし、その男は沈着冷静そのもので、当日の狙い台を頭の中で推し測りながら、カウンターを持って動き回る常勤の男性スタッフの動向を静かに見守っていた。




そして、スタッフより締め切りの号令がかけられる。



途端に、口を閉じる常連たち。

動き出す列。

はりつめた緊張感。

直前までの賑やかな様子とは打って変わって、ピリピリとした静電気のような空気が場を包む。



そして最前列に近づくにつれて、その緊張感が爆発したかのように辺りがまた騒がしくなり、目の前で人がまばらに散っていった様子を目に捉えられるぐらいに列が進んだ頃、遂にその時はやってきた。



スタッフ「おはようございます。整理券はお一人様一枚でお願いします」




(???)「店長よ…………今こそ天に帰る時が来たのだ」




スタッフ「?」




(???)「2週間待った。ワイはこの時が来るまで2週間待ったんや」




スタッフ「あのぅ、お客様?」




(???)「フフフ……ワイが誰かって? 7の日あるところに、その男あり。その男いるところに7の日あり。つまり?」





(7の日養分)「ワイの名前は7の日プロ、もはやワイ自身が7の日や!





スタッフ「いいから早く引けよ」





すいまセンチュリーターイム!






そして、黄金の肉球が宙を舞う。




その手に掴んだ紙を、思い出ともにポッケに入れて、7の日養分は駐輪場に首輪でつないだ愛車の元へと戻る。





7の日養分「おう、待たせたなゴールデンレトリー号! 今帰ってきたやで!」




チャリンチャリン




鈴の音が嬉しそうに鳴る。まるで大型犬が尻尾を大きく振っているかのような軽快な響きだ。



7の日養分「よーしよしよし、ええ子で待ってたみたいやな! そや、今な整理券もらって来てん。まだ見てないから、一緒に見るか!」




チャリンチャリン




7の日養分「そう急かすなやて! いくで、ほら開くで? いっせーのーせ!」


















189














7の日養分「」






チャリンチャリン
















(入場前)



7の日養分「はぁ、何の機種行けばええんやろか」ボケー



7の日養分「ファッ?! もう列動き出しとるやん! やばいでやばいで、まだ何も狙い台決めてない状況で入店した時に負ける確率安定の90%越えやで! どうすんねんどうすんねんファーーーーーーーーーー 」






ここで一句。



人波に


もまれて入店


初稼働



( ´∀`)v



というわけで、その後7の日養分が流されるがままに、2017年最初の実践機種に選んだもの。






それは!!!!!
















覚えてないにゃ←







ただひとつ言えることは、気づけばジャグラーを打っていてしかも、それなりに負けていたことくらい。




やばたん、やばたん。


ジャグラーもええ台あらかた判明して座るとこないし、このままじゃやばたん。




どうすんねん7の日!



7の日どうすんねん!!!



あああああああーーーーーーー!!!!







チャリンチャリン






心急いで、いそいそと投入口にコインを投入していたその時、不意にゴールデンレトリー号の鳴き声が聞こえた気がした。



その、騒音の中でも心に染み込んでくる鈴の音に、乱れていた心は落ち着きを取り戻し、7の日養分は動かしていた手を止めて目を閉じる。




7の日養分「……そや、ワイはなんて大切なことを忘れてたんや」




聞き間違いか空耳か、今のこののっぴらきならぬ状況で聞こえてきた天の鳴き声の、その意味を探る。


蘇る思い出。



牛丼屋に入るにもコンビニに行くにもアマゾンの奥地に入るにも、いつも一緒だった、ゴールデンレトリー号。ワイ達二匹の足があれば、この地球上で行けないところなんてどこにもなかった。






道中に桜があれば足を止めて二匹で見入り、雪が降ればお互いの足を支え合いながらバランスをとって前に進んだ。



そんなゴールデンレトリー号とのかけがえのない思い出は、今も昔も忘れない。




7の日養分(当時はワイが車の免許を持ってなかったこともあって、どこへ行くにもよう一緒に動き回っとったなあ…………ハッ!?)



そこまで感慨にふけっていた時、唐突に7の日養分に衝撃が走る。




7の日養分「なるほど……そういうことやったんや」



すべてを悟った7の日養分は、コインを清算し、低設定のジャグラーに見切りをつけて、箱ごと席を立つ。


行き先は決まっていない。


そして本来は次に座る台を確保してから席を立つのがセオリー。


しかし、いま肝心なのはそうではない。




7の日養分「せや、今のワイに必要なのは動くことや。動き回ることや! この両足動かして、頭からつま先までぜんぶ活性化させたその力で、良台見つけてすぐ座ることや! せやんなゴールデンレトリー号!!!」




チャリンチャリン




頭の中で響いた鈴の音に、 7の日養分は確信する。



そうや、ワイは動き回るんや。


何のためにこの下半身の筋肉があると思ってんねん。


ゴールデンレトリー号がペット禁止で店内に入ってこれん今、今あるこの両足だけが二匹をつなぐ思い出の絆や!!!





行くでゴールデンレトリー号!!!




両手に微々たるコインが入った箱をぶら下げ、 7の日養分は店内を闊歩する。


正月明けで店内盛況の中、空いている台はどれも、ジジババさえ腰を抜かして手をつけないほどのクソ台ばかり。この瓦礫の中から、少しこすれば光り輝きそうな原石を見つけ出すのは至難の技だ。


しかし、 7の日養分は諦めない。


動いて動いて動き回る覚悟で、店内を半周しようかといったその時、歴史が動いた





7の日養分「おい…………なんや、コレは」



目の前に飛び込んできた光景に、 7の日養分は一瞬目を疑う。


人がおらずにそこだけ閉村したかのように過疎っているとあるAタイプの島。


そしてその原因を象徴するかのように、その島で一際異彩を放つ台がそこにはあった。


その機種の名は、A-SLOT北斗の拳 将




以前に一度だけ最高設定を掴んだこともある、ある程度回せば設定が上か下か分かりやすいタイプの、いわば北斗強敵の筐体使い回し台だ。



それが今、1600回転回された状態で放置されている。


そして最後のボーナスから回された当該ゲーム数は驚きの、



7の日養分「816はまり、だと……?」



これには劇中の挿入歌ピエロを歌う上木彩もびっくりのクソはまりに、おやつの時間を過ぎた時点でも誰も座っていないのは、そのG数を見れば誰もが納得できる。


一体何人のAタイプのはまり狙いコジキが、この台の前に涙を飲んできたのだろうか。いやはや、想像しただけで身震いしてくるほどだ。

ここは一つ、手を合わせておくか……。




コインを詰めた箱を椅子に置き、Aタイプはまり狙いコジキの怨念を供養しようとしたその時、7の日養分はふと、その違和感に気づく。



待てよ……この平日ですら1000回転回されない不人気台が、なぜ今日に限ってこんなに回されたあげく、しかも、ここまではめられているのか。


前任者が、負けず嫌い投資養分だとしても、これはいくら何でも、、、とりあえず履歴ポチー。


するとどうでしょう!



朝イチ即1000枚

1000回転で7:3

そしてグラフは今現在±0付近





つまりこれは。



「そこにあるかもしれない」台。



でも、まだそうとはわからない台。





──さあ、どうする? 7の日養分──






7の日養分「フ、フフフ……。何や自分が試されてるように錯覚してまう台やな。アカン、足が震えてきとる((()))。これが武者震いって奴か」



ちなみに、前回まど2でやられたこともあり、この時の財布の中身は既にデンジャーゾーン。



はまれば転落。


当たれば官軍。


そんな崖っぷちに立たされた状況にしかし、ここぞとばかりにスロッターの熱き魂が燃え上がる。









7の日養分「……ククク、上等やん。そのクソはまり、ワイが地獄に流したるタル爆弾!」



椅子に着席!



コイン投入!



ハアアアアァーーー今こそ天に帰る時が来たんやでケンシロウユワッシャー!!












~それから時は流れ~










7の日養分「はあ、はぁ、中々やるやん……。でもな、ワイには負けらへん理由があんねん! うおおおぉーーーこれがワイとゴールデンレトリー号との思い出の絆やあああああああーーーーーーー!!!!





押すんやああぁ!






ペチイイィン!









ジャギ「ぐはあ」









7の日養分「ケンシロウ、もうええんやで。はまりと闘わんくても、ええんやで」(( ;ω;)) 顔フリー








ケンシロウ「7の日養分さん……」










ケンシロウ「どうぞ狙ってやって下さい」








ファーーーーーーーーーー













(その後まとめ)

投資2kで当たり、ビッグ。
即1000枚。やたらベル良い気がする。
マイスロ入れて続行。道中に異色を引いて確信。ぶん回し。



トロフィーこそでなかったものの、




弱スイカで当たったり、





今までのはまりが嘘のように、その後も当たりが早かったり、



特殊チェリーなんかも引いた結果、





















なんやかんやで3500枚近く出てからの、最後はまって止め。
















全★






勝利★










した分を翌日以降に普通に溶かしてプラマイ0にした後(!?)の運命の1/11から、新たな伝説が始まります。




次回


柴犬マエストロの限定ジャグラー宣言



の前にバラエティ稼働を挟むかもです。




負けている時は投資を止めて動き回るという手もある魔界村
AD

コメント(4)